前にどこかで(たぶんSchooっていうオンライン動画学習サービスだったはず)、クラウドソーシングでライターとしての収入がトップのが出ていて。
その時に、僕の記憶がたしかならば、月に40万字以上書くって言ってたんですよ。
月に40万字以上って想像つきます…?
1日に14000字を毎日休まず書いて、30日で42万字ですよ?
薄めの本だったら3冊分くらいですよ。
月に何日か休日を作るとしたら、1日に15000字書いて月に3日休めるくらいです。
15000字ってことは、1時間で3000文字書いても5時間かかります。
しかもただ書いてるだけじゃなくて、当然クライアントの要望に合わせて情報を集めたり、構成を練ったりと、やることはいっぱいあるわけですよ。
ということは、1日10時間近くはクラウドソーシングの仕事にあてているんじゃないでしょうか。
いやいやいや、頭がおかしい…。
1日だけならまだしも、毎日って…。
ちなみに、僕がツイッターでフォローしている、トップアフィリエイターのクロネコ屋(@NINJAkusokuso)さんも、ツイートを読んでいるかんじでは15000字くらい書くときは書いてるっぽいです。
すごい…。
じゃあ小説家ってどのくらい書いてるんだろうと思って調べてみました。
はてなブロガーさんでこんな記事を書いている方がいました。
この記事内で引用されていたサイトを引用させてもらいました。
なんとあの西尾維新さんは…。
- ――
- 執筆のスタイルとしては、
頭の中にあるものを
ダーッとパソコンに打って形にしていく、と。
- 西尾
- そうです。
気持ちとしては短距離走を走っているようなもので。
なので、走りすぎないよう、書きすぎないよう気をつけます。
書きすぎたら次の日に書けなくなっちゃう。
だから僕は1日に書く文字量を
「文字数」で決めています。
- ――
- へえー、文字数で!
1日でどれくらい書かれるのですか?
- 西尾
- 今は、基本1日2万字です。
- ――
- 1日2万字‥‥。す、すごい‥‥。
- 西尾
- もう少し詳しくいうと、
5000字を書くのに2時間かかるので、
2時間ごとに1回休憩、という感覚ですね。
2時間で5000字ということは、
15分で約700字書けていれば、達成できます。
ですので、15分経ったところで
600字なら今日はちょっと苦戦するぞ。
800字なら今日は調子がよさそうだ、とわかります。
- ――
- はぁー‥‥。
書く量を抑えて、1日2万字…。
さらに森博嗣さんは…。
1時間に6000文字書きます。小説はやや速く、エッセィはやや遅くなりますが、差は10%以内です。『暗闇・キッス・それだけで』は、16万文字ほどなので、約27時間でした。仕事は1日に1時間以内と制限していていますが、執筆時には、ついつい20分ほど超えてしまいます。本作は、執筆に18日間かかりました。書き上げたのは昨年の8月でした。
もはや想像もつかない勢いで書いていらっしゃった。
ちなみに上記のブログ主の方。
私の場合は、2万文字を書くのに平均して10時間を要した。つまり筆速は2000字/時となる。お恥ずかしい話、1日2万文字に2週間ほど挑戦をして、これを達成できたのはわずか2日間だけだった。日速1万文字までならば、根気と時間さえあれば乗り切れる。
小説原稿を1日2万文字書くには、どうすれば良いのか - ときまき!
いや、すげーな!
非常に興味深いブログなのだけど、最近は更新が止まっているようで。
残念!
このブログ主さんによると、1日2万字を書く方法は
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時速2000字なら、10時間はかかる(かなり苦しい)
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時速2000字は、決して遅い執筆ペースではない
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30分で1000字書いて、10分休憩(&次に書くシーンを脳内再生)を繰り返すと、長時間の執筆でも集中力が持つ
-
「描写」で詰まったときは辞書にどんどん頼ろう
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1日2万文字を書くためには、前提条件として「プロット」「キャラ設定」「世界観設定」などの事前準備をしっかりとしておく必要がある(その場の即興で2万字書こうとするのは無謀。ただし不可能とまでは言わない)
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無理のない範囲でなら、1日1万文字程度に留めておくのが無難
小説原稿を1日2万文字書くには、どうすれば良いのか - ときまき!
ほえー、なるほど。
やっぱりこういうちゃんとした準備段階があるのでしょうね。
それプラス、膨大な執筆量によって得られた技術なのでしょう。
もちろん元々の才能の部分もおおきいのでしょうけど。
実は今回ここに書いた事実に感化されて、きのうからブログを1日2記事更新にしてみました。
正直なかなかきついっす。
仕事の隙間時間を使って必死に書いてなんとか2記事ってかんじです。
いずれは、2記事?余裕だね、って言えるようになりたいです…。