石川県かほく市では昨年10月に策定したかほく市創生総合戦略推進計画の一環として、より充実した子育て支援施策の実現に向け、かほく市の子育て世代のママがまちづくりに参画する「かほく市ママ課プロジェクト」がスタートしました。
≪日本一ママにやさしいまちを目指して≫
かほく市ではこれまで子育て世代に対して充実した支援を実現できるように様々な施策を実施してきました。マイホーム購入時の助成や賃貸でかほく市に住まいをもつ世帯に関しての家賃補助、またお子様に係る医療費を18歳まで全額補助、子育てに役立つ情報をスマートフォン向けに集約した公式子育てアプリ「子育てにゃんでもトーク」などがその一例であり「住まい」から「子育て」に至るまで様々な支援を行ってきました。
これらの支援制度を実施する中でより充実した子育て支援制度を実現するために、行政主導だけではなくかほく市のママの視点を取り入れたまちづくりプロジェクトが「かほく市ママ課プロジェクト」です。
「かほく市ママ課プロジェクト」の主役はかほく市の子育て世代のママであり、実際にかほく市に生活しているママならではの視点でまちづくりの実現を目指します。子育ての環境はもちろん、暮らしの仕組みまで普段のかほく市の生活の中で生まれる様々なニーズをまちづくりの意見として挙げてもらいまちづくりに活かします。
≪2016年1月より「かほく市ママ課会議」がスタート≫
2016年1月より「かほく市ママ課会議」がスタートしました。会議の内容は主に「子育て環境」と「かほく市のPR」の2点を重点的にかほく市企画情報課の職員とかほく市のママが意見を交わしました。
「子育て環境」については普段のかほく市の生活の中でママたちが「もっとこんな施設があったらよい」「かほく市のサービス、支援制度で望むこと」の意見を出してもらいかほく市の支援制度として実現できることを検討していきました。
「かほく市のPR」では2月27日(土)に東京丸の内JPタワーの施設であります「東京シティアイ」で開催する「かほく市PRイベント~かほく団欒フェア~」で行うイベント内容を中心にかほく市の住みよさを県内外に発信するためのアイデアを出し合いました。
≪意見を聞くだけではなくカタチにすることを目指した中長期的なプロジェクト≫
かほく市ママ課は中長期的なまちづくりを目指しており、ママ課会議で交わした意見やアイデアをかたちにすべく来年度以降も継続的にプロジェクトを推進します。
「かほく市ママ課」のキックオフとなった今年度の活動が次年度以降に実際に行政サービスの実現に結びつくようにかほく市のママが主役となったまちづくりを展開し「日本一ママにやさしいまちかほく市」を目指します。