ガラクタな部屋

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YOKOGAWA DL1540の整備

2017-05-01 | 測定器

YOKOGAWA DL1540の整備
バッテリーが消耗しているため設定が初期化されて使いずらかったのでバッテリーを交換しました。バックアップバッテリーは東芝リチウムバッテリーER3V/3.6Vで同じ製品は3,000円以上もしますので同じような製品をオークションで500円で購入しました。バッテリー交換は半田ごてを当てて取るのですがスルーホール基板なので無理に引っ張ると基板を壊してしまいます。コツは優しく引っ張って取ることで無理は禁物です。組立は分解と同じに配線の取り回しを行ってください。これをやらないとノイズを拾うことになります。これで使いやすくなりました。私みたいな素人が使う分には十分です。

実物はけっこう黄ばんでいます。

ACQ BOARD  埃をとってきれいにします。カスタムICばかりです

POWER SUPPLY BOARD

CPU BOARD

入力関係 BOARD

REAR BOARD

バックアップバッテリー、東芝リチウムバッテリーER3V/3.6V 本体側面にあるCPU BOARDについています。

取り外したところ 半田ごてで温めながら優しく引っ張って取ります。無理はいけません。

ファンもうるさいので交換しようと思いファンを取り外して単体で作動させると静かです、風切り音はしょうがないということでそのまま。

内部も埃を取ってきれいにします。BNC端子も磨いておきます。

高圧部分は丁寧に埃を取ります。

左、旧バッテリー 右、新バッテリー 取り付けはコードを切って基板にハンダ付けしました。

組み上げて電源を入れてチェックします。
組み上げ時の注意:このYOKOGAWA DL1540は非常に小型に作ってあるのでケーブルの引き回しには注意してください分解時にケーブルの処理をよく見て組立時にその通りに処理して組み立てます。アースネジはしっかり締めます。そうしないとノイズが出ることがあります。
以下のようにしてチェックします。
1.MISCボタンを押して、設定メニューを開きます。
2.To NextMenu を選択します。
3.Self Test を選択します。
4.SelfTest CALを選択します。
5.BOARD を選択します。
6.EXEC を選択します。
セルフテストが始まるので、終了するまで待ちます
これでテストが終了です。
もしBatteryの項目が Faultedになったらもう一度最初から行います。
MISCボタンを押して設定メニューを開き今度はDate Timeを選択して日付を合わせます。
これで、電源を入れたときに電池エラーが出なくなり前回の設定がすべて保持されます。

日付も合わせたので気分的に良いです。

 

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