政治

自民・竹下亘総務会長、ミサイル「島根に落ちても何の意味もない」

「東京や大阪、米軍の基地を狙ったものが間違って島根に落ちることはないと思っていた」

2017年09月03日 17時30分 JST | 更新 1時間前
TOSHIFUMI KITAMURA via Getty Images
竹下亘氏(2014年9月3日撮影)

ミサイル「島根に落ちても意味ない」 自民・竹下氏

 自民党の竹下亘総務会長は3日、北朝鮮が米領グアム島周辺の海域を狙って弾道ミサイルを撃つ計画を表明し、島根、広島、高知各県の上空を通過すると名指ししたことについて、「我々は『えっ』。広島は人口がいるけど島根に落ちても何の意味もない、という思いを持っていた」と述べた。広島市内で行われた党広島県連の会合で語った。

 竹下氏は衆院島根2区選出。安倍政権が弾道ミサイルへの備えを強調する中での不適切な発言で、野党などから批判が出そうだ。

 竹下氏は会合でのあいさつで、北朝鮮の弾道ミサイル開発について「精度が上がり、東京や大阪、米軍の基地を狙ったものが間違って島根に落ちることはないと思っていた」としたうえで、グアム島周辺に向けた発射を念頭に「上を通過するというから、もう一回考え直して色々なことを対応していかなければ」と指摘した。

(朝日新聞デジタル 2017年09月03日 15時27分)
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