この手紙がフランスから届いたときに、ある意味、僕は感動しました。これは、原発事故の災害を語るのみならず、「避難・移住」という壁に立ちあたっている日本の人々に宛てられていて、福島の皆さんは当然のこととして、「東京も含めた汚染地帯での状況を語ること、そしてそこからの脱走を呼びかけることは重要な争点」という認識でこの手紙が書かれております。日本と同じく、ある意味、原発先進国であるフランスから、このような重要な連帯の手紙がきていることは、全国でこの放射能汚染を回避するために、闘っている皆さんにとっても、大きな励ましとなりますし、しかも、その汚染地(東京も含んだ)からの脱走をよびかけることの大切さも、伝えてくれています。こうした知性が、西ヨーロッパから連帯してくれることに、僕は大きな喜びを持ちますし、皆さんにもお伝えしたいと思います。
これを読んで、貴女は避難をどう考えますか?貴女は「汚染された生」を拒否するのですか?拒否しないのですか?貴女が問われ続けるのです。
「汚染された生を拒否する日本の方々への手紙」
 福島の災害により、フランスにおいても反核運動が少しだけ活気を取り戻しました。私たちも参加したノルマンディーでの二つの重要な結集を思い出しましょう。2011 年11 月にはヴァローニュに800 人が集まり、ラ・アーグ「再処理」工場から出発する核廃棄物運搬列車を妨害しました。その数ヶ月後にはシュフレンヌ(Chesfrene)で、原子力発電所からの送電を行う超高圧送電線の建設に反対するため組織された別の集まりがありました。弱々しくも再生しつつある闘争への貢献を願って、私たちは2012 年の春に一冊の本を出しました。この本の関心はこの災害の社会管理、そして不可視性を組織する国家の論理にあります。あえて挑発的に『フクシマを忘れる(Oublier Fukushima)』と題されたこの本は、1986 年4 月26日のチェルノブイリ原子力発電所事故との多くの類似点を証明しました。
 
この本の一部の日本語訳をみなさまへお届けします。1996 年から2001 年の間にベラルーシで実現された「汚染地帯の復興」を目指すところのエートスおよびCORE 計画についての詳細を述べたものです。その計画とは主にフランス人専門家を中心として行われた、事故後に避難が行われなかった汚染された村における社会的容認の実験です。フランス人たちは住民に「放射能との共生を学ぶ」ための数多くの「慎重な振舞い」を日常に適用するよう求めたのです。その方法は、添付のテキストに記述されているように、住人の健康の改善にはまったく寄与していません。住人たちは病気を罹患し続け、死亡率は上昇を続けています。復興プログラムのもたらした主な効果とは、親たちに罪悪感を植え付けることです。専門家の忠告を十分に守らなかったから、と親たちは子どもの癌の責任を感じています。彼ら彼女らの多くは汚染された地帯を離れることができなかったのです。「汚染地帯の復興」は、汚染農地での生産の継続と生産品の流通を可能としましたが、汚染の減少には何の役にもたっていません。
福島での災害が始まってから1 年半が経過し、チェルノブイリの時と同じフランス人専門家たちが日本人を助けるつもりでいます。福島におけるエートス計画で、彼らは放射線汚染の問題への実践的な解決案を提供する振りをしています。汚染地帯の住民の「意志」を尊重する、という口実で専門家たちは放射線防護と除染の教えを説いて回りながら、人々が汚染地帯に留まることを奨励するのです。2011 年12 月に災害の「収束宣言」を出し、住民の帰郷が可能であると発表した日本国家およびIAEA のプロパガンダを彼らは追随しています。こういった放射線防護の専門家たちは、日本政府に放射線防御基準を年間20mSv まで上げるよう事故の一ヶ月後に忠告したICRP などの国際組織にも参加しているのです。それによって福島県内の学校が素早く再開できた一方で、数十万人を対象とする避難への保証が行われることはないのです。ICPR メンバーとしてこの同じフランス人専門家たちは、経済効率の原則を優先し放射線防御基準の撤廃を目的とする「ALARA(As low as raisonnably achievable)ドクトリン」を普及させているのです。中でもジャック・ロシャールという人物がもっとも有名です。
フランスにいる私たちは、災害によって汚染された地帯に住む人々の身の上についてほとんど何も知りません。私たちのところにまで辿り着く情報とは公的なソースのもので、すなわち核の専門家によってゆがめられたものなのです。影響を被っている人々による直接の証言はごくわずかです。ですがそのような証言こそが、フランスを支配する圧倒的な核の容認にわずかでも亀裂を入れるために必要なのです。日本人でない私たちも、汚染地帯にとどまる「意志」なるものが家族的、文化的、そしてとりわけ経済的な制約から生まれているだろうことは容易に理解できます。日本国家はごくわずかの人々だけを移住させ、避難民認定のシステムや補償金の支給は恣意的で不透明であるように思えます。経済的な手段がなければ避難の問題が困難なものとなることは容易に想像がつきます。別の土地での生活の再開には多くのお金がかかり、特に不動産ローンなどがあれば経済的な負担は大変なものです。さらに日本の他の地域で避難民を受け入れることも難しいことであるようです。誰も選んだ人などいない状況において、家族、カップル、友情が避難の問題を巡って引き裂かれています。すべてを専門家に任せてしまいたい、という誘惑は大きく、その専門家たちにとっては住民の不安こそがビジネスの基盤なのです。土地から引き離される苦悩、他所の土地に遺棄される恐怖、留まることへの大きな望みに応えるため専門家たちは、すでにベラルーシでそうしたように、シニカルにも偽の実践的解決策を提案します。そして彼らは立ち去ることが裏切りである、との考えを住民に植え付けるのです。その間にも子どもたちは鼻血を流し、甲状腺には問題が出てきています。癌の発症率が爆発的に増加するのも時間の問題でしょう。汚染地帯にとどまることは問題を悪化させるだけです。子どもたちの首の周りに取り付けられた線量計は子どもたちを放射線から守りません。国家にとっては「原子力危機」が過ぎ去り、「社会的信頼」が回復し、経済が弱まらず、歴史上最悪の事故によって原子力産業が損なわれないことがすべてなのです。
