普段私はSBI証券を通じて米国株を保有していますが、ここだけの話、SBI証券の外国証券専用ページは正直今一つです。
何がイケていないかというと、とにかく自分のポートフォリオを構成する銘柄別の情報を、ある程度網羅性を持たせて一覧化する機能がないということです。
保有証券一覧はあるにはありますが、「現在株価」「保有数量」「取得単価」「取得金額」「評価損益」のみと、如何せん情報が少な過ぎます。確かに、それぞれの銘柄を掘りに行けば必要な情報は見られますが、毎回7銘柄分をやるわけには行きません。
SBI証券を使っている米国株投資家の皆さんは、どのような評価ですか?
私の場合、基本的に長期放置型の投資スタイルということもあり、頻繁に売買する訳ではないので、本当に必要かと言われるとそういうわけでもないのですが、自分のポートフォリオに関する主要データをいつでも即座に見渡すことができないというのは個人的に我慢できません。
そんな訳で、何となく逆に手間が余計にかかっている感はありますが、別途Excelシートに自分が欲しいデータだけを集めた米国株ポートフォリオ管理シートを作成しているので、今日はそれを恥ずかしげもなくご紹介してみようと思います。
最初に言っておきますが、あくまでも私の好みですし、理由もなくただ見たいというデータも含まれているので、「こんなデータを見てどうするの?」とか、「いらないんじゃね?」とかはあるかと思いますが悪しからず。
パート1
保有株数と購入単価に始まり、主にポートフォリオの構成比率を管理する情報が並んでいる部分です。
基本的に目標とする構成比があるので、その比率と主に円換算での時価総額構成比を見比べながら、毎月の追加購入銘柄を決めています。
ドルベースでの時価総額で管理するやり方もあるかと思いますが、為替の状況も加味した形で構成比が下がっているものを追加購入することで、最終的な円換算でのパフォーマンスを改善させることを狙いとしています。
パート2
続いては、時価総額と投資額を管理している部分になります。
先ほど書いた通り、基本的には円換算での時価総額を使っていますが、一方投資総額も個人的には併せて参考にすべき必要な情報だと考えています。
例えば、時価総額の構成比をベースに、株価が下がっている銘柄に追加投資をしていく方法を採用していると、場合によっては過剰にリスクをかかえてしまう可能性があるので、投資額の構成比も必ず確認するようにしています。
パート3
最後は配当金周りの情報を管理している部分です。
私が好む連続増配を基本とする米国株銘柄の場合、毎年のように増配するため、頻繁に修正が必要になる部分なので面倒ではありますが、同時に喜びの瞬間でもあるので、あまり苦になりません。
基本的には、ドルベースで算出した配当金や配当利回りを見ていますが、所得額や税金面で利用されるのは円換算になるので、特に損益通算をしている私にとっては円換算での配当金額も一応チェックするようにしています。
目先の目標は税込み円換算で60万円ですが、現在ちょうどギリギリのラインにいるので、為替の状況で達成したり下回ったりという行ったり来たりの状況ですがほぼ達成と考えています。次は税抜きで60万円が目標です。
最後に
私の管理シートはいかがでしたでしょうか?
もっと拘ろうと思うともう少し算出したいデータはありますが、そこまで行くと本当に趣味の世界に入り込んでしまうので今のところ自粛しています。
本当は、SBI証券の画面で、このぐらいの情報を常に最新の状態で見せてくれるようにしてくれると良いのですが、まだまだ米国株投資家の数が多くないので、そこまで投資する必要性を感じないというところでしょうね。
先日、楽天証券の外国株取引手数料がSBI証券と同じ条件まで引き下げられましたが、サービスレベル的にはまだ楽天証券の方が優れている印象なので、今後の状況によっては鞍替えするかもしれません。
皆さんはどのようにポートフォリオ管理をしていますか?