2017年09月01日

『童貞。をプロデュース』について

ここでは情報を整理するために、『童貞。をプロデュース』という映画に関してぼくが知っている事実を時系列を追って説明させていただきたいと思います。
可能な限り客観的事実に即して語っていきたいとは思うのですが、「なぜそうなったか」を説明するためにその時その時のぼくの私見や心情も入ってくるとは思います。加えて、なるべく事実関係の誤解が生じないよう、主語や目的語などを極力省略せずに書いていこうと思いますので、多少読みにくい文章になるかとは思いますが予めご理解ください。

まず松江さんと初めて会ったのは、ぼくが通っていた映画の学校で松江さんがドキュメンタリーのクラスの講師を担当していたことに由来します。
卒業後、しばらくしてぼくが出品していた映画祭で松江さんと再会します。当時、ぼくはAVにモザイクを入れるアルバイト等をしながら、自分の「童貞」をモチーフにしたセルフドキュメンタリーを制作していて、その内容を整理する目的もあって、女性に恋をしたこと等、その当時の様子を自分のブログに書いていました。
そんなある日、ブログを見た松江さんから「最近、恋してるんだって? ドキュメンタリー作ってるんだって?」という電話が掛かってきて、「イメージリングス主催の上映イベント(ガンダーラ映画祭)があって、俺も今度『童貞』をテーマにしたドキュメンタリーをつくろうと思っているんだけど、一緒にやろうよ」といった話になったのです。その時も悩んだのですが、松江さんから「加賀の悪いようにはしないから。どういう作品にするかも必ず相談するし、二人の判断で決めていこう」と言われ、松江さんとドキュメンタリーを制作することになったのです。そうして、それまでにぼくが撮り溜めていた映像素材を松江さんに渡して、その後もぼくは自分のカメラで自撮りをして自分や自分の周りのことを撮影していました。
そんな中、松江さんから「俺がセッティングするから、AVの現場へ取材に行こうよ」と言われ、自分のカメラを持ってAVの撮影現場へ取材に行くことになりました。初めて訪れる事務所へ案内され、初めてお会いする松江さんの知り合いのAV関係者の方たちに挨拶をして取材はスタート。するとなぜか内トラ(※人員不足などを補うためにスタッフがエキストラ出演すること)のような形で屋外でのスチール撮影をする流れになり、その後、ホテルの一室に移動すると突然「それじゃパンツ脱いで」と言われたのです。その時点でぼくは断ったのですが、密室で初めて会う人々に囲まれる中、松江さんから「早くしろよ」「みんなお前待ちなんだよ」「お前のせいで現場が進まねえんだよ」「俺に恥かかせんなよ」「松尾さんを待たせるなんて、お前いい度胸してるな」等々を言われ、それでも断っていたのですが、「じゃあフェラチオのフリだけでいいよ」と提案され、そういった恫喝によって判断力が疲弊していたのもあって、さすがに断りきれず渋々ながら形だけのポーズを取らされたのです。そうして始めはフリだったはずが、不意打ちでいきなり本当にフェラチオをされたので、ぼくは「やめましょう」と言って女優さんを引き離しました。すると周りにいた男性に羽交い締めにされ、無理やりフェラチオされる様子を撮影されたのです。
その撮影後、今度は松江さんから「告白シーンが撮りたい」と言われたのですが、それもぼくは断りました。すると後日、「俺から連絡しておいたから」とぼくが当時好きだった女性に、松江さんが独断で出演オファーをしたのです。それでもぼくは撮影を拒んでいたのですが、松江さんが「もういいよ。だったら俺の方から、あの娘にお前が好きだってことを伝えてやるよ」と言い始めたのです。ぼくはこんな撮影に彼女を巻き込みたくはなかったし、告白は自分のタイミングでしたいと思っていました。最終的に断れなかった理由は、これは本当に幼稚で青臭い理由だと思われるかもしれませんが、「好きな女性に告白する機会」というものを松江さんに人質に取られて、松江さんとの押し問答の中で半ば脅迫されていたからです。そうして「告白シーン」は撮影されたわけですが、実際には告白までに至っていません。松江さんに呼び出されて渋谷の交差点で待っている彼女の元へカメラを持って行き「話があるんですけど」と言って撮影は終わりました。その場には松江さんも立ち会っていて、彼女に「これはフィクションなんだ」「ヤラセなんだ」と説明していました。ぼくは自分の現実が、松江さんの手によってフィクションに歪められていくことが非常に不本意でした。
そうして『童貞。をプロデュース』は完成したのですが、松江さんが編集した完成版を見たぼくは納得していない旨を伝えました。するとまた松江さんのゴリ押しが始まり、「俺はこれをノーギャラでやっている」「これで金儲けはしない」「ガンダーラ映画祭で上映するだけだから」「もし他で上映することになったとしたら、その時にまた話し合おう。その時は必ずお前の意見を尊重する」「ガンダーラ映画祭にはお前も呼ぶし、お前も言いたいことがあるならそこでお客さんに説明すればいい」と説明したのです。ガンダーラ映画祭はぼくの知り合いも参加している、言ってしまえば内輪ノリの小規模な上映会で、観る人も松江さんの人間性を含めてある程度わかっているような人たちばかりだから、ぼくの声が届く範囲で説明をすれば、むしろ問題点は観た人に伝わるのだろうと思っていました。
ガンダーラ映画祭が終わってからしばらくして、先述した女性とお付き合いすることになりました。彼女も『童貞。をプロデュース』には不快感を抱いているようでした。
(※一応書いておくと、この女性とお付き合いが始まってから一ヶ月くらいまでぼくは童貞でした)
