【話題のニュース】永井荷風晩年の創作ノート発見 2冊に作品の下書き江戸文化や花柳界を題材にした作品などで知られる作家、永井荷風(1879~1959年)が晩年に書いたとみられる創作ノート2冊が、2日までに見つかった。小説や戯曲の下書きで、構成や言葉を何度も練り直した跡がうかがえ、作品の構想を練った過程が分かる資料だ。 ノートは、川島幸希秀明大学長(日本近代文学)が昨年、東京都内の古書店で購入し分析。大学ノート2冊に計約200ページにわたって、短編「吾妻橋」など、50年代に発表した小説や随筆などの下書きが、鉛筆で記されていた。 ノートの冒頭には「二人艶歌師」という題名の小説が書かれていた。 (共同)
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