広島、長崎、キシュテム、スリーマイルアイランド、チェルノブイリ、福島…歴史は繰り返します。勝ち誇る資本主義と原子力社会の発展を、災害が養うことをやめるのはいつのことになるのでしょうか?もしも日本の一部が、日常生活をほんの少し変えれば汚染地帯での生命/生活は可能であることの「生きた」証拠となってしまったら、原子力施設の建設、放射性物質の運搬、核廃棄物の埋設場に対して残りの世界は何を言い、何をすることができるでしょうか?疑いなく、何もできなくなってしまうのです。東京も含めた汚染地帯での状況を語ること、そしてそこからの脱走を呼びかけることは重要な争点なのです。避難を集団的に要求し、国際的なものへとすることが政治的に必要であるとわれわれには思われます。それなくしては、フクシマの災厄と汚染地帯で生き残っている人々は、原子力にとってかつてない最大の広告となってしまうのです。避難が裏切りと見られることが少なくなればなるほど、国家の支配から解放される連帯を想像しやすくなります。福島で生産された品物の購入は連帯行動などではありません。ヒエラルキーも、国家に期待することも、産業が提案する最新ガジェットもなしに、避難の必要性を要求すること、それに正しく貢献すること、集団的に組織すること。それが連帯なのです。
この手紙は原子力およびそれが生み出す世界に対抗する闘争に参加する数十名の男女がフランス全土から集った会議において提案され議論されたものです。この手紙は反原子力を闘い、日本の汚染地帯における生を少し変更して受け入れてしまうことを拒否する人々への招待状です。共通の闘いを導くための議論、出会いへの招待です。あなたたちの反逆する声を国境を越えてフランスまで届けることは、急いでなされなければならないように思えます。フランスにおける原子力の運命は日本のそれに極めて近いのです。
万国のヒバクシャよ、団結せよ!
アルカディ・フィリンヌは『フクシマを忘れる』を共同執筆した三人の筆名です。
連絡先はこちら:arkadifiline@yahoo.fr (英語かフランス語かドイツ語)
「なお、この手紙のフランス語の原文は僕のFacebookのウォールhttp://www.facebook.com/kouta.kinositaにのせてあります。」
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「復興のモルモット」
以下の論考は1996年からベラルーシで実施されたフランスの「汚染地帯復興」プログラム「エートス」についてのものである。創始者の一人ジャック・ロシャールは2011年3月28日に「福島原子力発電所事故によって汚染された地域の事故後管理」を謳う日本政府のワーキング・グループに参加した。ロシャールはエートスの経験の再現を提案した。そして「日本版エートス」開始のために活動することになる幾人かの日本の市民の間に興奮を呼び起こしたのである。
核の宣教団
「チェルノブイリ事故の影響下で生きるということは、生を学び直す、異なる生き方をする、存在の新たな構成要素として放射能を日常生活に受け入れる 、ということなのです。」--フランス語によるエートス紹介文
 ベラルーシ、ウクライナ、ロシアの一部に広がる汚染地域には1000万以上の人々が居住している。原発から数百キロ圏内まででは重化学物質が高濃度汚染地域を生み出した一方、軽量分子はヨーロッパ中を汚染することになる放射線雲を作った。
ベラルーシは原子力産業にとっての恭しい実験場である。最初にそのことを理解したのはフランス人専門家たちで、1996年には「汚染地帯における社会管理」という高貴な性質の研究所に投資を開始した。事情通の原子力高官は一人で二人分の価値がある。「甚大なトラブルに備えておく必要がある」と、放射線分野防護評価研究所(CEPN)長のジャック・ロシャールはこともなげに要約する。実験結果はあらかじめ分かりきっている。馬鹿げた日常の様相に溶け込み、恐怖は消失する。悪夢は明白な事実の外貌を覆い隠さなくてはならない。かくして核の汚染は容認され、近代科学が押し付ける不確実な危険性のリストに加わるに過ぎない。
 1996年から1998年にかけてエートス・プログラムのパイオニアたちの第一波がオルマニー村を包囲した。同村はチェルノブイリからおよそ200kmの距離にある。フランスの核産業全般が生み出す危険な製品を受容させる任務を負った組織であるCEPNが主導権を握る。フランス電力(EDF)、フランス原子力庁(CEA)、コジェマ社(訳注:現アレバ社)、放射線防護・原子力安全研究所(IRSN)の従業員によって構成されているCEPNは詳細な報告書を作成し、国家的リスク管理手段を作り出した。それはとりわけ核施設が発電所の労働者と近隣地域住民を相手に試みたものである。公然の目的はある種の原子力文化とでも言うべきもの、つまり社会的受容の一形式の達成を普及させることである。ベラルーシにおいてCEPNは1990年以降この役割を担い、汚染の少ない地域への人々の移住を最小限に抑えることに貢献してきた。移住が少ないということは国にとって安上がりとなるということ、さらに原子力ロビーにとっては可視化を最小限に抑えられるということを忘れてはならない。1996年にCEPNは現地での活動を開始するためにショック・チームを収集した。「リスクについてのコミュニケーション」を扱う民間企業であるMutadis Consultantも墓場の役割を演じた。Mutadisは産業施設周辺で起こる諍いを骨抜きにする豊かな経験を誇っている。ウルトラ生産性至上主義であるフランスの穀物ロビーの尖兵であるINRAもチームに参加し、復興プログラムにおけるもっとも実入りのいい部分を担った。それには「大地の成熟と再生のための育成プログラム(FERT)」という田園的な名前がつけられている。それまでコルホーズとして集団所有されてきた農地の民営化をFERTは2001年以来受