性暴力云々といった問題も、もっと早い段階でもっとちゃんと議論するべきだったのかもしれませんが、自分のせいで巻き込んでしまった彼女をこれ以上傷つけたくなかったというのも、この議論に歯止めをかけていたひとつの大きな要因としてあると思います。その時は、自分が「性被害者」であることを声高に訴えてあれを「笑えないでいる」と強く主張することが、彼女や周りの人を傷つけてしまうのではないかと思っていました。
ぼくには「被害者」になる勇気と覚悟も足りていなかったのかもしれません。しかしそれは間違いでした。
被害者であることは決して恥ずかしいことではないし、そういうものを笑えないことは「空気を読めない」ということではないと思います。むしろ恥ずべきはそういったことに無自覚な人々の方で、なにも臆することはないし、「笑えない」なら「笑えない」ともっと強く主張するべきでした。
(※その時にぼくが全くなにも言っていなかったわけではありません。主張の強度の問題であることをご理解ください)
なにより不本意なのは、自分が被害者であるということよりも「加害者」でもあるということです。ぼくは「映画をつくる側」の人間だし、自分がそういった同調圧力の形成に加担しているのだとすると、ぼくにはそれがどうしても耐えられないのです。
ちなみに誤解があるようなので念のために書いておくと、ぼくは映画を含む映像制作を生業として生計を立てていますが、俳優ではありませんし、AV男優をしていたこともありません(※文脈上、齟齬が生じそうなので一応付け加えておきますが、もちろん「俳優」も「映画をつくる側」だと思っています)。ぼくはあの映画の被写体であると同時に、あの映画の撮影者でもあるのです。事前に台本が用意されていたわけではなく、問題となっている一部箇所を除いて、大半はぼくがぼくの演出と自己判断で撮影した映像が使われています(そこにヤラセ要素はありません)。それを松江さんが編集して「作品」にしました。松江さんとぼくは「撮る側」と「撮られる側」でもありますが、「編集者」と「撮影者」という関係でもあるのです。
ですから、10年以上前に「劇場公開をしないでください」とお願いしたにも関わらず約束を反故にされ、一方的に劇場公開を強行された時も、機会があるのならば、ぼくには舞台挨拶の場に立って観た人たちに説明していく責任があると思いました。松江さんとの縁を切って知らぬ存ぜぬを決め込むのでは、あれを撮影した人間としては無責任だと思ったのです。
(※「当初からフェイクドキュメンタリー/モキュメンタリーと説明されていた」といったご指摘もあるようですが、「わかってる人はわかっていた」といったことは一先ず置いておいて、これはどうしても印象論になってしまいますが、あれは当時ぼくが舞台挨拶の場でツッコんでいたからで、松江さんの方から積極的に喧伝していたということではないと記憶しています。それは言わば松江さんなりの小さな免責表示のようなもので、それも舞台挨拶という限定的な場で、一部の松江さんによるヤラセ要素を認めることがたまにあったということです。つまり商品パッケージにそういった記載は一切なく、販売者が購入者を選び、口頭で説明することが時々あったということで、それをもって「説明があった」とするのは少々弱い気がします。それと都合の悪いツッコミに対して松江さんは、その場でぼくを嘘つき呼ばわりすることでスルーしていました)
観客の目に晒されることで、観客のリテラシーに委ねることで、ぼくの主張も一定の理解はされるものと信じていました。なにより作品自体が証拠なのだから、それこそ「わかる人にはわかるのだろう」と考えていたのです。
しかしそれは甘い考えでした。ぼくがなにを言っても、概ねそれはただの「笑い」として消費されていったのです。
そうしておよそ10年前、周りの人たちだけにでも、ぼくのその主張が本当に真剣であるということを理解してもらうために、ぼくは『世界で一番やさしいゲロ』と題したブログ記事に、例の「告発」と言われている文章を書いたのです。もちろんそれまでにも関係者とは幾度となく話し合いを重ねてきました。
しかし状況はなにも変わりませんでした。
観客の方から個人的にいくつかの同情や応援の声は頂けたものの、ぼくの中の「真実」やぼくが考える「道理」も、松江さんたちが主張する「おもしろければいい」という論理の前に黙殺されたのです。関係者は誰もぼくの言い分を受け入れてはくれませんでしたし、多少の同情を寄せてくれたとしても、結局は「気持ちはよくわかるけど、もう少し大人になろうよ」といった結論に終始していました。
その後も色々あったのですがキリがないのでここでは一旦省略するとして、その後は松江さんから「もうお前とは話したくない」と言われて連絡が取れなくなり、宣伝配給の直井さんとのやり取りも途中で返信が来なくなって途切れてしまいました。そうして関係者からぼくは完全に無視されるという形で、これまでの10年間以上、『童貞。をプロデュース』の上映は続けられてきたのです。
これまでになぜ法的措置をとってこなかったのかといったご指摘もあるかとは思います。
実際には、当時からぼくは弁護士さんへの相談を度々していました。証拠を提示してお話を伺った結果、ぼくの主張には法的な正当性があるという、要するに裁判を起こせば勝てるというのが弁護士さんたちの一様の見解でした。
ではなぜ訴えを起こさなかったのかといえば、様々な理由がありますが、ひとつは周りを巻き込んだ本当の泥試合になってしまうことも予想されたからです。これ以上のことは相手の人間性にまで踏み込んだ話になってしまいそうなので省略しますが、場合によっては(※あくまで、ごく稀な「場合によっては」ですが)裁かれないことの方が社会的な意義をもつこともあるのではないかという個人的な考えもあります。法的責任をお金で解決されても、残るのはお金だけなのかもしれません。

