「ウロコインコパイナップルっていう鳥買ってきた」
唐突に実家からこのようなメールとウロコインコパイナップルとやらの写真が送られてきました。
南米原産で日本生まれのウロコインコ、まだ生後60日くらいの幼鳥らしいです。
カメラを向けるとビックリしちゃうから、なかなかうまく写真を撮らせてくれなかったみたいです。
ウロコインコパイナップルのパイナップルってなんだ?って思ったらウロコインコのパイナップルカラーって意味らしいです。
言われてみるとパイナップルっぽい配色ですね。
ウロコインコについて調べてみると、大体は普通のインコと同じような性質ですが、気が強く攻撃的な特徴もあるようで、複数飼育に向いていないらしいです。
実家には既に3羽インコがいるけど、大丈夫なんだろうか・・・
さて、今回はインコを飼うことをおススメする理由と注意しなければならない点についてご紹介します。
インコを飼うことをおススメする理由
インコの飼育は比較的楽
インコの世話は基本的に鳥かごの中の餌や水の取り換え、鳥かごの掃除、1日数回の家の中での放鳥くらいです。
放鳥したインコは高いところに飛んでいったまま帰ってこないこともありますが、しばらく放っておけば、飽きてきたり、お腹が空いたり、喉が渇いたりして鳥かごに自分から戻ってくることが多いです。
また、複数羽同時に放鳥すると鳥同士で勝手に遊び始めたりもします。
下の画像は実家のコザクラインコです。3羽ともとっても仲良しです。
懐くと常にくっついてくる
懐くと手、肩、頭などに乗ってきます。
またポケットに入ったり、服の中に入ってきたりすることもあります。
手の中に入ってきて、そのまま寝ちゃうインコもいます。
とにかく人懐っこくてかわいいです!!
ただし、服の中に入ってきたインコに地肌を噛まれたりするとかなり痛いです。
また、犬と同じように家族の構成員に序列をつくっているようで、毎日世話をしてくれる人には良く懐きますが、あまり遊んでくれない人には家族でも懐きません。
無理に触ろうとすると噛まれたり逃げられたりします。
下の画像は服のポケットに入るマメルリハインコです。
なぜか嗅ぎたくなるインコの匂い
鳥臭いなんてよく言われますが、飼ってみるとインコの匂いはそんなに気になりませんよ。
むしろお日様の匂いや穀物の匂いがして、嗅ぎたくなる匂いと言う人もいます。
ただし、水浴びした後のインコはくさいです。
インコ臭は一部のインコファンの間でとても人気があり、インコ臭の香水やインコ臭を閉じ込めたアイスなんかも発売されているそうです。
・・・これはちょっとハイレベルな趣味ですね。インコ好きの私でも香水とかアイスは遠慮したいです。
機嫌がいいときは歌ったり、踊ったりする
機嫌がいいとひとりで歌い始めたり、テレビやオーディオの音楽に合わせて首を振りながらピーチクパーチク歌います。
複数羽で飼っていれば一羽が歌い始めると触発されて、他のインコも歌い始めて大合唱になることもあります。
とにかくノリノリで歌ったり、踊ったりする姿はとてもかわいいです。
意外と長生きする
小さいインコでも犬の寿命と同じぐらいで、10~15年は生きることが多いです。
さらに個体によっては40年近く生きる長寿のインコもいます。
インコを飼ううえで気を付けるポイント
朝早くから騒がしい
インコは朝がとても早いです。
朝の5時くらいからピーチクパーチクうるさくなります。あまりのうるささに起こされることもあります。鳴き声が甲高いインコは家の外からも聞こえるくらいうるさい時がありますので、騒音トラブルにもお気をつけください。
嫉妬深い性格が多い
インコは基本的に愛情深い性格が多いので、世話を怠ると不機嫌になったり相手にしてくれなくなります。旅行で長期間預けたり、丸々一日外出して世話しなかったりするとものすごく不機嫌になるインコもいます。
とにかくかじる
とにかくなんでもかじります。放っておくと本をかじられたり、電話線をかじられたりするので大変です。放鳥する際にはしっかり見張っておきましょう。
糞が散らかる
基本的にインコに糞をする場所を躾けることはできません。家の中で放鳥しているときでもところかまわず糞をしていきます。これは諦めてあとで掃除を頑張ってください。
まとめ
インコは毎日構ってあげないとストレスになってしまうため、一人暮らしの社会人なんかは飼うのが難しいでしょう。
私もインコを飼いたいのはやまやまなんですが、日中世話することができないので諦めています。
日中世話できる環境であれば、インコは本当におススメです!
犬や猫に比べるとマイナーなペットですが、気になった方は一度飼ってみてください。
きっと、すぐに鳥派になっていると思いますよ。