このページは、AviUtl上級者になるために必要な条件(知識・技術)をまとめたページです。
※このページは、以下の2つのページの内容を全て理解しているの前提です。
⇒AviUtl初心者が最初に読むべきページ【導入から使い方まで】
⇒脱AviUtl初心者した人が読むべきページ【中級者を目指すページ】
※このサイトを作ってる管理人もせいぜい初心者~中級者止まりなので、完全な上級者向けとは呼べませんのであしからず。。
AviUtl上級者になる為に必要な条件(技術・知識)
「AviUtl上級者」を名乗る為に必要不可欠な条件(技術・知識)一覧です。
①マウス不要で動画編集できる
AviUtlはショートカットを駆使しまくれば、キーボードだけで動画編集を行う事が可能です。
「マウスを使わずに操作する方法が分からない!」なんて言ってる人は、せいぜいAviUtl中級者止まりです。
上級者を名乗りたいならショートカットを極めて、短時間で高クオリティな動画を作れるようになりましょう。
参考:【AviUtl】便利なショートカットキー(ホットキー)まとめ①
参考:プラグインによるショートカットキーの拡張【ショートカット追加】
②有名スクリプトは全て把握している、なおかつ、自分で必要な処理をパッと書ける
有名スクリプト製作者のスクリプトは全て導入しましょう。(⇒トップページの「外部スクリプト」カテゴリの記事参照)
そして、
- 「どのスクリプトを使えばどのような事が出来る」
- 「どういう時に使う」
- 「○○エフェクト・スクリプトと組み合わせると相性が良い」
などを全て把握しましょう。
また、簡単な操作ならパッとテキストにスクリプトを直書きして、目当ての動作を実現出来るようになりましょう。(簡単なものなら慣れれば誰でも作れる)
③フィルタを極めすぎて一周回って「フィルタなんていらねえよ」とか言っちゃう
フィルタは、「動画の画質」「圧縮率」に大きく影響します。
フィルタ無しで、単にエフェクトだけを使ってAviUtlを使い倒してる気になっているなら、それは自惚れ(うぬぼれ)です。
フィルタは、エフェクトやスクリプト以上に色々な種類が有る上に、使いこなす為にはエンコ経験値を貯める必要があります。
上級者を名乗りたいなら、「AviUtlのフィルタはいまいちだからAviSynth使ってるわ~」とか言っちゃうレベルまでフィルタに詳しくなりましょう。
参考:【AviUtl】輪郭補正で動画の画質を向上させる方法【シャープ系フィルタプラグイン】
※色々なフィルタを使っていると最終的に「AviSynth+AviUtlが最強」という結論に行き着く事が多いみたいです(AviSynthのフィルタは種類が豊富&高品質なものが多いので)
※あと最終的に「フィルタなんて掛けたって結局そんな画質変わらんし、フィルタなんていらねーだろ」という「フィルタなんていらねーよ派」に寝返る事も多いみたいです
※フィルタを極めたいなら「TS抜きした動画をひたすら早く、かつ、高画質にエンコする」という作業を延々と繰り返すのが近道かもしれません
④便利なプラグインは全て把握&使いこなせる
有志が作ったプラグインの中には、作業性を著しく向上させるものが多々有ります。
そういったプラグインも全て把握&使いこなしてこそ、真のAviUtl上級者と言えるでしょう。
⑥動画の知識が豊富である
AviUtlはソフトの性質上、”動画の知識”も詳しくないと、完璧に使いこなせるとは言えません。
AviUtl上級者を目指すなら、動画の知識についても詳しくなりましょう。
特に色空間などは、一歩間違うと色が劣化してしまう場合が稀に良く有るので、理解して入出力できるようになりましょう。
※色空間の用語で言うと、「RGB」「YCbCr」「YUV444」「YUV422」「YUV420(YV12)」「YC48」「ITU-R BT.601」「ITU-R BT.709」「YC圧縮」「ストレート変換」「フルレンジ」「リミテッドレンジ」など。
⑦エンコードの知識が豊富である
AviUtlは、”動画編集ソフト”である前に、”エンコードソフト”でもあります。
”AviUtl上級者”と呼ばれる為には、エンコードについての知識も深める必要があります。
幾万の動画を「エンコードする」→「試行錯誤する」というのを繰り返せば、エンコードの境地に辿り付けるでしょう。
※「動画の知識」と「エンコードの知識」は別物です。
「エンコードの知識」は、「動画の知識」という土台の上に乗っかるようなイメージなので、動画の知識なしでエンコードに詳しくなる事は不可能です。
⑧AviUtlの全機能の把握している(exedit.txtとaviutl.txtの暗記)
AviUtl上級者になるには、AviUtlの全ての機能を熟知している必要があります。
全ての機能を熟知するには、「aviutl.txt」と「exedit.txt」の内容を理解するのが早いでしょう。
「aviutl.txt」と「exedit.txt」は、AviUtl作者のKENくん氏が執筆したAviUtlの説明書と呼べる代物です。
AviUtl上級者を名乗りたいなら、この2つの内容を熟読して、内容を全て理解しましょう。
AviUtl初心者に質問された際などに、「あ~、その機能なら○○行目の~~~~という部分に載ってるよ」などと返答出来るようになれば完璧です。
AviUtlの更新履歴を全て暗記して、「いや~ ver 0.95h時代が懐かしいなぁ~・・」などと無駄に感傷にひたれるようになれば、AviUtlマスターでしょう。
⑨AviUtl補助ソフトとの連携方法を熟知している
AviUtlには、多くの補助ソフトが存在します。
例えば、「nicotalk」「ゆっくりムービーメーカー」「AviSynth」など。
これらのソフトも同じように使いこなせるようになってこそ、AviUtl上級者と言えるでしょう。
参考:ゆっくり実況動画の作り方まとめ【VOICEROID+,VOCALOID,CeVIO】
「AviUtlじゃ俺の力を抑えきれない・・ッ」とか言っちゃう(祝:AviUtl上級者)
「もうAviUtlじゃ俺の力を抑えきれない・・」とか言えちゃうレベルになれば、AviUtl上級者と名乗っても良いでしょう。
それと同時にAviUtl卒業です。あなたはAviUtlで収まる器では有りません。
プロ向けの動画編集ソフトに乗り換えましょう。
- プロ向けの動画編集ソフト:
参考:おすすめの無料・有料動画編集ソフトランキングまとめ【違いを比較】
それと、「モーショングラフィックソフト」や「3DCGソフト」も同時に使って、更に高クオリティな動画編集を目指しましょう。
「モーショングラフィックスソフト」は、(実質)Adobe社のAfter Effect一択です(⇒Adobe CC)
「3DCGソフト」は、「Blender」などがあります。
※ちなみに、この2種類のソフトは、AviUtlより使いこなすのが難しいです。
このページの情報は以上です。
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