それからおよそ10年の時が経ち、どういう経緯があったのか詳しくは存じ上げませんが、再びぼくに舞台挨拶の機会が巡ってきたのが先週(2017年8月25日)のことです。
全然関係のないことなのかもしれませんが、その日の昼下がりの時分でしたでしょうか、NHK教育では『いじめノックアウト』という番組が放送されていました。夏休みが終わりを迎えようとしている頃、学校へ行きたくなくてしょうがない人たちは今どんな気持ちでいるんだろう、死刑への秒読みを待っているような心持ちなんじゃないだろうか、とぼんやり考えていました。
その日は亡くなった親友が生前にくれた『バーバレラ』のTシャツを着て劇場へ向かいました。
少し触れておくと、その親友はAVの仕事をしていて、仕事を楽しんでいるようだったし職場の先輩たちに対する尊敬の言葉も度々口にしていましたが、それと同時に彼は仕事のことで心を痛めているようでもありました。高円寺の居酒屋で「もう誰にも傷ついてほしくない。もう誰にも死んでほしくない」と泣いていた本当に心のやさしい友人は、ある日突然ぼくたちの前からいなくなってしまいました。そんな彼は生前、何度もぼくに「松江さんと仲直りするんだ」と言っていたのでした。
先週、劇場の控え室でスタッフの方から『童貞。のプロデュース』のTシャツを渡されましたが、ぼくは着替えることができませんでした。なので、Tシャツの丈云々といったご指摘はあまり関係がありません。

ぼくは自分のやったことが正しいとは思っていません。松江さんたちと同じ土俵に上がった以上、松江さんたちと同じ責任を負わなければならないと思っています。
ただ、ブルース・スターリングの『スキズマトリックス』のセリフにもあるように、「俺たちは正しいことと可能なことのあいだで生きている」わけで、少なくともあの時に結局なにもしないで終わるなんていうことは、ぼくには不可能でした。「本当か、嘘か」ではどうせ水掛け論で終わるだけですし、「正しいか、正しくないか」といった倫理性を巡る議論も当事者間ではいつまでも平行線のままで、松江さんたちの言う「おもしろいか、おもしろくないか」の土俵で勝負することしか、その時のぼくには残されていなかったのです。
そこで観客を巻き込む以上、いかにして野坂昭如vs大島渚戦といいますか、『ゼイリブ』のロディ・パイパーvsキース・デヴィッド戦、もしくは『青春の殺人者』の水谷豊vs市原悦子戦のようなベストバウトを、泥試合を見せられるかが問題なのだと思いました。ズボンを履いたまま一方的に正論を並べ立てたとしてもお客さんは退屈するだけだろうと予想し、あそこではフルチンになって語るのがお客さんへの最低限のマナーなのだろうと考えた次第で、もしそれを不愉快に感じる人がいるのだとしたら、それは単純に観る映画を間違えたということなのだろうと解釈したわけです(※皮肉を説明するというのは非常に野暮なことかもしれませんが、ここでいう「不愉快に感じる人」というのは、つまりぼくと同じ感覚の持ち主ということです)。
映画をつくる人間であれば「作品」で勝負をするべきだというご指摘はあるかと思います。それは当然の意見だと思いますし、それこそ正当なやり方なのでしょう。しかし「伝える」という観点から、最も実効性の高い方法としてぼくは「事件」を選んでしまったのです。あるいは客席からカメラが向けられている以上、松江さんの文法でいうところの「映画」にさえなりうると思ってしまいました。
しかし、それをして状況がどう変わったのかはわかりません。
ただ、ぼくが松江さんの髪の毛を掴むあの瞬間まで、ほとんどのお客さんが、自分がどんな映画を観にきたのかにさえ気づいていなかったということもひとつの事実なのだと思います。

