ご訪問ありがとうございます。
いつもは犬マンガを載せているブログですが、今回は
マンガを載せていないので、マンガを読みに来た方、すみません汗
写真も一枚しか載っていません…。
今回はマンガじゃなくて、イラストをあれこれ描いてみました。
最近、はてなブログの中でイラストを描いている人のブログをちょこちょこ見に行っているのですが、そういえば私のブログはマンガばっかりだなーと思ったので、たまにはそれ以外もいいかなと思って、描き溜めていたイラストを貼っていきますね。
お時間がありましたらお付き合いください(´・∀・`)
犬ブログですので、てんすけを普段と違うタッチで色々描いてみました。
下書きはアナログなのですが、着色はデジタルでやっています。私が使っているのはMacなので、使ったソフトは
Corel Painter12
と、
Adobe Photoshop CS6
Adobe Photoshop CS6 Extended Macintosh版 (旧製品)
- 出版社/メーカー: アドビシステムズ
- 発売日: 2012/05/11
- メディア: DVD-ROM
- この商品を含むブログを見る
です。もうだいぶ古いソフトになってしまった…。高価なのでなかなか最新のものは買えませんし、Mac自体も変えないとなぁ(遠い目)常に最新のマシンを使っている人は憧れの目で見てしまう。
では、イラストを貼っていきますので、
ざざーっと見ていただけたら嬉しいです。ドキドキ(;´∀`)
さて、まず元にした写真はこちら。
この写真を元にイラスト化しました。
まずはじめに、一枚目がこちら。
水彩タッチ。
ふんわりした色合いにしたので優しい雰囲気になります。ラインは色鉛筆ツール、そこにレイヤー分けして水彩を乗せていく描き方をしています。挿絵とかに使われるタッチですね。
ブラシは水彩用に自分でアレンジしたもの。色鉛筆の線はそのままアレンジなしで使っています。もうちょっと鉛筆っぽくガサガサしたラインにしても雰囲気が出たと思います。
続いて2枚目。
リアルタッチ。
本物に近い画風。毛のもふもふ感と厚みを出しました。でも可愛さはあまり出ていません。動物はリアルに描くと可愛くなくなるんですよね。本物は可愛いのにそこが不思議で、ぬいぐるみと同様に忠実に再現したら可愛くなくなる法則。外国のぬいぐるみはリアルに鼻の穴が再現されていたり、目の構造も複雑になっていて可愛さが減っていますが、イラストも同じです。
これはチョークというブラシを使っています。不透明感は100%で、重ねて重ねて描いていくタッチ。
続いて3枚目。
マンガ風。ペットの似顔絵グッズとかを作っているところに依頼した場合こういうタッチが多い気がします。適度にデフォルメして可愛さを強調しつつ、リアルにも近づけて似させていくタッチ。写真に比べて多少等身を短くして、より可愛さを出しています。
これはほぼPhotoshopで描いています。
そして4枚目。
Painterのデジタル水彩ツールを使って、マーカーで描いたように主線を描き、Photoshopで色付けしています。前に描いたぽん吉くんはこのタッチで描きました。もふもふした感じとてんすけのぬいぐるみ感をより強調し、本物よりも遠いけれども、てんすけってわかるような感じになっています。可愛さを一番前面に出すとデフォルメすることになってこうなります。
ぽん吉くんを描いた記事↓
さらに顔だけを別のタッチで描いてみます。この描き方は写真を見ながら自分から見たてんすけの顔を再現するようなイメージで描いていますので主観が入り、リアルから遠のきます。これはアナログで主線を描いたものをスキャンして取り込み、いらない線を整理しつつ色を変え、色はPainterのデジタル水彩で乗せています。
ちょっとマンガっぽくなりますね。(;´∀`)
私を見るてんすけはこんな顔をしています。
これをもうちょっとリアルなタッチで描いてみます。
ちょっと絵本風のイラストになりました。
これはPainterのオイルパステルというブラシで描いています。上のと同じようなイラストなんですが、描き方を変えると使える用途も変わって来ます。上のイラストはちょっとマンガ風で例えば挿絵とかちょっとした記事のあしらいに使えます。下のイラストはタオルなどにプリントして商品化するようなイメージです。
商品化といえば雑貨屋さんなどで売っている商品に使われているイラストタッチも可愛いので描いてみます。
こんな感じで。
これを柄にしてパターン化したら雑貨になりそう。これはPainterのチョークツールがメインの線になっていて、そこにティントツールを使って色ペンで塗ったような雰囲気にしています。
いつものマンガで描いているタッチは最も速く描けるように最大限に簡略化して描いていますが、そこに至るまでに色々タッチを模索してどうやったら似るか、どうやったら可愛く表現出来るかを検討しました。もふもふした毛ってリアルに描くと可愛くないし、簡略化しすぎるともふもふ感が出ないし、似ないし…とかなり色々描いて今のタッチにたどり着きました。
その結果、いつものこのタッチになっているわけですが↓
案外一番似てる気がするのです…(^ω^)
最後に、無料イラスト素材で有名な「いらすとや」さん風にてんすけを描いてみました。
これはフリー素材ではないので、使わないでくださいね(笑)
いらすとやさんがてんすけを描いたらこんな感じかな〜?と思って描いてみました。これはほぼPhotoshopで描いています。
色使いと顔の描き方に特徴があるんですよね。いらすとやさんのイラストはフリー素材で幅広く使われていますから、どこかでこういうイラスト見たことある、っていう人も多いと思います。( ´∀`)
人間の似顔絵でもそうですが、よりリアルに描けば似るというわけではなく、ぱっと見た印象を描くことによって、見た人が「似てる」と思うものになるので、どう描けば見た人に自分が思ったイメージを伝えられるかが、イラスト化のポイントになると思っています。
良く街中で見かける似顔絵イラストは、デフォルメがきつくて美しさや可愛さを無視してるように見えてしまって、あまり好きじゃないんです。
例えば頬骨が張った女性を描く時に、そこを強調すると似るかもしれませんが美しさは遠ざかりますよね。造形として似るよりも印象として似る方が見ていて楽しいんじゃないかと思います。
てんすけをマンガにした時、リアルを知っている人に「一目でてんちゃんってわかったよ」と言ってもらえたので(嬉しい)イラスト化は成功と言えるかな?
まあ、てんすけは見た目が個性的なので似せやすいんですが…(;^ω^)
上記のイラストは全てMacを使って描いています。というより普段のマンガもブログも全部Macでやってます。
ネット上でイラストを公開している人はPCを使って描いている人がとても多く、SAIなどが人気のソフトですね。
私はPCメインではないのでイラスト用PCソフトは持っていませんが、昔は絵を描く人といえばMacだったのが時代が変わったなあ…と思います。(´ω`)Macよりずっと安価でソフトが手に入るのが魅力的ですね。
長々とイラストを貼り付けただけの記事でした。他にもアニメ風タッチとか少年漫画タッチとかいろいろ描いてみたかったのですが、一つの記事に描きすぎるとアレなので、また機会があったら描こうと思います。(需要あるのか…?)もし良かったらどのタッチが好みとかコメントしていただけると嬉しいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。あーいつもと違うのをお見せするのは緊張します…!お目汚しですみません。
次回はいつも通りの犬マンガの予定です〜。