け持ち、貸付けに頼ることの人気を高め、産業レベルの量の殺虫剤を畑にばらまき、何よりも汚染食品を流通させた。こういったことすべては現地の同業者であるベラルーシ土壌科学研究所(Brissa)との協力関係のもと行われた。汚染拡散の際にはヨーロッパ中すべての者が汚染食品を消費することになる、という流儀についてベラルーシの経験はフランスの生産至上主義農産物ロビーを教化しなくてはならない。事の始めから、ヨーロッパの科学者および専門家たちは現地の自治体およびベラルーシ国家当局と緊密な関係にあり、お互いに原子力の否認主義という強固な経験に基づいていたのだ。20年来継続している移住の拒否という共通の基盤の上で、科学者および政治屋の見解は研究の方向性について一致している。災害の不可視化、長期にわたって断末魔の苦しみを生きながらえさせること…。要するに、チェルノブイリ事故の結果としての汚染地帯の数百万におよぶ住民の健康被害を否認しなくてはならないのだ。ほどなくして、介入の現場はオルマニー村にとどまらず(もっとも汚染の激しい地域にはほど遠い)ストリン地域全般におよぶことになる。5つの村、住民9万人。2001年11月には盛大な国際セミナーの開催によってエートス2が終了する。ストリンでのそのセミナーにはフランスの人道主義および文化的NGOの数々が過剰に参加した。それらNGOのミッションは専門家の指示を現地で拒否する事であった。西側の人間は存在感を強め続けている。参加者150名は「チェルノブイリ事故による汚染地域での生活条件を向上させるための協同(CORE)」プロジェクト立ち上げの必要性について同意した。COREプロジェクトは2003年から2008年にかけて、エートスのチームと密接な関係にある四つの地域をカバーすることになる。
社会的信頼の回復
 これらプログラムとともにフランスの原子力産業は、ベラルーシの村人たちが彼らを殺していく条件において普通に生きていくことへの支援を宣言する。居住不可能であることが知られている土地を「回復させる」ということは、具体的に何を意味する
のか?それは災害がもたらした現実を受容させることであり、それ以上でも以下でもない。要は、苦痛に満ちた環境で生きることは、専門家の指示を子細にわたって守るという条件さえ守れば可能である、ということだ…。「(プロジェクトは)住民との
信頼の絆を回復させることなのです。(…)『ヨーロッパの専門家の先生方、私たちはここで生活できるのでしょうか?』という質問には、私たちはこう答えるでしょう。『私たちはその質問に答えるためにここに来たのではありません。私たちはここで生
きたいと望む人々を助け、生活条件を改善するためにともに努力するためにここに来たのです。』」( Mutadis Concultantディレクター、G・エリアール・デュブルイユ)苦痛を心理化してしまえば、いつもうまくいくのだ。「放射能汚染は住民の深い不安の要因であり、健康に害を及ぼす可能性がある。」(COREからの抜粋)
古くからある放射能恐怖症は以後かつての礼賛者によって見捨てられ、「情報被曝」のコンセプトが取って代わった。白血病、結腸癌、肺癌、膀胱癌、腎臓癌、甲状腺癌、乳癌、心臓病、静脈不全、免疫不全、子宮内で被曝した子供たちの精神発達の停止、白内障、突然変異、先天性奇形、神経システム形成異常の原因はそれゆえ情報の欠如による不安なのである。これら厄介な心身疾患を治療するには、「汚染環境に対する住民の信頼を回復」すれば十分なのである。
この身振りとは一体何なのか?
これら否認論的プログラムは原子力国家の継続を試すための絶好のタイミングで行われることになった。ベラルーシの村々で参加型民主主義と市民の協議体制を説いて回り、災害に毅然と立ち向かう必要性を議論し、彼らがしたことは未来および過去の犠牲者による、彼ら自身の苦悩の管理へのいんちき臭い参加を組織したことである。重要なことは、かくも長期に渡って収奪されていた自己の存在を自らの手中に収めた、という気に村民たちがなった、ということである。実験の要は、モルモットたちとの協議体制が新しいタイプの受容を可能とするであろう、ということでありこれは原子力のケースにおける最近の傾向である。これら偽りの人道主義は村人たちによる馬鹿馬鹿しい「慎重な振る舞い」の採用に基礎をおいている。母胎から死までをプログラムする、日常を支配する振る舞いの措置に村人たちが順応しなければ、彼らは自発的かつ個人的に自身の苦痛の責任を背負うこととなるのである。その生の様式により、瀕死のベラルーシ人たちは近親者の死を目にする元凶にさえなりうるのである。
権力のリレーを組織する
専門家たちは民主主義を口にするだけである。ベラルーシ人たちにとってはまったくもって抽象概念にすぎず、「私は今年死んでしまうのでしょうか?こんな高額な薬には手が出ないのですがどうしたらいいのですか?あらら、肺を一つ失くしてしまった…」といった健康への懸念はこれら宣教師たちの唱える「新たなガバナンス」なるものにとってはまったく無用なものとされる。専門家たちはコルホーズの農民たちを軽蔑している。こいつら田舎者ときたら食うことと養生のことしか頭にない。「協議体制」は必要だが、誰とでも、というわけにはいかない。初期においてはいくつかの職業のみがターゲットにされた。具体的には、キーマンとなる80名のボランティアたち(教師、医師、看護士、レントゲン技師、コルホーズの部隊)に専門家の使う道具が委ねられることとなり、彼らは様々なポンコツ放射線測定機器および紋切り型の文句の使い方を学ぶことになる。社会管理の熱心な執行人となる通常の権力のリレーによりかかるのだが、その秘められた利害は実は別のところにあるのである。
測定なしでは、世界は未知のままである
「孤立して行動し結果だけを伝える専門家が通常行う仕事をわれわれはしていません(…)われわれは彼らの手に測定機器を委ねたのです。」(G. Hériard Dubreuil)汚染測定の訓練を受けた専門家たちは以後人々、とりわけ家庭の主婦に指示と測定機器を普及させることとなる。それゆえ最先端のテクノクラートの隠語は、ついにはもっとも伝統的な社会構造に適用される。自宅、菜園、畑、森林、フライパン、皿、自分と子どもたちの身体などのベクレルを数えること。こうしたことが各家庭で反射的に行われなくてはならないのだ。苦悩の様態を細かく知るために、各自がカードを手にすることとなる。
「現代的なエコロジー文化を住民に広めることが不可欠である」(VladimirPachkevitch、ストリン地区実行委員長)
「チェルノブイリの効能の一つは、事物と生に新たな次元、更なる美点を加えたことである。それは新たなことば、新たな表現、程度の差はあれ理解可能な新たな単位が言語に加わったことにそれは見て取れる。」(ジャック・ロシャール、CEPNディレク