あの一件の後、『童貞。をプロデュース』に関して笑ったことを後悔しているとか罪悪感を感じているといった声を耳にしました。ぼくは笑ってしまうこと自体は別に悪い事ではなくて(「笑い」というものは根源的に暴力性を備えたものなのだと思います)、むしろその笑いを通してなんらかのリテラシーが得られれば、それこそもっとおもしろいことなんじゃないかと思うのです。そもそもリテラシーというのは高いとか低いとかではなくて、それぞれ違うリテラシーが存在するということなのではないでしょうか。
「笑えないでいる人間」を、一方的に「空気が読めない」とか「リテラシーが低い」とかいった同調圧力で否定してしまうことこそが問題なのであって、「自分はこんなにおもしろいと思っているのに、どうしてこの人は笑えないでいるんだろう?」もしくは「この人は本当に笑っているんだろうか?」といった想像を巡らせて考え始めた時に、人間はもっとやさしくなれるのだろうと思います。

補足として、今回の件に関して梅澤くんは関与していませんし当然責任もございません。舞台挨拶の一部始終をご覧になられた方はご存知のように、むしろ梅澤くんという人はああいう空気を読まない、何を考えているのかよくわからないトリックスター的な存在でして、友人のぼくが言っても信用されないことかもしれませんが、彼の言葉というのはぼくにとっても自らを省みる判断材料として、客観的な証言として信用できたといいますか、「梅澤くんはこんな風に思っていたんだ」というぼくなりの発見と理解がありました。
客席から声を上げてくださっていた話題の動画撮影者の方についても、決して一部で指摘されているような「仕込み」などではございません。あの時まで直接お会いしたこともなかったのですが、この件とは全く関係のない別の機会にこの方が監督されたセルフドキュメンタリーを拝見させていただくことがあった関係で、顔と声とお名前だけは存じ上げておりまして、それで壇上から「誰かわかった」と発言した次第です。なので、この方についても舞台挨拶上の件に関しては直接的な関与も一切の責任もございません。

長々と書き連ねてしまいましたが細かいことを並べていくと本当にキリがないので、今はこれくらいに留めておきます。
以上のことは誤解や錯綜している情報を整理する目的で、ぼくからの事実を書いたもので、松江さんや関係者を誹謗中傷するために書いたものではありません。ましてや松江さんの出自を理由として無分別な批判をしたり揶揄したりだとか、そういった対立軸に与する気は一切ございませんし、むしろそういった不合理な言説を強く否定するためにも書いたものであるとご理解ください。
もちろん事実に基づいた正当な批判であれば、ぼくも松江さんも関係者もそれを受けて然るべきだと思います。ぼく自身も恨んでいないと言ったら嘘になるでしょうし、お酒を飲んでいたりして話の折に触れれば松江さんや関係者の悪口のひとつやふたつくらいは口にするのだろうと思います。しかし、どうでもいい単なる愚痴なんかは飲み屋での酒の肴くらいに留めておきたいですし、インターネット上で個人攻撃や人格攻撃をすることも本意ではありません。
皆様のご理解を賜れれば幸いです。

以上の文章は、誰になにを言われたわけでもなくぼくが一人で勝手に書いたものです。専門家に相談したわけでもないし、事前に誰かに読んでもらったわけでもありません。なので、もしかしたら自分で書いたこの文章が自分にとって不利に働くこともあるかもしれません。
正直、松江さんと直井さんが連名で出した文章に失望してしまったというのもあります。大人だから保身の意味もわかってはいるつもりですが、ぼくが裸になったのは下半身だけじゃなかったはずで。
だからこそ、ぼくは自分の言葉で書きたかったし伝えたかったのです。
一番伝えたい人たちに伝わらないのが本当に悲しいけれど。

加賀賢三

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この記事へのコメント

1. Posted by yo   2017年09月01日 22:40
10年間お疲れ様でした。どうか、すっきりとしてこれから貴方が幸せな人生を送れることを祈ります。
2. Posted by kaze   2017年09月01日 23:04
加賀賢三さんへ
映画上映での、どなたかのことの顛末についての動画を拝見しました。
正直、私は現場で声をあげておられた男性のようにあなたが1人で戦うことに尊敬の念を抱きました。同時にもう傷ついて欲しくないとも思いましたし、あなたの水掛け論になること、何が誰にとっての正義か、また、それを実証することの難しさもわかりながらの発言にこの動画を見てよかったという、もしかしたら見当違いの感動や安堵感を覚えました。(すみません。もしかしたらとても不謹慎かもしれません)
とにかく、加賀さんが今後少しでも不快な思いをすることがないことを祈っております。
3. Posted by りょうちん   2017年09月01日 23:20
映画は見ていませんが、
10年間本当によく頑張ったと思います。
涙が出てきました。

