KYトレード研究日誌⑧

これまでメリットを多く発見してきましたが、KYトレードにもデメリットはあります。
一番にあげられるのはコストの高さです。

取引内容が全く違うので一律に比較することは正しいとは思いませんが、同じ枚数をEUR/USD等の流動性の非常に高い通貨ペアと比較した場合、スプレッドが広めの通貨ペアでもポジションを持つため取引コストが上昇します。
そして、最大のリスクはポジションの土日持ち越しです。

全てのFX取引において持ち越しはリスクの一つですが、KYトレードは流動性の低いペアでもポジションを持つので、引けや週明けのワイドスプレッドで評価損益が悪化します。
例えば、一般の方はGBP/NZDなんて普段まず見ないと思いますが、このくらいスプレッドが広がることは普通です。(ブローカーによる)

更に言うと、流動性の低いペアのスワップもなかなかのものです。​
某業者でのGBP/NZDのスワップは以下の通り。

うん。凶悪ですね。(この業者は比較的スワップの差が広い方)
スワップ設定は業者によるわけですが、売りと買いのスワップが狭いところのほうがやりやすいです。
買いでスワップ三倍Dayをまたいだら-14.7ポイント×3なので…
44.1pipsぶんのマイナスが発生します。ひいぃ。
 


KYトレードEAのGUIに保有ポジション数の記載はできるものの、MT4における最大ポジション保有数の関数が存在しないので「保有可能最大数に超えちゃうからもう打たないで!」ってタイプのコントロールができないんだけど、これはもうしようがない。

諦めた。
気をつけてもらうしかない。

しっかし、ブローカーによって最大保有数の設定が違うのでなんとも言えない…事前に聞くしかなさそうです。
Tradeviewさんに聞いたところ、現在は100だけど、上げることも可能、だそうで…
もしかしたら対応してもらうことになるかもしれません(まるで未定)

 

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7 件のコメント

  • MT4における最大ポジション保有数の関数が存在しないのは、MT4は予約注文も含めた注文数で上限管理

    しているからでは?

    注文保有の上限を取得する AccountInfoInteger(ACCOUNT_LIMIT_ORDERS) でチェックすればいい気が?

    0返却時は、無制限ということらしい(ちなみに紫豚さんだと、0が返ってくる)。

    ただこの取得値とHPの仕様が違ってたり、複数口座全体の最大注文数ととらえてる業者もあった気がするし、

    最終的にはトレードする業者に事前確認したほうがよさそう。

    • Account limit orderは業者によって扱いが全然違うので正しく取れないことも多いです…。ブリッジによって扱いが違うのかもしれません。
      IB版であれば仕様の固定も可能ですが、今後仕様変更される場合も考えられますし、できるだけアップデートを必要としない設計にしたいと考えているので今回は実装しないことにしました。

        • 予約注文を含めた最大数はACCOUNT_LIMIT_ORDERSですが記事中で書かれている"最大ポジション保有数"の関数はありません。よって、記事中の記載が誤っているようには見えません。

          • 記事中には「コントロールができないので諦めた」と書かれていますが、実際には「コントロールは出来るけど業者ごとに扱いが違うので敢えて実装しない」ということですよね。これは誤りだと思いますが。違いますか?

  • "コントロールは出来るけど業者ごとに扱いが違うので敢えて実装しない"とはどこに書かれているのですか?
    "業者ごとに扱いが違う"ということは、すなわち"コントロール出来ない"と同義ですよね。

    なぜこの点を執拗に指摘されているのか分かりません。

    • 同義?すぐ上のyasuさんのコメントすら読まずにコメントされているのですか?

       

      誤ちの情報を見つけた際に、記述者に伝えるのはWeb上で一般的な文化です。

       

      執拗というのは単なるあなたの主観である上、yasuさん自身がご意見されるならともかく

      無関係のあなたが何度も頓珍漢なことを仰っているから、こちらも何度もコメントせざるを得ないだけですよ。

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