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ダサい提案書を改善しよう!パワポデザイン3つの超基本ルール

ダサい提案書を改善しよう!パワポデザイン3つの超基本ルール 営業活動において「提案書」は必須ですよね。しかし、いざ作ってみると「パワポがダサい!」と一蹴された、なんて経験ありませんか?

良い提案書をもってこいと言われても、どうしたらいいかわからない!
そんなあなたも安心してください。とっても簡単なデザインのルールをおさえるだけで、きれいで伝わる提案書を書くことができるのです。
ダサい提案書から卒業するためにも、提案書に関する基本的な知識と、ちょっとしたデザインのセンスを身につけていきましょう。

そもそも提案書とは?

提案書=「伝わる」手段

提案書の「提案」という言葉は、「議案・考え・意見を提出する」という意味です。提案をビジネスの場面で考えると、お客様に対して、営業パーソンとしての意見を提出することですよね。
つまり提案書は、お客様に対して自分が伝えたい意見をまとめた文書なのです。法人営業における提案書では主に、以下の4つの内容をわかりやすく書いていきます。

  • ①お客様の抱える課題
  • ②課題に対する解決策
  • ③自社のサービス・製品でできること
  • ④費用やスケジュール

営業活動において、なぜ提案書は重要なのか?

その理由は、提案内容に対するお客様の理解が深まるからです。

学校で、先生の話がわからなくなった経験はありませんか?
話し言葉では、次の言葉の予測が出来ません。予測が出来ない話を聞くことは人間にとって難しく、話を理解できなかったり、文章の前半しか覚えていなかったりすることがしばしばあります。
商談で、お客様に提案内容を理解してもらえないと困りますよね。提案書という文字やオブジェクトの形にしておくことで、お客様が改めて思い出すこともできます。

ダサい提案書だと、どんなことが起きてしまうのか?

言いたいことが伝わらず、印象にも残らない

提案書の「デザイン」には2つの役割があります。

1、お客様に「ストレスなく情報を伝える」という役割

デザインがダサくとも、ただただ情報を伝えることならできますが、それでは要点が伝わっていないかもしれません。デザインを用いて情報を論理的に整理することで、お客様がストレスなく提案内容を理解できるようになり商談もよりスムーズに進むようになります。

2、「印象に残す」という役割

人間の情報処理に関する研究で、約87%の情報は視覚によって得られているという結果もあるくらいです。きれいな提案書を作ることが非常に重要なのもうなずけますよね。

このように、営業パーソンにとって「ちょっとしたデザインセンス」は「大きな伝える力」になります。伝える力を手に入れることは、売れる営業パーソンになるための近道です。さっそく、ちょっとしたデザインセンスを身につけましょう!!

ダサいパワポを改善する!超簡単な3つのルール

以下の3つのステップで、「ダサいパワポ」=ダサポを「きれいで伝わるパワポ」=イケポにしていきます!

STEP1:ワンスライド・ワンメッセージ

1枚のスライドにたくさんの情報を載せてしまうのはナンセンス。基本は1枚のスライドには1つのメッセージを書くようにしましょう。意見が明確に伝わります。

×ダサポ:要素を詰め込みすぎて読む気がでない!!
ダサポ:要素をつめこむ
◎これでイケポ!:メッセージはひとつにすると、言いたいことが明確!
イケポ:1スライドにメッセージはひとつ

STEP2:整列させる

見やすいデザインを作るコツは、「整列させる」ことです。文章、図、表、どれもまずは端を揃え、整列させてみましょう。

×ダサポ:なんだかごちゃごちゃして見にくい!
ダサポ:整列されていない
◎これでイケポ!:図は整列させる、文字はストレスなく読めるようにしてすっきり!
イケポ:整列されている

STEP3:限定する【色・フォント・フォントサイズ】

①色は3色

まずは色を限定してみましょう!この図をご覧ください。

パワポのフォントカラー

このパレットの中から、使う色の数を3色選びます。 これらがベースカラー(背景の色)・メインカラー・アクセントカラーとなります。 ベースカラーは、全体の70%を占める背景の色です。基本的に白にしておきましょう。

続いてメインカラーは、提案書のテーマとなる色です。サービス・製品のテーマカラーや、企業のテーマカラーから選択すると間違いありません。色が必要なときは、基本メインカラーとして選んだ色を使いましょう。

最後にアクセントカラーは、強調させたい場所に使用する色です。同時にメリハリをつけ、全体を引き締める効果を持っています。ここではメインカラーに合わせて好きな色を選びましょう!本当に強調したいところにだけ、アクセントカラーを使うのがポイントです。

  7

【豆知識】文字の色は、真っ黒ではなく、少しグレーがかった黒を使うと、資料を見る人が、疲れにくく見やすいパワポになりますよ。

②フォントは1種類

続いて、フォントを限定していきます。 ひとつの提案書で、いくつものフォントを使うのはNG。以下が、きれいなパワポでよく使われている、オススメのフォントです。

  • Windows:メイリオ、游ゴシック
  • Mac:ヒラギノ

③フォントサイズは部分ごと

最後に、フォントサイズを限定していきます。 フォントサイズとは、文字の大きさのことで、「pt」という単位で示されます。

「本文」は◯pt、「見出し」は△pt、「タイトル」は×ptというように、フォントサイズを限定し、統一しましょう。そうすることで、強調したい箇所の文字を大きくしたときに、目立たせることができます。さらに、提案書全体の統一感も自然に生まれます。

×ダサポ:こんな提案書持ってこられたら…発注しようと思いますか?
ダサポ:フォントと色がバラバラ

◎イケポ:きれいで見やすいパワポになりましたね!
イケポ:フォントと色が揃っている

さいごに

ではここで、「ダサポがイケポになる3つのポイント」をおさらいしましょう!

ポイント①ワンスライド・ワンメッセージ
1枚のスライドに1つのメッセージを。言いたいことのつめこみすぎに気を付けよう
ポイント②整列・整頓
文章、図、表、どれもまずは端を揃え、整列させましょう。
ポイント③色・フォント・フォントサイズを限定
色は3色まで、フォントは統一、フォントサイズは全体で見出しは〇ptで本文は〇ptなど統一させましょう。

デザインの重要性を感じていただけましたか?提案書はお客様に理解してもらうために作成するもの。ちょっとしたデザインセンスを身につけると、提案の質をぐっと上げることができます。
ワンスライド・ワンメッセージ、整列、限定。この簡単3ステップで、早速手元にある提案書を手直ししてみてはいかがでしょうか?

BtoBマーケティングスタートアップガイド(基本編)

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