あの行動にはそれなりの理由があると思い、気になってネットサーフィンしていたところ、このブログにたどり着けました。

うまく言えないですが、僕はあなたを全力で支持します。
4. Posted by 14番   2017年09月01日 23:34
映画そのものは見れていません。記事、動画、関係者のSNS、このブログのみでのコメントです。言いたいことはわかります。でも暴力はいけません。髪を掴み、頭を引き寄せ、フェラを強要する。それはあなたが、もっとも嫌がったことじゃないですか?それを笑いに昇華する(面白ければいい)ことで、すべての合理性を担保したかったのかもしれませんが、暴力はいけません。松江さんには気がついてほしいと私も思います。加賀さんは被害者です。でもこの行為であなた自身ももっとも忌み嫌っていた加害者側に立ってしまった。そう思います。
5. Posted by いちか   2017年09月02日 00:13
動画拝見しました。
気持ちを上手く文字にできませんが、とにかく本当にかっこ良かったです。
そしてどうかこの10年間が報われるような、とっても幸せな未来が訪れますように、祈っております(^○^)応援しています!
6. Posted by 賢ミファン   2017年09月02日 00:24
ブログの他の記事、もう見れないのですか?
残念です。

僕は加賀さんのファンです。
奇しくも10年くらい前に鑑賞した「童貞。をプロデュース」がきっかけで。
ブログは、いつか更新されるかな?と少しの期待を持ってのぞいていました。
今回の事件も、加賀さんのファンとして、非常に興味深く面白く記事を見させてもらっています。

何より、数年ぶりにブログに新たな記事が投稿されたのが、大変嬉しいです。
また加賀さんの声を、このブログや映画などを通して聞けること、楽しみにしています。
ともかく、僕は加賀さんを強く支持します。
7. Posted by ken   2017年09月02日 00:30
裁判をしても加賀さんの傷は癒えないでしょうが
裁判を起こすべきです
このままではまた繰り返されます
何かにつけて上映しますよ

応援しております
8. Posted by ああああ   2017年09月02日 00:36
つらかったでしょう。
お疲れ様でした。
個人的には、もう松江監督や直江さんとは関わらずに
ご自身の人生を幸せに進んでいってほしいと願います。

見ている人達はわかってます。
9. Posted by あか   2017年09月02日 00:39
あなたの裸の言葉、実直であろうとする心のありように心を打たれました。大人じみた空虚な文書よりもずっとずっと。
10. Posted by tk   2017年09月02日 00:57
ネットニュースの十数文字のタイトルだけで善悪が判断されてしまうことの怖さを感じました。

これだけ物事を詳細に伝えることが出来る人だから、きっとこれから素敵な仕事をなさるんだろうと思いました。自分の信じるところを大切にして、細かいことは気にせずに歩んで欲しいです。
11. Posted by まいる   2017年09月02日 01:11
監督とプロデューサーのあまりに空虚な言葉に対してここまで繊細な文章を書ける加賀さん…。
少しでも多くの方に加賀さんの思いが伝わりますように。
12. Posted by bangkokeel   2017年09月02日 01:34
この案件はガチンコで泥仕合覚悟で
民事訴訟に持って行くべきだと思います。
近頃では巷で無修正の日本人の未成年の
AV動画がネットに蔓延っています。
はっきり言って既存のレンタルビデオ店は
法律上モザイク入りビデオを
常備しておかなければならないので
営業上採算が取れない状態に陥り
結果的にバタバタと潰れて
行っているのが現状かと思います。
そのような近況を鑑みると
これからも既存のAV業界から
多数の未成年の女優(或いは男優)への
出演強要が続くであろうと予想されます。
だから、加賀さんの今回の下半身
丸出しのガチンコの訴えは
なかなか効果的だったかと思います。
ここで日本には全く根付いていないと
思われるフェイクドキュメンタリー映画
(ヤラセ付きドキュメンタリー)の
代表選手として君臨している
松江哲明監督に鉄槌を下す意味で
長期戦覚悟で10年前の集団による
性的暴行罪で刑事及び民事告発を
提訴するべきかと思います。
慰謝料が取れるかどうか、
はっきり言って分かりませんが
松江監督と既存のAV業界人達に
激震が走る事が予想されます。
それ以外には「彼等」のモラルを
変えさせる方法は無いかと思われます。

