富山電停も ドラえもんワールド 万葉線でお披露目
高岡、射水両市を結ぶ万葉線の志貴野中学校前電停(高岡市あわら町)が三日、高岡市出身の漫画家藤子・F・不二雄さんの人気キャラクター「ドラえもん」のデザインにラッピングされた。近くの園児らがドラえもんトラムに乗って電停に登場し、関係者と共に完成を祝った。 市や万葉線でつくる実行委によるドラえもんトラムの運行五周年を記念した企画。二一一二年九月三日生まれのドラえもんの誕生日に合わせて披露した。電停はホーム側にキャラクターと秘密道具をあしらい、道路側はトラムから外を眺めるキャラクターと「どこでもドア」をデザインした。 電停に同市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーへの道順を表示したほか、ギャラリーへ向かう歩道上には誘導表示を設置した。高橋正樹市長は「電停がふるさとギャラリーと一体感のある装いになった」と喜んだ。ラッピングは来年三月まで続ける。 ふるさとギャラリーでは同日、入館者に非売品のポスターを贈った。放生稔ギャラリー長は「先生の生み出したキャラクターに親しみ学ぶきっかけにしてほしい」と話した。(山本拓海)
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