【北九州記念】コウエイタケルが昨年4月以来、17戦ぶりの勝利
2017年9月2日16時33分 スポーツ報知
2日の小倉11R・北九州短距離S(3歳上1600万、芝1200メートル=18頭立て)は、4番人気のコウエイタケル(牡6歳、栗東・山内研二厩舎)が好位から抜け出し、昨年4月以来、17戦ぶりとなる5勝目を挙げ、オープン入りを決めた。勝ちタイムは1分8秒3。
道中は先行争いの直後となる3番手を手応えよく追走。4コーナーで外から並びかけると、残り200メートルでニシノラッシュを競り落として先頭に立った。最後はアドマイヤナイトに首差まで迫られたが、何とか振り切った。
前走は北九州記念も勝ったダイアナヘイローとコンマ1秒差の3着。小牧騎手は「行く馬が近くにいたので、楽にいいポジションが取れた。前回は相手も悪かったから」と力を出し切ったパートナーをたたえた。前走が内枠からの好走だっただけに、山内調教師は「外枠だからダメだと思っていたよ」と苦笑いしながら「若い時から能力は持っていた馬。まだあてにできない部分はあるけど、勝ててよかった」と胸をなで下ろした。