13. Posted by 同窓生A   2017年09月02日 01:39
5 同窓生です。
『童貞をプロデュース』は観ていません。『あんにょん由美香』という映画は観ました。まるで死人に口なしというような、自己顕示欲のために故人を利用しているだけの、ただただ下品で不快な映画だと思いました。それ以来この監督の作品は観ていません。

話題になっていることを知り、舞台挨拶の動画を見ました。男性の性被害は、おそらく女性の何倍も声をあげづらく、そして黙殺されてしまうものなのでしょう。
ヒリヒリしました。そして、カッコよかったです。誤解を恐れずに言うと、松江氏の映画とは比べ物にならないくらい面白かったです。
あなたのほうが作家だと思いました。結局、心無い人間に面白い映画なんて作れないんです。

心無い人たちと正面から戦っても、心ある人間が傷付くだけ。だから法律があるのだと思います。
そもそも心が無いからそんな悪事ができるのです。話の通じる相手なら初めからそんなことはしないはずです。
泣き寝入りするのはいつも心ある側だなんて、そんな世の中おかしい。
訴えてしまえばいいのに、と割と本気で思っています。
14. Posted by ゆき   2017年09月02日 01:39
5 更新ありがとうございます。
時系列と力関係が分かり、憤りを感じています。企画と撮り貯めた映像を取り上げ、恫喝しながら自分の欲しい映像を作る松江氏の未熟さ、焦り、承認欲求の強さを伺い知れました。

裁判を起こす気持ちはあまりない、親友の松江氏と仲直りして欲しいとの気持ち、確かに理解出来ます。
しかし、今回の謝罪文を読む限り、和解は難しいし、今後被害者が増えない為にも裁判は起こした方が良いと思いました。
松江氏にも直井氏にも妻や子供がいます。彼らの妻子に加賀さんと同じことをされたら、あんな謝罪文を書くでしょうか?
表現の自由を問う前に人として、映画人としての矜持を求めたいです。
15. Posted by のの   2017年09月02日 01:48
僕の言いたいことは、
3. Posted by りょうちん さん、
8. Posted by ああああ さん、
10. Posted by tk さん、
が言ってくれています。
16. Posted by 入谷亮   2017年09月02日 01:51
4 上映当時、映画を観て笑ってしまった事を振り返り、ただ恥ずかしく悔いています。どうか、松江哲明さんとお話を経て、お互いの気持ちを治めるに至りますことを願っております。一言だけ苦言を申し上げますのをお許し下さい。ステージ上で下半身を晒した姿は、傷ある心の胸襟を開き偽りない本気で松江さんにぶつかろうとする勇気を感じた一方、松江さんの髪を掴む行為は正直残念でした。熱情を暴力ではなく、加賀さんの言葉と魂の咆哮でのみぶつけてほしかったです。駄文にて失礼しました。10年前の怨嗟を克服出来ることを熱願します。 入谷亮
17. Posted by YMMM   2017年09月02日 02:06
5 加賀さんの書かれたこと、ずっしり重く受け止めました。とても繊細な感情の方ですね。人間は表面的なことだけで、乗りだけで何も考えないこと多いと思うけど、加賀さんが提示されたことはムダではないと思いますよ。
18. Posted by YMMM   2017年09月02日 02:10
5 途中でアップされたので続きを・・・
あの舞台挨拶の行動自体、加賀さんがやりたくてやったのではないこと、文章からも伝わってきます。大変なことだと思うけど、切り替えて、あなたのクリエイティヴな創作に舵を切って下さい。この経験をプラスにして下さい。
19. Posted by 傍観者   2017年09月02日 02:11
「おもしろいか、おもしろくないか」の土俵での勝負でいえば、今回加賀さんは圧勝されたと思います。
それはほぼ万人が認める所でしょう。
横綱相撲といえるほどでした。

逆に松江氏のおもしろ主義的な観点からの番付は地に落ちた。
twitterでは松江氏がしゃぶっていれば逆転可能だったという意見が多かったのですが。

加賀さんはおもしろさの土俵でのギャンブルに勝ったということだと思う。

法的な問題にはしないという事であれば、松江氏を表現者として寄り切った勢いで加賀さんが素晴らしい作品をこれから作っていって下さればよいと思います。

ともあれ、件の映画に巻き込んでしまった告白の女性と付き合えたというのは、何かほっとしました。不幸中の幸い?というか。
加賀さんの今後のご活躍をお祈りしております。
20. Posted by 観客   2017年09月02日 03:29
これを題材にフィクションとして映画にしてほしい
21. Posted by miyu   2017年09月02日 03:36
これまで作品を観たり聞いたりしたことはなかったのですが、ネットニュースに上がっていて気になったので舞台挨拶風景を見れないかと探したところ、見つけました。
ネットニュースでは松江氏が被害者だと決めつける書き方でしたが…

