対人関係において、自分はとても恵まれているという自負があります。
人と接する時の基本スタンスが「オープンマインド」。
何もかもをさらけ出す!ということではなく、素直に自分の気持ちを開示することの重要性は、今日に至るまでに出会ってきた人やその中で得られたものからしみじみ体感してきました。
返報性の原理
人を変えるのは難しい
好意を得たかったら
まず自分が変わることだ
思えば思われる
とある本の一説です。
私の場合オープンな性格は持って生まれもったものと思われますが、この言葉を頭の片隅に置いているお陰で30歳過ぎてから人間関係で不都合な思いをほとんどしていません。
「思えば思われる」は、オープンマインドの原理(?)にも近い言葉であると思っています。
信頼関係を築きやすい
人間関係の基本は信用・信頼によるところ。
心を開き、自分自身がどんな人間かが素直に出せると相手の心も開きやすくなり、自分に好意や信頼を寄せてくれていることが伝われば、相手も同様に好意や信頼感をもってくれます。
特にありのままの自分や弱い自分、失敗談を人にさらけ出すことが信頼に繋がりやすく、その上に築かれていった関係はやはり強固なものとなっています。
人の心を軽くできる
「何を言っても大丈夫な人」と思われることが必ずしも良いとは言えませんが、オープンマインドな人間は、対人関係に繊細な人にとって重要人物的な位置づけになることも。
飾らず構えず正直に語ると、相手もリラックスしてくれるものです。
そういう人から信頼を寄せられ、何かを打ち明けてもらえること、コミュニケーションが図れたことは相互の自信にも繋がると思うのです。
心を開けなくても
こういうことが嫌だから簡単に心を開けない、と明確な説明をしてくれる人はむしろちょっと心開いてくれてるんじゃ…と思うし、それはそれで一種の自己開示。
無理に開こうと思って開けるものでもないので、心の負担になるなら開かなくてもいいと思います。
私にも心を閉ざしてしまった相手はやはりいるので…それはそれ、これはこれ。
騙されやすいけど生きやすい
人を疑うという選択肢が基本的にないのですが、当然利用されやすい、騙されやすいと指摘を受けることもあります。
実際にそんな経験もありましたが、そのお陰で自分にとって信頼のおける人を見つける感覚も育っていきました(当社比)。
それでも偏見や猜疑心があると、損することの方が多い気がします。信頼関係が築けていればそれだけ人の助けも受けやすく、生きやすくなると思っています。
タイミングを計りながら、ある程度の距離を残しつつオープンマインド。こうあるべき!とかそんな風には思いませんが、他人とまるーく共存するのにおすすめです。
今日の名言。
You cannot shake hands with a clenched fist.
握り拳と握手はできない。
マハトマ・ガンディー