民進 前原新代表「もう一度政権交代の高みに」

民進 前原新代表「もう一度政権交代の高みに」
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民進党の前原新代表は記者会見で、「この党をもう一度、政権交代の高みに持って行きたい」と述べ、党の役員人事を決める両院議員総会を来週、速やかに開く方向で調整を進める考えを示しました。
この中で前原新代表は「理念と政策を高らかに掲げて、党の再生に取り組むところから始めたい。この党をもう一度、政権交代の高みに持って行くことに力を注ぎたい」と述べました。

そして、党の役員人事について、「代表に選出されたばかりなので、これから考えたい」と述べ、党の役員人事を決める両院議員総会を来週、速やかに開く方向で調整を進める考えを示しました。

そのうえで、枝野元官房長官について「あれだけの票を得ており、党運営に関わってもらいたい。それがまさにノーサイドで、挙党一致態勢を築くことになる」と述べ、執行部の一員として処遇したいという考えを示しました。

また、前原氏は次の衆議院選挙に向けた共産党などとの野党連携について、「理念と政策の一致がなければ政権選択の衆議院選挙は成り立たない。代表は独裁者ではないので、これからどう判断するのか執行部で議論していきたい」と述べました。

さらに、東京都の小池知事に近い衆議院議員が新党の結成を目指していることについて、「理念や政策に共鳴してくれるところであれば協力するのは当然だ。現時点で特定の政党や勢力を念頭に置いたものではないが、しっかりと理想の社会の実現のために頑張りたい」と述べました。

一方、1日に行われた国会議員による投票で、8票の無効票が出たことについて、前原氏は「大変厳しい党運営になるのではないかという思いを持った」と述べました。そして、記者団が「無効票を投じた人は離党の可能性があるという認識か」と質問したのに対し、前原氏は「今の段階で私がそれに対してコメントする必要は無い」と述べました。

首相「政策論争深めていきたい」

安倍総理大臣は1日夕方、総理大臣官邸を出る際に記者団に対し、「前原民進党新代表の誕生にお祝いを申し上げたい。就任おめでとうございます。前原新代表とは、平成5年の初当選同期の関係になる。これから与党、野党お互いに政策を切磋琢磨(せっさたくま)していきたい。すべては国家国民のために、お互いに政策論争を深めていきたい」と述べました。

自民 岸田政調会長「国会での憲法議論に期待」

自民党の岸田政務調査会長は記者団に対し、「今後、民進党の中でどのような体制を組むのか関心を持って見ていくとともに、国内外で難問が山積する中で、国会で建設的な議論ができることを期待したい。また、時代とともに憲法のありようについてしっかり考えていくことは大事であり、国会でもしっかり議論が行われることを期待したい」と述べました。

公明 山口代表「役割しっかり果たして」

公明党の山口代表は記者団に対し、「共産党などとの距離感が主要な争点になったと聞いているが、国民が野党第一党に期待することは、ほかにもいろいろあったと思う。政権交代を目指すのであれば、受け皿になりうる魅力的な政策について議論が交わされるべきだったが、はっきりとは見えなかった。健闘した枝野氏とも協力しながら、野党第一党として国民から期待される役割をしっかり果たしてもらいたい」と述べました。

共産 志位委員長「統一候補擁立へ話し合い進めたい」

共産党の志位委員長は国会内で記者会見し、「来月22日の3つの衆議院補欠選挙で野党統一候補を擁立して勝つために話し合いを進めていきたい。統一候補を擁立するうえでは、相互に推薦し、支援し合うというのが原則で、共産党として一方的に候補者を降ろすことはない」と述べました。

また、志位氏は憲法改正について、「前原新代表は『安保法制が強行されたもとで、自衛隊を憲法に書き込むことは憲法違反の安保法制を容認することになるので、くみしえない』と発言していたと思うが、この点は一致する」と述べました。

維新 馬場幹事長「共闘ありえる」

日本維新の会の馬場幹事長は大阪・堺市で記者団に対し、「ぜひ野党第1党の立場で、きちっと与党側に対じできる法案などを取りまとめるリーダーとして頑張っていただきたい。国会の中で提案型政党という立場をとっていただければ、与党側がおかしな法案を出してくれば共闘するということはありえると思う」と述べました。

社民 又市幹事長「共闘は当たり前」

社民党の又市幹事長は国会内で記者団に対し、「前原新代表のもとで、民進党が基本的な政策の合意と挙党態勢を早急に確立し、野党第1党のリーダーシップを発揮するよう求めたい。安倍政権を倒そうということは野党4党で一致しており、次の衆議院選挙で可能なかぎり、競合を避けて共闘するのは当たり前のことだ。早急に党首会談を開いて、目前に迫っている『トリプル補選』や次の衆議院選挙に向けた小選挙区のすみ分けの調整、臨時国会の対応を協議したい」と述べました。

こころ 中野幹事長「憲法改正で積極的議論を期待」

日本のこころの中野幹事長は「前原新代表には憲法改正について積極的な議論を期待する。与野党が論戦を通じて切磋琢磨する健全な民主主義を取り戻し、わが国が抱える多くの課題に適切かつ迅速に対処するため、建設的で発展的な提案を行う民進党を実現されることを祈念したい」などとするコメントを発表しました。