動画や加賀さんの過去のブログを読んで「全治一週間」と訴える松江氏と10年間苦しんできて今回の行動に移った加害者と呼ばれた加賀さん。

弱者が声を上げ訴えるための手段は普通のやり方では到底伝えられなかったはずです。
現にネットニュースでも松江氏の擁護をするような書き方でしたから。

ただ、加賀さんが選択した訴え方は何も知らなかった私にまで届きました。

全治一週間の怪我、甚だ笑えました。
彼は…実力が追いついていない未熟すぎる人間で、欲に目が眩み大事なものすら見えていない弱い人間なんだと思います。

加賀さんが松江氏にされたことは消えませんが、徐々に解放されて欲しいと願います。

勇気ある行動に力を貰えた人もいると少なくないと思います。

全治一週間なんて1日で治るくらいのもんで苦しい言い訳にしかなりませんが、心のケアは長く続きますので…どうか早く吹っ切れて、本当の笑顔で生きれますように。


22. Posted by 観客   2017年09月02日 03:40
こんな状況で狂言でやるわけがないので、加賀氏の言う通りなのは言うまでもないでしょう
松江と直江はどういう人物かが明らかになり、彼らが10年間全く誠意ある対応を取らなかったことが明らかになったことだけでも、世の中にとって良いことだ
23. Posted by 一般人   2017年09月02日 04:55
サブカルではない一般人ですが、
ここ一週間、加賀さんの話題にくぎ付けでした。そういう人はきっとたくさんいると思います。また、昨日の梅澤さんのツイートを見てお二人の友情に心が洗われました。

「遠い夜明け」のエンドロールは国境を超えて、世界の人々の心を動かす一助となりました。抵抗するためのあらゆる手段を奪われた人々が圧倒的な力で蹂躙され続ける姿を知ってしまったら、見ず知らずの国の人たちでも人として見過ごせないよね、という感情は世界共通です。加賀さんはこの世界共通の感情を動かしました。

これは、本来は日本国内で矮小化されるような問題ではなく、ベルトルッチ、キム・ギドク、松江哲明という文脈で世界中に周知され、議論され、海外メディアがサブカル村の村長や動画の削除を執拗に迫った人にコメントを求める位に重大な性被害者の人権問題です。

そして、加賀さんにはこの方法しかなかったということに、今朝のリリースが説得力を持たせてしまいました。恐らく正攻法でいっても政治力と経済力で握り潰された。
でももう大丈夫です。
みんな、この1週間で何が起こったかすっかり調べ上げて、今後も事の経過をじーーーっと監視してますよ。ただ、加賀さんが必要な時や、強欲な人が悪さをした時には、このように公表していただければと。もう10年も抱え込まずに。

荒俣宏いわく
「アウトプットにおいてはその人の持つ世界観が顕著に表れる」

加賀さんの世界観は人の心を動かす力があります。今後は、この件を通して加賀監督を知りえた私たちに加賀監督が本当に伝えたい作品を届けてください。(作品を一般向けに寄せろという意味ではありません)

加賀監督のこれからを心から応援しています。
24. Posted by 匿名。   2017年09月02日 05:12
相手は和解を目指してる聞きました。
あなたは訴えるのでしょうか?
私には単なる身内の酒を飲んで喧嘩した延長にしか思いません。
あなたの空気をぶち壊す行為を不快に思う人もいます。私がそうです。
本気で悩んで裁判まで闘う覚悟があり
あのような行為をしたのなら納得しますけど
違うなら中途半端な事はしないで下さい。
あなたは空気をぶち壊す行為をしたのは一度や二度ではないはずですから。
25. Posted by あ   2017年09月02日 05:55
加賀さんはいいやつ。
26. Posted by 名無し   2017年09月02日 07:01
単純な疑問なのですが、そんな嫌な撮影が行われたにも関わらずその後友人の梅澤さんを松江さんに紹介したのは何故か気になります。被害者が増えるとは思わなかったのでしょうか?そして、紹介しておいて、自分でぶちこわす。違和感を感じます。
加賀さんが被害者で傷ついているのは事実だと思うので、あの舞台挨拶で何故同じ土俵にたってしまったのか、それこそお金を払って来てくれたお客さんの前でやってしまったのか。お客さんはそれこそ一方的な被害者なのではないですか?
27. Posted by idiot   2017年09月02日 07:18
全面支持。
やり方は他にあったかもしれないけどね。インディペンデント映画に対する自己犠牲でもあったのかな。反響を見る限り無駄じゃなかったよ。
28. Posted by 法科大学院   2017年09月02日 07:38
やはりAV出演強要問題そのものですよね、これって。

AV出演強要問題で精力的に活動してらっしゃる伊藤和子弁護士やNPO法人ライトハウス、
この問題を深く掘り下げる取材をしている毎日新聞や朝日新聞、東京新聞などにも相談してみると良いと思います。

あの舞台挨拶の場で、
あくまでも作品世界の延長線上で落とし前をつけ様とした加賀さんの思いはすごく伝わって来ました。
でも、残念ながら松江さん側は拒絶しました。
ならば、舞台を司法の場に移して、
白黒つけるのも仕方ないと思いますよ。
尊厳を踏みにじられた多くの人がそうやって戦って来たのですから。
応援してます。
29. Posted by ゆき   2017年09月02日 08:42
裁判起こしたら泥試合になる、金を受け取っても虚しい。
奴らはそんな気持ちをとことん利用し、蹂躙し、せせら笑います。
ある意味、この10年で証明されたのではないですか?

