「ChatBot」を開発するには??その①
現在、Facebook Messengerで動くBotの開発を進めていますが、「Chatbot」を開発するにあたりどのような開発方法があるのか調べてみました。
まずは、どのようなプラットフォームがAPIを提供しているでしょうか?
メッセージングアプリのAPI
現在、メッセージングアプリだと下記の4つなどがAPIを提供しているかな〜と思います。
1)Facebook (Messenger)
Messenger Platformdevelopers.facebook.com
2)LINE
3)Slack
Learn how to build bot users, send notifications, and interact with team members using our APIs.api.slack.com
4)Kik
APIはわかりましたが、やっぱり複数のアプリ上で動かした〜いというニーズも多いかと思います。心配ご無用!!フレームワークを利用すれば、複数のアプリを横断して動くBot開発が可能です。(便利ですね( ^ω^ ))
Bot開発フレームワークについて
よく使われているのが、下記の2つになるでしょうか。プログラミングは必要となってきています。
1)botkit
(Slack公式、主にSlackのBot開発で使われてます)
2)Microsoft Bot Framework
(Skyepのみならず、FacebookやSMSにも対応)
Bot開発(and 運用)サービスについて
もちろん、ノンプログラミングで開発可能なサービスも登場してますよ。海外のサービスももちろんあるのですが、、、今回は国産のサービスを取り上げてみます。(別途海外のサービスは取り上げさせてくださいm(_ _)m)
■hachidori
現在は、Facebook MessengerとLINEに対応しているようですね。(2016/12/29時点)
SlackやWeChatなどのメッセージングアプリにも早く対応してくれると嬉しいですね。
hachidoriは2016年11月末よりhachidori(ハチドリ)を使ったユーザー対応自動化ソリューションhachidori plusを提供いたします。hachidori.io
※会社概要を見てびっくりしたのは内緒ですw まさか同じ大学・学年・学部の卒業生がCEOを務めていたなんて。。。(笑)
(番外編)
少し違った視点にはなるのですが、ZEALSさんが提供しているIoTに特化したBot開発フレームワークも非常に注目しています。
■BOT TREE for IoT
家や家電をノンプログラミングで、LINE / Facebook Messenger/ Slackと連携できるのは素敵ですね。
BOT TREE for IoT(ボットツリー)は、IoTに特化したチャットボット開発運用フレームワークです。さくらのIoT Platformと連携しており、LINE, Facebook Messenger(メッセンジャー), Slack…zeals.co.jp
Botをより人工無脳的なものでなく、リッチなサービス(レコンメンド機機能を搭載しているなど)にするためには
自然言語処理
機械学習
といった要素も取り入れてくる必要があるかと思います。現状だと、IBM Watsonとかユーザーローカルさんが提供する人工知能ボットAPIなどが主なサービスの一つになってきますかね。
■IBM Watson
Watson(ワトソン)は、コンピューターでありながら、人と同じように情報から学び、経験から学習するコグニティブ・テクノロジーです。Watsonをビジネスで活用すれば、企業は、より適切な意思決定ができるようになります。www.ibm.com
■人口知能ボット(ユーザーローカル)
UserLocal人工知能ボットAPIは、チャットボット開発に必要なライブラリを無料で提供ai.userlocal.jp
現在社内で導入されているツールとの連携サービスなんかも登場しているみたいですが、続編を今後書くとして今日のところはこの辺でおさらばさせていただきます。
この辺の領域(ChatBot)は日本が世界的に見ても強くなれる分野だと思いますので、世界に羽ばたくサービスが数多く出てきてくれると嬉しいですね。私も引き続き、トレンドのキャッチアップと自身でのBotの開発を続けていきます