皆さん、サーカスって見に行った事ありますか?
妖しさと懐かしさが混在した独特の雰囲気…煌びやかで華麗なショーの数々…サーカスは民衆の心を掴む何かを持っていますよね。ただ、サーカスがどういうものか知ってはいても、実際に見に行った事のある人って意外に少ないと思うんです。私の周り調べ
という訳で今回は、サーカスの魅力を理解し、是非サーカスを見に行ってもらいたいと思います!
日本におけるサーカスの現状
世界的には古代ローマ時代まで遡ることが出来るサーカス。
日本においては1899年(明治32年)に設立された「日本チャリネ一座」が祖と言われてまして、全盛期は約20団体活動していました。しかし2017年現在、それなりの規模で活動継続している団体は……何と3団体のみ!!なんです…。
木下大サーカス
1902年から巡業が行われている、老舗中の老舗。
キグレNewサーカスが廃業した今、日本のサーカスと言ったら「木下大サーカス」の事です。日々進化をモットーにしており、ピエロ・空中ブランコ・オートバイ・猛獣など、基本的なプログラムの中にもアッと驚く仕掛けが隠されていて、全く古臭くありません。
私も今年見に行きましたが、最高でしたよ!
ポップサーカス
1996年設立。
カキヌマ大サーカス・キグレNewサーカス・国際サーカス・矢野サーカスなどが相次いで廃業してしまった為、現在においては日本三大サーカスの一翼を担う存在。
元矢野サーカスの団員が立ち上げたサーカス団であり、古き良きサーカスの歴史を今に伝えるべく、頑張っています。
ハッピードリームサーカス
2010年設立。
サーカス会に新たな風を巻き起こすべく誕生した、ニューフェイス。
西日本でしか巡業しない点が残念ですね…。なので見たこと無いんですよ。
全国巡業しないかな~。
上記3団体が、2017年現在の「日本三大サーカス」となります。
続いては、世界に目を向けてみましょう。
ボリショイサーカス
ご存じ、世界最大のサーカス団。
と言っても、ロシアに「ボリショイ」と名の付くサーカス団は「ボリショイ モスクワ国立サーカス」と「ボリショイ サンクトペテルブルク国立サーカス」の2団体あるんですが、日本公演しているのはこのどちらか……という訳ではなく、ロシアにあるサーカス団が海外公演する際は、押しなべて「ボリショイサーカス」と呼ばれています。
1958年の初来日から、来ない年は無いんじゃないかという位、毎年見ることが出来ますね。クマの曲芸が有名!
中国雑技団
細かく言うとサーカスではないんですが、広義ではサーカスの一種。
西洋のサーカスとは源流を異とする、中国で生まれ育ったサーカスになります。
「中国雑技団」という団体がある訳ではなく、「中国雑技芸術団」や「上海雑技団」など色々とある中で、一般的な括りが「中国雑技団」というだけです。
少年少女たちの軟体芸や曲乗りが有名ですね。
シルク ドゥ ソレイユ
1984年設立。動物は使わず人間の曲芸のみに特化していて、メンバーは元オリンピック選手など一流アスリート揃い!面接の厳しさも有名
その芸術性の高さとレベルの高さは、世界最高峰と言っても過言ではありません。
日本では2018年2月からツアーショーが開始される予定なので、行ける範囲だったら行く予定!あと、映画にもなりました↓
さて、如何でしたか?
老若男女問わず楽しめるエンターテインメントであるサーカス。
今のサーカスは、かなり進化してますよ!
その近代的かつ大迫力のショーを一度でも見れば、虜になること間違いなしです!!