地上の戦闘機とは、コレのことを指すのでしょうか。
アメリカって凄いモノ作る国だよね。そう思うことが時々あります。2006年にご紹介したMTT・タービン・スーパーバイクもその1つ。モーターサイクルにジェットエンジンを載せるって発想にも、ちゃんと走れる(本国ではナンバーもとれる)車体に仕上げている点にも脱帽です。
そんなジェットエンジンバイクを作ったMarine Turbine Technologiesが新たに、サーキット用のジェットエンジンバイクをリリースするそうですよ。冒頭の写真のモデルがそれ。MTT 420RRです。
エンジンはヘリコプターや小型ジェット機での採用例が多い、ロールスロイス製アリソン250-C20シリーズガスタービンで、出力は420hp/52,000rpm。ごまんにせんかいてん、です。コイツを2速オートマでドライブします。車両の重量は約227kg。意外にも軽いんですね。
走行テスト中でしょうか。ジェットカウル版ですが、排気音はまさしくジェットエンジンのもの。
なおMTT Turbine SUPERBIKEは最高速250mph(約402km/h)でしたが、MTT 420RRのスペックシートを見ると
>Speed: * Faster Than You Will Ever Dare To Go *
と記されており、今まで以上の速度が出るとアピールしています。
参考として、カワサキH2Rが記録した時速400km/hの動画をご覧ください。弾丸かな?
Image: Marine Turbine Technologies
Source: Marine Turbine Technologies
(武者良太)