民進 前原新代表「もう一度政権交代の高みに」

民進党の前原新代表は記者会見で、「この党をもう一度、政権交代の高みに持って行きたい」と述べ、党の役員人事を決める両院議員総会を来週、速やかに開く方向で調整を進める考えを示しました。

この中で前原新代表は「理念と政策を高らかに掲げて、党の再生に取り組むところから始めたい。この党をもう一度、政権交代の高みに持って行くことに力を注ぎたい」と述べました。

そして、党の役員人事について、「代表に選出されたばかりなので、これから考えたい」と述べ、党の役員人事を決める両院議員総会を来週、速やかに開く方向で調整を進める考えを示しました。

そのうえで、枝野元官房長官について「あれだけの票を得ており、党運営に関わってもらいたい。それがまさにノーサイドで、挙党一致態勢を築くことになる」と述べ、執行部の一員として処遇したいという考えを示しました。

また、前原氏は次の衆議院選挙に向けた共産党などとの野党連携について、「理念と政策の一致がなければ政権選択の衆議院選挙は成り立たない。代表は独裁者ではないので、これからどう判断するのか執行部で議論していきたい」と述べました。

さらに、東京都の小池知事に近い衆議院議員が新党の結成を目指していることについて、「理念や政策に共鳴してくれるところであれば協力するのは当然だ。現時点で特定の政党や勢力を念頭に置いたものではないが、しっかりと理想の社会の実現のために頑張りたい」と述べました。

一方、1日に行われた国会議員による投票で、8票の無効票が出たことについて、前原氏は「大変厳しい党運営になるのではないかという思いを持った」と述べました。そして、記者団が「無効票を投じた人は離党の可能性があるという認識か」と質問したのに対し、前原氏は「今の段階で私がそれに対してコメントする必要は無い」と述べました。

首相「政策論争深めていきたい」

安倍総理大臣は1日夕方、総理大臣官邸を出る際に記者団に対し、「前原民進党新代表の誕生にお祝いを申し上げたい。就任おめでとうございます。前原新代表とは、平成5年の初当選同期の関係になる。これから与党、野党お互いに政策を切磋琢磨(せっさたくま)していきたい。すべては国家国民のために、お互いに政策論争を深めていきたい」と述べました。

自民 岸田政調会長「国会での憲法議論に期待」

自民党の岸田政務調査会長は記者団に対し、「今後、民進党の中でどのような体制を組むのか関心を持って見ていくとともに、国内外で難問が山積する中で、国会で建設的な議論ができることを期待したい。また、時代とともに憲法のありようについてしっかり考えていくことは大事であり、国会でもしっかり議論が行われることを期待したい」と述べました。

公明 山口代表「役割しっかり果たして」

公明党の山口代表は記者団に対し、「共産党などとの距離感が主要な争点になったと聞いているが、国民が野党第一党に期待することは、ほかにもいろいろあったと思う。政権交代を目指すのであれば、受け皿になりうる魅力的な政策について議論が交わされるべきだったが、はっきりとは見えなかった。健闘した枝野氏とも協力しながら、野党第一党として国民から期待される役割をしっかり果たしてもらいたい」と述べました。

共産 志位委員長「統一候補擁立へ話し合い進めたい」

共産党の志位委員長は国会内で記者会見し、「来月22日の3つの衆議院補欠選挙で野党統一候補を擁立して勝つために話し合いを進めていきたい。統一候補を擁立するうえでは、相互に推薦し、支援し合うというのが原則で、共産党として一方的に候補者を降ろすことはない」と述べました。

また、志位氏は憲法改正について、「前原新代表は『安保法制が強行されたもとで、自衛隊を憲法に書き込むことは憲法違反の安保法制を容認することになるので、くみしえない』と発言していたと思うが、この点は一致する」と述べました。

維新 馬場幹事長「共闘ありえる」

日本維新の会の馬場幹事長は大阪・堺市で記者団に対し、「ぜひ野党第1党の立場で、きちっと与党側に対じできる法案などを取りまとめるリーダーとして頑張っていただきたい。国会の中で提案型政党という立場をとっていただければ、与党側がおかしな法案を出してくれば共闘するということはありえると思う」と述べました。

社民 又市幹事長「共闘は当たり前」

社民党の又市幹事長は国会内で記者団に対し、「前原新代表のもとで、民進党が基本的な政策の合意と挙党態勢を早急に確立し、野党第1党のリーダーシップを発揮するよう求めたい。安倍政権を倒そうということは野党4党で一致しており、次の衆議院選挙で可能なかぎり、競合を避けて共闘するのは当たり前のことだ。早急に党首会談を開いて、目前に迫っている『トリプル補選』や次の衆議院選挙に向けた小選挙区のすみ分けの調整、臨時国会の対応を協議したい」と述べました。

こころ 中野幹事長「憲法改正で積極的議論を期待」

日本のこころの中野幹事長は「前原新代表には憲法改正について積極的な議論を期待する。与野党が論戦を通じて切磋琢磨する健全な民主主義を取り戻し、わが国が抱える多くの課題に適切かつ迅速に対処するため、建設的で発展的な提案を行う民進党を実現されることを祈念したい」などとするコメントを発表しました。