先日のこと。
お風呂上りに突然の寒気におそわれ、
全身の震えと手の痺れを感じました。
今回は、
意外と経験している人も多いという「悪寒戦慄(おかんせんりつ)」について書いていきます。
思い出すのも恐ろしい寒気
お風呂であたたまったあとだというのに、突然の寒気。
全身が痙攣のように大きく震えました。
神経がちぎれるような手の痺れもあって、
着替えも手に取れません。
正直なところ、死ぬかもしれないと思いました。
普通の寒気とは全然違います。
(ちなみにそのとき、近辺のエアコンも切っていました)
何とか着替えて夫を呼びましたが、
鏡を見ると唇の色が真っ青。
夫によれば、手の色が血の気のない黒っぽい色だったそう。
一人のときでなくて良かったです。
温かいブランケットにくるまってすぐに布団に入っても、
しばらく寒気はおさまりませんでした。
幸い、温かい飲み物を飲んだりしているうちにおさまりましたが……。
あとでネットで調べてみると、
「悪寒戦慄(おかんせんりつ)」という症状があることが分かりました。
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悪寒戦慄とは
悪寒戦慄とは発熱初期に起こる悪寒に加えて身震いもしくは震えも起こるもので、骨格筋が等尺性の収縮をすることで生じる。
体温が下がった時に筋肉を震えさせることで熱を発生させ、体温を保とうとする生理現象。
痛みと鎮痛の基礎知識 - Pain Relief ‐体温調節|滋賀医科大学
主に風邪やインフルエンザでの発熱初期に起こるそうです。
身体を温めるための自然現象なんですね。
悪寒戦慄が起きる、風邪以外の原因
が、私は熱が上がりませんでした(普段風邪を引くとすぐパッと熱が出るのですが)。
調べてみると、他にも要因があるそうです。
1.自律神経の乱れ
自律神経の乱れによって体温調節機能がうまく働かなくなり、
風邪などのように悪寒戦慄が起きるそうです。
ストレスが原因の場合が多いので、リラックスすることが大事とのこと。
2.更年期障害
更年期になると女性ホルモンの減少によって自律神経が乱れて、
悪寒戦慄が起こることもあるそうです。
年齢的に私は当てはまらないと思いますが、今後のために参考になりました。
私の場合は?
結局なにが原因かはっきりとは言えませんが、
自律神経の乱れから来たのかもしれません。
PMS(月経前症候群)と思われる不調があり、穏やかではなかったように思います。
ちなみに悪寒戦慄それ自体は、致命的なダメージになることはないそうです。
なので、まずは気持ちを落ち着かせることが大切。
ただし風邪や自律神経の乱れなど、
前述の理由に心当たりがない場合は注意が必要です。
場合によっては、
虫垂炎や肺炎、食中毒などさまざまな病気が原因であることもあるとか。
重篤な病気の初期症状であることもあるそうなので、
繰り返し悪寒を感じるなど、少しでも心当たりがあったらすぐに病院にかかることが大切ですね。
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