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盗難の“大日如来”7年ぶり見つかる 韓国籍の男2人逮捕
更新:08/31 19:44
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大阪府能勢町の無人の寺から盗まれた大日如来の像が、7年経って無事見つかりました。警察は、盗品と知りながら仏像の売却を斡旋しようとしていたとして男2人を逮捕しました。
7年ぶりに見つかったのは国の重要文化財に指定されている木造大日如来坐像です。一部にカビが生えているものの状態は良いということです。
仏像は7年前、無人の寺だった能勢町の今養寺から盗まれていました。今年6月、京都市内のホテルでこの仏像の鑑定会が行われ、警察はこの場で盗まれた仏像と知りながら売却を斡旋したとして、いずれも韓国籍の無職・陳宗哲容疑者(68)と、朴昌奎容疑者(68)を逮捕しました。仏像の売買は成立せず、30日、八尾市内にある関係先から見つかったということです。
「能勢町の中で唯一の重要文化財。国指定の重要文化財だったんですけれども、それが見つかったことでやっぱりよかったなという思いと、ホッとしたというのが正直な感想です」(能勢町教育委員会 古畑まきさん)
陳容疑者は調べに対し「仏像は友人からもらったもので盗品とは知らなかった」と供述しているということで、警察は仏像が盗まれた経緯を調べています。