【ひよっこ】川本世津子の金銭スキャンダルとは 「週刊巷説」記事内容から読み解く
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NHK連続テレビ小説「ひよっこ」9月4日(月)放送回より。
女優・川本世津子に浮上した「スキャンダル」の内容を、みね子が購入した週刊誌の記事から抜粋し、まとめてみます。
世津子が気になり、週刊誌を購入するみね子
みね子が以前バー・月時計で目にし、気になっていたのが、週刊誌に掲載された川本世津子(菅野美穂)のスキャンダル記事です。
みね子はその後週刊誌を購入し、世津子の身に何が起こっているのかを知ることになります。以下、週刊誌の表紙や記事の内容など、画面に映った誌面内容から読み取れた「川本世津子のスキャンダル」についてまとめます。
スキャンダルを報じた週刊誌は?
雑誌名:週刊巷説
特集記事:「川本世津子 金銭トラブル」「直撃インタビュー プロ野球期待の星・安屋宗一」
値段:60円(特別増刊号)
記事のタイトル
記事タイトル:「本誌独占!女優 川本世津子 金銭トラブル!」「暴かれた素顔 育ての親と骨肉の争い」
記事リード部分内容要約:清純派として知られる女優・川本世津子。今、彼女が全ての仕事を突然キャンセルし、行方をくらませている。ドラマで見せる彼女のイメージとは正反対の素顔を、本誌が独占取材。
記事内容まとめ
以下、記事内容で画面から読み取れた部分を箇条書きにしてまとめます。
▽語ってくれたのは、世田谷に住むという世津子の叔父夫婦(大谷氏)。世津子は5歳で両親を亡くしており、この叔父夫婦が育ての親にあたる。
▽叔父「私たちは苦しい時に彼女にお金を惜しむこともなかったのに、いま私たちが困っていても、たくさんのお金を稼いでいるにも関わらず、手紙の一つもくれない薄情者なのです。そしてあろうことか、私たちにこれまでの恩返しといって一度渡してくれたお金は、実は貸したのだと言い出し、その返済を迫ってくる有様なのです」
▽叔母「あの子は幼い頃から卑しいところがありました。それは、あの子の生まれによるものかと思います」
▽東京白金に生まれた令嬢として売り出された清純派女優の代表格・川本世津子だが、実際は秩父地方の寒村、大山田村の貧しい農家・山本家の長女として生まれている。
▽本名は山本節子(※筆者注:文字がつぶれて読みづらかったのですが、恐らく「節子」)。
▽世津子の父母は幼い頃に流行病で亡くなっており、孤児となった世津子を引き取ったのが東京で牛乳店を営んでいた大谷夫妻だった。
▽大谷夫妻は決して豊かではない中、世津子に温かい食事、新しい洋服、きちんとした教育を与えた。
▽世津子10歳の時、近所の撮影所で撮影監督の目に留まり、銀幕デビュー。その際、監督に声を掛けられた世津子は「お金くれるの?」と言い放った。これに対し叔父夫婦「普通の神経だったらそんなこと言えやしませんよ。恥ずかしいったらありゃしない」
▽その後、世津子は女優として成功するとともに大谷夫妻から遠ざかるようになっていった。
▽戦時中、大谷氏らが国のために慎ましい生活を堪え忍んでいた時も、世津子は有名女優という立場を利用し、秘かにパーティを開いて闇物資で豪遊三昧。育ての親には缶詰一つ与えなかった。
叔父夫婦からの告発 真実は…
記事内容は、育ての親の大谷夫妻が世津子の薄情さ、強欲さを告発したものとなっています。「金銭スキャンダル」と報じられているのは、「恩返しと言って渡されたお金を今になって返せと言って来ている」という部分でしょう。
また、「お嬢様育ちの清純派女優」という彼女のイメージを否定するような、彼女の出自にも触れられています。
記事を読むと世津子が何やら裏のある人物に思えてしまいますが、あくまでこれは叔父夫婦側の一方的な言い分。自宅からの外出もままならなくなった世津子は、みね子らの手助けを受けてあかね荘に一時避難することになるようですが、こうした過程の中で、世津子の口から「真実」が語られる展開があるのではないでしょうか。
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