ザブロウハウスを知ってる奴がいないんだ
俺たちがいつも話してるあの角の家のことだけど、
不気味な屋敷で誰も中に入る勇気がなかった。
扉には板が打ち付けられていて、「用心」なんて書かれた看板があって、肝試しでも誰もその屋敷には入りたがらなかったよ。
のんびりしたこの街でその屋敷だけが恐怖でさ。
不気味だって言っても、その正体さえ見れば別に怖いことなんてないさ。
でもさ、
壁には何かの影が映ってて、
廊下からは何かの声が聞こえる。
あきらかにネズミだけじゃない何かを感じる。
その屋敷をみんなはザブロウハウスって呼んでるんだ。
トランポリンか何かで飛び上がると中が見えるはずだ。
ハンニバルみたいな奴が斧と人の生首を持ってたりして、、
もしもキレイな子がぼくの手を握っててくれたら、
俺はもっと近くで狂った奴を見る勇気があったと思うんだ。
でもさ、
壁には何かの影が映ってて、
廊下からは何かの声が聞こえる。
あきらかにネズミだけじゃない何かを感じる。
その屋敷をみんなはザブロウハウスって呼んでるんだ。
ははは、、、ザブロウ!ザブロウ!ザブロウ!
オウズリーのザブロウハウスっていう曲を、わかりやすくちょっと物語風に書いてみました。
Zavelow House - Owsley
ワルバム全体捨て曲なしって感じの名盤!
アルバムを聴いた時はまいったね。ポップロックで気持ちいい。
あ!ビートルズが好きなんだろうなー!ってすぐわかるサウンド
オウズリーには Oh No The Radio / Coming Up Roses などのヒット曲がある。
中でも気に入ったのがこのザブロウハウスだ。
ザブロウってなんだろうとネットで調べたけど、結局意味がわからなかった。
ザブロウで調べると、もしかして「三郎」とか出てきて爆笑した。
三郎ハウスも悪くない(笑)
Zavelow Houseって結局、お化け屋敷とか幽霊屋敷みたいな意味なんだろうな。
サウンドは本当に軽快なロックチューン!
ズンパズズンパ!っていうドラムから、ロックンロールなギターリフにオウズリーのハスキーな声が入る。
どんどん盛り上がってモノポリーなシンセサイザーの可愛いソロが入って、「ザブロウ!ザブロウ!ザブロウ!」って歌うのが楽しい。耳に残っちゃう。
このアルバムは1999年に発売されている。
残念ながらオウズリーは2010年の4月30日に、44歳で自らの命を絶っている。ほんと、どうしちゃったんだろうなー、ついにザブロウハウスに行ったのかも。
こっちもそのうち聴いてみます。