ターおよびエートスのコーディネーター)
家庭を巻き込むことにより、彼らの自責への道が開かれる。測定が神聖不可侵なる「共和国の規定値」を超過する場合は、子どもたちが死に続ける場合は、慎重な身振りを実行すべく母親たちの善意が不足していた、ということになるのだ。木製フライパン、ほこり、肉、牛乳、菜園の野菜。母親たちは毎日測定することになっているのだ。
制御の幻想
モルモットたちは真の健康管理の文化を取り入れなくてはならない。それは彼らの日常生活から無くなることがない、毒にも薬にもならないことが明らかである測定から身を引くことを不可能とする。数値化された制御の幻想にはいくつかの利点がある。原子力施設が引き起こした厄介事を被る地元民に安心させる目安を与えると同時に、モルモットたちが要求する専門家による鑑定に応えるのだ。なんらかの基準に届かない範囲では、放射能汚染の安らかな常態を脅かすものは存在しない。それゆえ、基準の設定は怒りを骨抜きにする特権的な道具であり、それ以前は黙ってくたばるより他なかった市民参加の意志を結晶させるのである。
シニシズムと善意
「(こどもたちは)汚染地域住民の権利と義務を理解しなくてはならない」ユーリ・イバノフ、ブレスト大学、エートス・メンバー
「放射能との共存を人々に、とりわけ子どもたちと若者たちに教示しなくてはならない。」
ウラジミール・ツァルコ、チェルノブイリ委員会委員長
「ジャガイモ畑を耕すための技術文化を発展させる初歩を人々は身につけ始めている、と言うことができるでしょう。もっとも重要な結果とは、われわれが住民に提案した測定の経済効果なのです。」セルゲイ・タラシク、ベラルーシ土壌科学研究所、
エートス・メンバー
「汚染された土地であっても、クリーンな土地と同じように生産できるのです。」
ウラジミール・ツァルコ、チェルノブイリ委員会委員長
「ストリン地区につきましては、カリ化合物とリン酸塩の肥料を812トン提供しました。これは復興対策の一環です。」
Valery Chevtchouk、チェルノブイリ委員会副委員長
「市場の条件において成功裏に発達する現代的な経済主体のための条件を創出しなくてはならない。つまり、目下のところ萌芽状態にあり、生産収益性の高い農業経済が必要とする中小企業のことである。最終的には現代的なエコロジー文化を住民に広めることが不可欠である。汚染地帯において最新の放射線防御規則を遵守する必要性は、住民それぞれの日常生活に入り込まなくてはならないのである。」Vladimir Pachkevitch、ストリン地区実行委員長
「マリヤは中学校の数学教師で牛乳グループに参加しています。彼女は畑での遠足を企画しています。生徒たちは場所ごとに牧草のサンプルを採取し、採取場所に数字を振って印をつけます。放射線を測定するため、サンプルを測定所に持っていきます。生徒たちが収集したデータから数学の学習が行われます。20以上の演習が行われました。」
2001年11月のストリンでのセミナー議事録からの抜粋
「子どもたちと一緒に、私たちの測定のデータを使って一日に食品から摂取するベクレル数を計算しました。」ナタリア・ボルトバ、Retchisaの学校の教師
「ミーシャは高校で物理と情報技術を教えています。彼は、距離に従って放射線が低下する現象を生徒たちと一緒に学習しようと提案しました。フライパンの灰を例に使いました。『フライパンで一日に生み出される灰を使って、村で一年で生み出される
灰の量を計算。毎月、毎年、家庭毎そして村全体で生み出される灰の質量。その灰を収集し、村の外に保管するのに必要なトラックの運搬頻度の計算。』」 2001年11月のストリンでのセミナー議事録からの抜粋
「つねに警戒し、意欲的であるためには多くの自由な時間が必要です。でも私たちには時間が不足しています。それに私たちの収入に目をやると士気は削がれてしまいます。私たちのわずかな予算で全員を食べさせ、放射線医学の文化、ビタミン摂取、健康であること、ホールボディーカウンターの適切な測定といったすべてを適切に行うことはできないのです。」 Anna Doulskaïa、農業
「たとえば、木を切ったりコケモモの実を探すために1.5から2μSvの空間線量の森を45分で通過しなくてはならないとしても、それは問題とはならない。ただし、何日間も森の中で過ごすようなことは避けなければならない。(…)『時間の管理』を前面に
出すために『禁止』の側面は『消された』のが見て取れる。汚染地帯に行く必要がないのなら、なぜわざわざ行くのか?」2001年11月のストリンでのセミナー議事録からの抜粋
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実は関西経済連合会が、首都機能のバックアップ体制構築を関西にという提言をきのう政府に出しています。中枢分散、京都御所などの単語が飛び交います。
神戸新聞より。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201303/0005814725.shtml
関西経済連合会の沖原隆宗副会長(三菱UFJフィナンシャル・グループ会長)は14日、内閣府を訪れ、首都中枢機能のバックアップ体制を構築するための提言書を、古屋圭司国土強靱化担当相に提出した。
提言では、首都直下地震などに備え、中枢機能を地方に分散する必要性を強調。首都圏からの距離や省庁の地方組織の集積、京都御所の存在などから「関西が果たすべき役割は大きい」とした。
沖原副会長は「関西がバックアップ機能を担うためにも、リニア中央新幹線の早期の大阪延伸をはじめ物流、インフラの整備を」と訴えた。
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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」
健康被害と思われる症状が、深刻化しています。報告相談はまずメールを。
僕のメールアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)
