誰もが知る東京都の路線で、全長20.6キロもある「山手線」をプラレールで再現した人が現れ、Twitter上で驚きの声が上がっています。大きすぎて1枚の写真に収まりきらないスケール……!
製作・投稿したのは、さまざまなイベント等でプラレールを使ったレイアウト製作をしているぺたぞう(@pettanesa)さん。
「プラレールで山手線を全部再現しました」と投稿された写真には、手前の品川駅から奥の上野駅に伸びる路線が。よく見ていくと、品川駅で並行する京浜東北線などの路線はもちろん、東京モノレールやゆりかもめ、レインボーブリッジからの首都高なども再現されているのに気づきます。縮小されているとはいえ、1つの角度からでは視界に収まりきらないそのデカさと細かさにこだわりとすごみを感じる……。
山手線を作った理由についてぺたぞうさんに伺うと、もともと京成線の再現の他、千葉県や神奈川県の鉄道の完全再現などをしていたそうで、今回は「イベント内容の面白い企画が何かないか」と相談を受け、提案したのがはじまりとのことでした。
なお同イベントは、さいたま市でプラレールの展示会をしている「プラレールの宿(@plarail_bot)」さんが実施しているもので、山手線プラレールは「プラザノース」(埼玉県)で9月2日~3日まで展示されているそうです。
Webサイトやブログで見られるように、いずれも圧巻の作品を生み出しているぺたぞうさん。プラレールの好きなところについては「パズル的に遊べるところです」とのことで、「今回(山手線)も駅と駅の間は何マスにすべきか、などをパズル的に計算してつないでいます」と、製作時の考え方を教えてくれました。なんて難易度の高いパズルなんだ……。
ちなみにぺたぞうさんはプラレールが本職というわけではなく、「いろいろな仕事をしている」そのうちの1つとのことでした。
Twitterでは「これはやばい」「すげえ……」と言葉にならない驚きの声が上がっている他、「男の子の夢」「プラレールで出来てしまう所が凄い…」といった声もみられます。
画像提供:ぺたぞう(@pettanesa)さん
(宮原れい)
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