Twitterは7月21日、攻撃的なツイートや嫌がらせへの対策の成果を、報道陣向けにアピールした。攻撃的なアカウントに対する機能制限などの措置を「昨年の10倍以上」行ってきており、「ここ半年で攻撃的なツイートは大幅に減った」などとしている。
同社は今年1月、安全性を高めるための対策に注力すると発表。嫌がらせ対策に力を入れてきた。
これまでに、嫌がらせとみられるツイートや質の低いツイートを見えにくくしたり、ブロック・ミュートしたアカウントからの通知数を減らしたり、アカウントを停止されたユーザーが新しいアカウントをつくることを阻止するなどの対策を採ってきた。
昨年の今ごろと比較すると、攻撃的な行為を行っているアカウントに10倍以上の措置を実施。毎日、何千ものアカウントの機能を制限したり凍結しており、ここ4カ月に削除した数は、それ以前と比べて倍に上るという。
攻撃的なユーザーの行動の変化を促すためアカウントの機能を一時的に制限し、その理由を伝えるという活動を行った結果、該当アカウントからの攻撃的な行為に関する報告が25%減少。該当アカウントの65%は、制限を受けた回数が1度だけにとどまったという。
同社は引き続き、専門家などから意見を求めながら、「Twitterを自由な表現ができる安全な場所にすることに今後も力を入れる」としている。
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