講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。
事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。
甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。
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御免なさい。横浜講演は満席となりました。万一、キャセルの方は必ず他の方の為、こくちーずでキャンセル手続きを。キャセルが出れば、随時受付できるようになります。
3/20(水・祝)木下黄太講演IN横浜 「健康被害の現状と放射能防御」
18:30開場19:00開始(~21:00予定) 関内ホール<小ホール>
申込詳細→http://kokucheese.com/event/index/78824/
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4/6(土)木下黄太 講演 IN 沖縄市 「放射能汚染の現状と対策」
場所:沖縄市民会館(沖縄市八重島1−1−1)中ホール
日時:4月6日(土曜日) 開場13:30 開演14:00 終演16:30(質疑応答含む) 
座席:全席自由。受付番号とチケットを持っている方から先着。300席(超過した場合にはフロアに座ることが可能です)
料金:800円(小学生以下無料)
駐車場:有(無料)
講演時間中に 紙芝居を楽屋控え室にて行います(舞台モニターあり)
申し込み方法:
kinositakouta_okinawa20130406@yahoo.co.jp に、ご予約(お名前、電話番号、参加人数を記入)をお願いします。返信メールで受付番号を発行します(yahooドメインのメール受信を可能にしてください)
お問い合わせはメールにて。
別途、沖縄県内で紙ベースのチケットも販売致します。
主催:OCRR(Okinawa Committee on Radiation Risk)
↑この方のブログの記事の下半分に、中日新聞の「福島の母と子供の2年」と言う記事が載せてあります。
震災1年目には無かったのに、2年目になると福島の子ども達が
「イライラ」「反抗的になる」「無気力」「激しい物忘れ」「集中力が無くなる」などの症状が出てきていて、
東大の御用学者(今度は「臨床心理学」が)出てきて
「これはストレスです!!」と言っているそうです。
東大医学部のチーム中川の中川や福島医科大の山下などの医者もでしたが、
今度は東大の心理学の連中も、福島や被災地で
自殺者やうつ病が出ると大喜びで「補助金や研究費」に群がるためにせっせと被災地に行っているのが
震災2周年のTV番組でも放送されていました。
この福島の子ども達に急増してる症状は、木下さんがいつも警鐘を鳴らしていた
「チェルノブイリ症候群」だと思います。
被爆地の広島だと「原爆ぶらぶら病」と言われていました。
来年の震災「3周年」では、一体どうなっているのか
考えただけでも恐ろしいです!!
身体の事を考えるなら、避難がいいのでしょうが、心の事を考えるなら、避難は難しいです。
特に母子避難。
移住の人は腹をくくってきているので前に進むしかないのですが、避難は宙ぶらりんで時間がたつほど脱落していきます。
ストレスを貯めている母子避難の方を何人も見ました。
震災後二年過ぎ、そろそろ避難から移住に軸足を移すべきかもしれません。
そう、結局は、たとえ軽度でも汚染地にいたなら、
食品を測定して、マスクして、雨風あたらなくて、掃除して、森や雨どい下とかを避けてどんなに暮らしていたとしても、そんななかで子どもが病気になったら「私が足りなかったんだ」にまとめられちゃうんですよね
どんなに病気をかわってあげたくてもできなくて、母はだれより大事な子どもが苦しむ姿をみることになりながら、同時に自分が足りなかったって自分を攻め続ける
それは私には地獄以外の何物でもない。
多分、同じように母である人たちにとってもそうなんじゃないでしょうか
だから、誰にも自分にも言い訳せずに、逃げるしかないのよ。木下さんがずっと言っているように。
今からでも遅くない。毎日毎日、選び続ける。生きていくっていう選択肢を。
まだ一回しか読んでないけど、まずはその部分がとてもすっきりしたから、書きました。
繰り返し、みています。
なぜ、岐阜県に集中するのか。。。。。
広島、長崎、キシュテム、スリーマイルアイランド、チェルノブイリ、福島…歴史は繰り返します。勝ち誇る資本主義と原子力社会の発展を、災害が養うことをやめるのはいつのことになるのでしょうか?もしも日本の一部が、日常生活をほんの少し変えれば汚染地帯での生命/生活は可能であることの「生きた」証拠となってしまったら、原子力施設の建設、放射性物質の運搬、核廃棄物の埋設場に対して残りの世界は何を言い、何をすることができるでしょうか?疑いなく、何もできなくなってしまうのです。東京も含めた汚染地帯での状況を語ること、そしてそこからの脱走を呼びかけることは重要な争点なのです。避難を集団的に要求し、国際的なものへとすることが政治的に必要であるとわれわれには思われます。それなくしては、フクシマの災厄と汚染地帯で生き残っている人々は、原子力にとってかつてない最大の広告となってしまうのです。避難が裏切りと見られることが少なくなればなるほど、国家の支配から解放される連帯を想像しやすくなります。福島で生産された品物の購入は連帯行動などではありません。ヒエラルキーも、国家に期待することも、産業が提案する最新ガジェットもなしに、避難の必要性を要求すること、それに正しく貢献すること、集団的に組織すること。それが連帯なのです。
この手紙は原子力およびそれが生み出す世界に対抗する闘争に参加する数十名の男女がフランス全土から集った会議において提案され議論されたものです。この手紙は反原子力を闘い、日本の汚染地帯における生を少し変更して受け入れてしまうことを拒否する人々への招待状です。共通の闘いを導くための議論、出会いへの招待です。あなたたちの反逆する声を国
境を越えてフランスまで届けることは、急いでなされなければならないように思えます。フランスにおける原子力の運命は日本のそれに極めて近いのです。
万国のヒバクシャよ、団結せよ!
