オートマ2速で420馬力。ロールスロイスのジェットエンジンを使った猛烈バイク
Image: Marine Turbine Technologies

オートマ2速で420馬力。ロールスロイスのジェットエンジンを使った猛烈バイク

地上の戦闘機とは、コレのことを指すのでしょうか。

アメリカって凄いモノ作る国だよね。そう思うことが時々あります。2006年にご紹介したMTT・タービン・スーパーバイクもその1つ。モーターサイクルにジェットエンジンを載せるって発想にも、ちゃんと走れる(本国ではナンバーもとれる)車体に仕上げている点にも脱帽です。

そんなジェットエンジンバイクを作ったMarine Turbine Technologiesが新たに、サーキット用のジェットエンジンバイクをリリースするそうですよ。冒頭の写真のモデルがそれ。MTT 420RRです。

エンジンはヘリコプターや小型ジェット機での採用例が多い、ロールスロイス製アリソン250-C20シリーズガスタービンで、出力は420hp/52,000rpm。ごまんにせんかいてん、です。コイツを2速オートマでドライブします。車両の重量は約227kg。意外にも軽いんですね。

Video: Air Marshall/YouTube

走行テスト中でしょうか。ジェットカウル版ですが、排気音はまさしくジェットエンジンのもの。

Video: Bikar/YouTube

なおMTT Turbine SUPERBIKEは最高速250mph(約402km/h)でしたが、MTT 420RRのスペックシートを見ると

>Speed: * Faster Than You Will Ever Dare To Go *

と記されており、今まで以上の速度が出るとアピールしています。

Video: Revista Motociclismo

参考として、カワサキH2Rが記録した時速400km/hの動画をご覧ください。弾丸かな?

Image: Marine Turbine Technologies

Source: Marine Turbine Technologies

(武者良太)