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韓国気象庁は本日午後0時36分頃に、北朝鮮の北東部で「核実験場」のハムギョン北道のキルジュ群でマグニチュード5〜6と推定される人工的な揺れが観測されたと報道しました。
同じく、中国でも午後0時半頃にマグニチュード6.3の揺れが同様の地域で起きたことが観測されています。
日本では午後2時過ぎに「北朝鮮が核実験を行った」と断定しました。
『中国』の超えてはならない一線を超えた北朝鮮
北朝鮮の金正恩委員長は、現在中国に「不信感」を持っており中国も相手にしていない状態が続いています。
そんな中で、6回目の「核実験」がレッドライン(超えてはならない一線)と言われていましたが、この6回目の核実験が行われたことで中国も北朝鮮を抑え込めなくなったと考えられます。
ただ、これが6回目の核実験だとしても以前中国が北朝鮮に対して「核実験の中止」を申し入れた際に言ったとされる「中朝国境の封鎖」「米国の軍事介入の際に助けない」ということを実行するかどうかは今のところ不明です。
本当に国境が封鎖されれば、北朝鮮経済の9割を占める物流が止まることになります。
金委員長が水爆を視察
昨日、朝鮮中央通信社は金委員長がICBMに搭載する水爆を視察したと報じています。
その際に「核戦力完成に向けた採取段階の研究開発を締めくくるための総力戦を力強く繰り広げなければならない」と述べたそうです。
昨年の9月9日の「核実験」で、最終的にICBMに搭載するための「核」を完成させるためにはあと最低1回の「核実験が必要」と言っています。
それからすると、最終的にICBMに搭載する「核」をこの6回目の実験で完成させた可能性も否定できません。( ͡° ͜ʖ ͡°)
日本政府も声明を発表
安倍首相もこれが6回目の核実験だと断定される前に、「もし北朝鮮が核事件を行ったのなら断じて容認できず、強く抗議をしなければならない」とも語っていました。
これから、日本政府として情報の詳細な集約、分析を行うとのことです。
各国の対応
この「核実験」で、アメリカのトランプ政権がますます強硬姿勢を強めるのは必至です。
中国、ロシアを含めた国際社会の制裁圧力も一層強まるでしょう。
さらに北朝鮮は孤立することとなり、一体これからどうなるのかはさらに不明な状態になりました。(-.-;)y-~~~
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今のところ放射能に関する情報はないのですが、気をつけておいたほうがいいですね。