放射能には勝てないから逃げる。
それで裏切り者と言われるなら、裏切り者になりきる勇
気こそが必要になってくるでしょう。
ただ勇ましいばかりが勇気ではない。
ただ善良であろうとするあまり、それが何に対する勇
気なのかを自問しないでいると、結局騙される。
騙される=殺される。
とても心のこもった手紙ですね。
ヨーロッパでは、今年はとてもたくさんの反原発イベントが行われました。もともとカナダに住んでいた私は、これはほんとうに驚きました。原子力産業のような巨大な権力と戦うとき、市民に出来ることは、
①情報を得ること
②無知を克服すること(何が問題なのか特定する)
③団結・連帯すること
です。この3点がいかに重要か、ここ数ヶ月のヨーロッパでの活動を見てよくわかりました。
日本にいるみなさんは、日々の食材選びから学校への対処など、ほんとうにそれだけで心身ともに消耗すると思うのですが、やはり、敵は何であるのか、誰であるのか、しっかり見極めなる必要があるのでわないかと思います。そうしないと、自分だけの問題として押し付けられるのです。非常に洗練され、金のかかった様々なプロジェクトが私たちを取り巻いています(別に日本に限ったことではありません)。原子力産業とはそういうものなんだな、と改めて思います。
前にもあがったことがあるかと思いますが、まずはこのビデオでWHOとIAIAに関しておさらいです!
http://www.youtube.com/watch?v=oryOrsOy6LI
そして、数日前にどなたかあげてくださった、「日本の科学者」1月号でさらに世界原子力ムラの流儀を学びましょう。イブ・ルノワール(NPOチェルノブイリ・ベラルーシの子どもたち代表)、ウラディミール・チェルトコフ(「映画 真実はどこに?」監督)、アリソン・カッツ(インディペンデントWHO活動家)らが記事を書いています。WHOとIAEAの関係、福島でも活動を始めたエートスプロジェクト、チェルノブイリでの隠蔽、その他、大変参考になります。
ヨシ焼き再開に伴う放射能の影響について
http://www.ktr.mlit.go.jp/tonejo/oshirase/new/new130201/130201_shiryou.pdf
風向き予測
http://www.sunny-spot.net/wind/index.html?area=3
http://weather.yahoo.co.jp/weather/wind/?m=ground
これで日本の産業界は3.2兆円の増収が見込めるとの試算。
一方 農業に関しては3兆円のマイナスだとか。
モンサントが入ってきたら日本の農業は壊滅するかも知れませんから実際の被害額は3兆円では済まないでしょう。
なぜ ほとんどの国民が危惧しているTPP参加に踏み切ったのか?
この理由は実は 政府は日本の皆保険制度を壊したいからではないか と疑っています。
現在でも皆保険制度による医療費の国の負担は莫大な金額ですが 瓦礫や汚染食材のバラ撒きにより 国民皆被曝状態の日本では 今年あたりから癌や白血病やその他 内臓関係の病気が右肩上がりで増えることが予想されます。
そうなった時 現在の保険料では とてもじゃないが賄いきれない。
かと言って 大幅に保険料を上げるわけにはいかない。
そこでTPPに参加してアメリカの保険業者を呼び込み そちらへ入って下さい と言うことではないのか?
でも そんなことは百も承知で日本に乗り込んでくるアメリカの保険会社が素直に保険金を払うわけがない。
結局 高い保険料だけ取られて いざ病気になった時には「原発事故が原因なんだから保険金は出ません」と言うことになるだろう。
なんか もう闘うことが虚しくなるような気がしてならないのですが 皆さんはどうお考えになりますか?
其処の中央本部の書記長が昨年亡くなりました。
消化器系の癌であっという間でした。
震災の際は救援物資をワゴン車に積み込み被災地を奔走、勿論福島も‥
生活拠点は千葉の松戸です。
氏は口癖のように言ってました。
「不満を不満としてはいけない。
小さな声も纏まれば大きな声になる。
大きな声になれば国さえ動かすことが出来る。」
重い言葉だと思いますね。
一人でも多くの方が参加しましょう。
行動予定は下記の通りです。
3.19福島地検に私たちの『本気』を伝えよう!
