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「オバマ氏が盗聴」、トランプ米大統領の主張に証拠なし 司法省
2017年9月3日 16:05 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月3日 AFP】2016年の米大統領選の選挙運動期間中、バラク・オバマ(Barack Obama)前大統領がトランプ・タワー(Trump Tower)の電話回線を盗聴していたとするドナルド・トランプ(Donald Trump)現大統領の主張について、米司法省(Justice Department)は1日、同氏の主張を裏付ける証拠はなかったことを認めた。
司法省は、政治監視団体アメリカン・オーバーサイト(American Oversight)の情報公開請求を受けて裁判所に文書を提出。この中で、「連邦捜査局(FBI)と司法省国土安全保障課(NSD)は、(トランプ氏が)3月4日にツイートした盗聴と関係する記録がないことを確認した」と述べている。
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FBIはトランプ氏の主張を過去にも否定している。
トランプ氏は今年、大統領選の同氏陣営とロシア政府のつながりをめぐって疑惑が高まった際に「非常に神聖な選挙期間にわたしの電話を盗聴するとは、オバマ氏はどこまで落ちぶれたのか」などとツイッター(Twitter)でつぶやいていた。(c)AFP
特集:トランプ政権
ドナルド・トランプ氏は2017年1月20日、米国の第45代大統領に就任した。