10万人を突破した『厳正な捜査と起訴を求める緊急署名』を福島地検に提出します。
●3月19日 私たちの本気を福島地検に伝えよう!福島地検前行動
10:00 集合 福島市 森合町緑地ふれあいパーク
10:30 署名提出 福島地方検察庁
11:30 記者会見・集会 アクティブシニアセンター・アオウゼ視聴覚室
(福島市曽根田町1-18 MAXふくしま4階)
詳細は福島原発告訴団HPをご覧ください。
URL:http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/koukabutsu443.pdf
<3月13日9時~3月14日9時>
セシウム134:53.5MBq/km2
セシウム137:109.MBq/km2
セシウム合算:162.5MBq/km2
前回までの今年のワースト記録
<3月2日9時~3月3日9時>
セシウム134:26.0MBq/km2
セシウム137:53.0MBq/km2
セシウム合算:79.0MBq/km2
の約2倍を超える凄まじい汚染状況。
********************************
下記のような情報も入ってきているようですので
【2号機から毎時200万ベクレルもの放射能が放出されている!先週から温度情報が隠蔽されている状態 】
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/676.html
「2号機では昨年末から異常な温度上昇を観測していましたが、先週から東電がこのデータを非公開に変更してしまったため、2号機の温度上昇を知るのは非常に難しくなってしまっています。」
福島市方木田地内にある
福島県原子力センター福島支所
の定時降下物だけでも
前回までのワースト記録の約2倍を
超える凄まじい汚染状況
ですので、
もしかすると、2号機の局所臨界ではなく、
大規模な臨界が目前に迫っている気配も致しますが。
個人的には、屋内退避は当然として
最低限の避難準備も心がけていた方が無難に
感じますが・・・。
そっちも気になります。
残念ながら、医療なんてTPPのたかだが一分野にすぎません。原発も数あるうちの小さな一つ、なのでしょう。
あらゆる面でひどいことになると思われます。何せ、我々は今後、基本的人権というものすら失いますから。
TPPは憲法・法令の上にあるものだから、我々の憲法よりもTPPが優先されます。
日本語の使用すら、非関税障壁として禁じられる可能性も高いそうです。
これからの日本はどこまでも搾取しつくされて、何もかも破壊しつくされるのでしょう。
自分は一時期アメリカにいたので、アメリカの民間医療保険がいかに汚く惨いものか、よく知っております。
渡米して持病の悪化ため医療機関にかかろうとすると、こう言われました。
「既往症は保険の適応対象でありません。カバーされないので保険は一切使えませんよ」
かくして私は一度の診察(専門医)にその場で300ドル払いました。
即金で三万円ほどを、たかだか10分やそこいらの面談式の診察で、ですよ。
もし、これが既往症ではなかった場合でも、処方薬はなんと全額自己負担でした。これが実に高価で・・・!
はっきりいってアメリカの医療は最低・最悪でした。アメリカ人たちもいいようにカモにされています。
これから日本中で福一事故由来の体調不良がどんどんと頻発しだすでしょう。
で、おっしゃる通り、その頃には国民皆保険が崩壊していれば、財務省も厚労省はまことに都合がいいはずですね。
もっと都合がいいのは、何のかんのと難癖・屁理屈を付けて(TPPの精神と同じ、根っこが一緒だから)高い保険料を巻き上がるだけの外資の民間保険会社と、強力なタッグを組んでいる製薬会社です。
何しろたくさんの人が病気になってくれないと、彼らは儲からないんですから。人々が健康じゃ困るんですね。
厚労省は大昔から製薬会社のいいなりでした。この国で薬害なんちゃらが絶えない訳です。
医薬品業界とずぶずぶですから、厚労省はまともな仕事をしていません。数ある省庁の中でも最悪な役所と言われています。
今後、原因不明の原爆ぶらぶら症のような症状が出ても、医者も誰もそれを原発事故由来とは認めないでしょう。
そしてしつこく食い下がれば、次は精神科に回されます。・・・実はここが一番怖いところなんです。
精神科というのは、これまた医療分野の恐るべき闇の世界の一つですが、原因不明で医者がお手上げになった場合や、原発労働者・原発事故由来のような因果関係が証明しにくい全身に複数現れるような症状の患者を黙らせるには、まことに都合の良い診療科です。治そうという気がない全くない科です。患者は殺してもいいと普通に考えているような科ですから、結構な人数が死んでいます。入院して病院に入る人数よりも死んで出てくる人の方が多いところです。というのは、もともとは効果的な拷問・人格破壊の術として開発されたようないわくつきの科だからなのです。
精神科では再起不能なまでに脳をぶっ壊すような害薬を多量に与えて、人間を徹底的に破壊して、ものも言えないような状態にしていきます。下手すればその薬のせいで自殺してくれたりします(パキシルなんかが有名)。向精神薬を与えられると、一番大事な脳みそを壊されるのでそれまでの生活もできなくなる危険性が高いです。この手の薬の副作用発生率は80%、90%とかザラで、しかも発生する副作用は種類も数多く重度なものも多く、下手すると重篤な後遺症が残り(ジストニア、ジスキネジアなど、治療法はありません)、その上強力な中毒・依存性があるので、薬の害悪に気づいてやめたいと思っても、簡単にはやめられません。薬中状態になり、減薬・断薬で文字通り地獄を見る羽目になります。依存性のある薬は製薬会社にとっては”オイシイ”商品です。
このころにはもう原発反対とか言っていられなくなると思います。はっきりいって、もうそれどころじゃなくなりますから。
癌・白血病の治療も安易に受けるのは考え物だと思っています。
自分は抗がん剤・放射線治療で死んだ人を何人も見てきました(向精神薬で死んだ人も身近に二人ほどいますが)。
癌を殺す治療で癌は一時的に小さくなった、でも正常だった自分の細胞も殺されるごとくことごとくダメージを受けてしまった・・・このパターンが実に多いです。うまくして生き残れたとしてもQOLが著しく低下してします。
だって抗がん剤は強力な毒です。毒を以て癌という毒を制したら、人間の体はどうなるでしょう?
つらい抗がん剤治療や放射線治療で何とか生き残れたとしても、「癌は治りましたよ」という医者の明るい声の先に、全体をボロボロにされて衰弱して死んでいくという未来があるんですよ・・・。
私は癌や白血病になっても、こんな治療を受ける意思はありませんね。
その治療が過酷なだけでなく、本来生きられたはずのもっと長かった寿命も財産をも削ってしまうからです。
この数値は、官僚が都合よく出してきた「デタラメ数値」!!
昨日のラジオ「やじうま~」で東京学芸大のコメンテーターが断言してました。
食料品の問題は国内の生産者の死活問題に関わるだけではなく、私達一般消費者の死活問題に関わる事でもある重要な事実を電波メディアは、詳しく報道してくれません。(自分で色々調べるしかないのです!)
大まかに言えば、「遺伝子組み換え食品」、「放射能汚染(米国内での過去の事故及び、福島由来の汚染)食品」
・・・の問題がありますが、こちらのサイトに米国内での放射能汚染によるアメリカ市民の被害等をうまくまとめたものがあります。参考になります。
http://ameblo.jp/sunamerio/entry-11490463126.html
2年間わたしたちが投げ込まれてきた幻想をつくりだしたしくみが露わにされていますね。そう、ずっと大きな詐欺にあってきた印象を端々に感じながら抵抗を続けてきたのですが、ここにひとつの解がありました。反核の思いがうやむやになっていく魔法のような仕組み。
魔法の中で与えられたツールを用い、測定し、防御策を実行し、病気になればその防御策のなにかが間違っていたと自らを責める仕組み。ゲームの世界の住民にさせられていたみたい。まるで身を護ってくれるかと思わせられてしまうガラスバッジ、笑っていれば放射能が消え失せるという魔法の言葉からスタートしたこの気味悪い世界を振り返り吐き気を催しています。(朝ごはん何か悪いものを食べてしまったか?)
ガイガーカウンターを持ち歩き日々空間線量をはかっています。安心と考える地域の食材を選んで摂ってます。三重のマスクに濡れティッシュをはさみ花粉防止メガネに帽子、ナイロンコートで出歩いています。幻想を信じていないから。
だけど、ガイガーで知らされるμシーベルトという値や土壌調査で知ったベクレルという値すら実は十分理解できていない。彼らに与えられたツールでなく自身や仲間のツールでわたしたちが測定した安心感は大きいけれど、目に見えない。いつも買ってる水の水質に異変があったとしても五感で感じ取れない。吸気や経皮という形で装備を透過してくるガス状のものも感知できない。
こんな世界の住人であるうちは、彼らのふりまく幻想に取り込まれやすいのかもしれない。(除染が可能だとおっしゃっている児玉教授は幻想を振りまく側の方なのか取り込まれて幻想に生きておられる方なのかと気になりました。。)脱出なのか。なかでの抵抗なのか。わたしもまだ考えがまとまりません。
いずれにしろ、この手紙がていねいに明かす、われわれ日本人のとらわれている幻想と、それをあやつる悪人たちのことを、ぜひともまだ知らずに囚われている人たちに知ってもらいたいです。
都内西部だから、引越し迷われているでしょう。わたしもそうでした。けれど、ここを読むうちに恐ろしくなり、都内西部から西に少しずつ引越しましたよ。色々処分するものもあるので時間がかかるけれども。
あきらめないで。
感覚派さまも、そんな苦労のない土地に引っ越しましょうよ。
まずは西の方に住みやすい土地をいくつか選び、小さな旅をされて、馴染めそうな土地をさがしてみるところからスタートしてはどうでしょうか?
あきらめないで。初めから引越しできないと、自分の人生を決めつけないで。
だって、原子力大国・日本の御用学者が設計に関わったから。
これらの製品は基本的に数値が低めに出るように設定されていますので、実際の数値はもっと高めだと思われます。
ガイガー買うならロシアかウクライナのがよろしいかと。
放射能を危険視する意見に対して、当初は「放射能はない」「風評被害」「被災地配慮がない」と危険視意見を封じ込めてましたが、今は「健康被害の科学的エビデンスがない」とIAEA関連の調査結果や日本の御用学者が通訳した真じる価値のない文献を引っ張り出して、洗脳活動。たぶん、ふつうの主婦がエートスにすでに洗脳されていて、講習会等で習ったことをそのまま書き込んだりしてると思う。怖いのがその書き込みの「イイね」の数が半端じゃない。
あんまりにも逸脱した発言には危険視してる人のコメントが入るけど、おされ気味になると「悲しい」だの「煽ってる」だの感情論に発展。
事実を捻じ曲げて、母親達の一時的な不安を軽減させ洗脳するエートスのやり方は、ホープレスな母親の心理を上手く利用して、本当に汚い。
宗教洗脳で財産を失う方がまだマシ。
失うのが我が子の命だというのに気付かせる方法はないものか・・・・
大阪でガレキ処理が始まり1ケ月半になりますが、もう京都も完全にそこまで来たのか…と予想通りとは言え、その予想が現実のものとなった事実に何とも言えない思いを抱いています。
個人的な事ですが、東日本在住の私は昨年よく京都へ単発避難していて、友人知人もたくさんいるため今後の動向がとても気になってたまりません。
だけどこんな大切で重大な現実を、ほとんどの人たちが知らないしまた知ろうとしないことがさらに深刻な事態を招くと懸念が深まるばかりです。
実は、来月末の連休に大阪の友人宅を訪ねる予定でしたが、感覚派さまの"実体験"をうかがい、即取りやめにしました(汗
貴重な情報をありがとうございました。
大阪駅もよく行きますが特に異常はないです。
はい、すべて自分の責任と判断で対応していますから、ご心配には及びません。
ありがとうございます。
しかし、あくまで私見ですが、瓦礫焼却の影響が及ぶのは、大阪、神戸、京都市街地を中心とした関西地区のごく一部に過ぎないように思われます。
瓦礫焼却開始後、京都の自宅よりわずか10キロ程離れた隣県に避難しておりますが、避難後は健康被害も収まり、空気も水もきれいな環境にて快適に過ごしております。
このまま大阪湾での瓦礫焼却が続くようであれば、西日本への移住を検討される方々は、大阪湾からの距離、地形などを十分に考慮されることが必要と思われます。
私も東日本からの避難者であり、感覚派様のご指摘通り、三次避難も想定しております。
広域処理はたかだか行政によるモラルハザードであり、制御不能なシビアアクシデントを抱える東日本に比較すれば、西日本はまだケタ違いに安全であると言えるでしょう。
1日も早い瓦礫焼却の中止は勿論ですが、移住を検討される方は焼却場からの距離、地形の影響などを十分に考慮されることをお勧め致します。