リーガルハイというドラマで、企業から蹂躙される村民に弁護士が一矢報いるには、戦って金を受け取るしかないんだ!という下りがあります。
正に同じ状況だと思います。

強者の論理で、あの手この手でまた加賀さんを貶めるでしょう。
直井氏、松江氏が主張する事実無根は全く嘘で、証拠として映像が残っています。あの映像を観て、加賀さんが出演を納得した上で演出意図通りに演じてるとは思えないです。

映像の作り手として加害者側にもいるというなら、反面教師で被害者の立場にとことん光を当てて下さい。
裁判が1番良いですが、加賀さんは映画監督でもあります。映像作品としてメガホンを取り、世に問うて欲しいです。
30. Posted by 良い方向に行きますように   2017年09月02日 09:03
なんだか陰湿ないじめを目撃したような気分です。以前、松江監督のプロレス映画の舞台挨拶で松江さんを拝見したので、ニュースの見出しを見て驚きました。
結婚されてお子さんがいてもモラルが無い人は変わらないのですね…
松江さんは『自分が同じ立場になったらどう思うか』という想像力が欠如していると思います。きっとたくさんの映画を観てらっしゃるはずなのに。

加賀さんのお気持ちが晴れる事を影ながら願っています。
31. Posted by やの   2017年09月02日 09:04
ガンダーラ映画祭で「童貞。をプロデュース」を観て、その場一般公開版を観て、編集の違いに違和感を覚え、その場加賀さんのこのブログを読み、以後「童貞。」の上映には行っていません。
松江監督の映画はその場数本観ましたが、作品に自分の苦手な気質を感じて観るのをやめてしまいました。(面白い面白くないでいえば、面白くないというだけですが)

舞台挨拶の動画見ました。
お疲れさまでした。
上映中止についての監督と配給側の説明は、あんまりだと思いました。
真剣な気持ちに対してひどいです。

松江監督の髪の毛を引っ張ったことは良くないでしょうが、ああしないと終わらせられない空気だったのだろうなと察します。
その他のことは加賀さんは悪くないです。
お疲れさまでした。

これからどうなるのかわかりませんが、加賀さんは悪くないと言いたくてコメントさせていただきました。

ただ昔映画を観ただけなのに出過ぎたコメントすみません。
32. Posted by jm   2017年09月02日 09:18
映画学校時代に学校で先生がおすすめしていたので観に行きました。最後に後日談的に松江さんが訪問し、部屋の中で「もう関わらないで欲しい」って言ってた人ですよね?その時彼女らしき人がいて、ああ今は彼女が出来たんだなあ~幸せそうで良かったなあ~と思った事を思い出しました。
じゃあ映画中でドライブデートに緊張して嘔吐してしまっていた他の出演者さんも、無理やりだったのかな。なかなか酷いですね。
そのあとすぐに警察に行っていたらもしかしたら松江さんは捕まっていたのかもしれません。
あんまり被害者が泣きを見る映画やAVの撮影は無くなって欲しいですね。いじめだし。
あなたの心が安らかになる日を祈ります。
33. Posted by 野次馬   2017年09月02日 09:21
舞台挨拶の顛末は、最高にして最強の制裁効果だと思います。
裁判云々はもっともはもっともだけど、これ以上に得るものは無いでしょう。
乗り越えていってほしい。
これ以上、固執するに値しない。
あの度胸、冷静さ、頭の良さ、対象へのツッコミ、発声滑舌の良さ、不正に対する真っ当な怒り、客へのサーヴィス精神、礼儀正しさ、他に使うべきです。
あの場でも見せた的確な状況把握能力の持ち主なら自覚してるはずですけど。
舞台挨拶の顛末は本当に凄いパフォーマンスだったけど、あれを最高傑作にしてほしくない。
34. Posted by Senba   2017年09月02日 10:17
加賀さんの行動は、ご自分にとって不利益になるかもしれない事を前提とした勇気ある行動です。鈍感さを装おって人を傷つけ、利用すれば、必ず何らかのかたちで、制裁をうけます。これからの加賀さんを応援します。
35. Posted by eri   2017年09月02日 10:46
TLに流れてきたので読み、動画も確認しました。
自らの意思でないところで進み、作られ、許可もなく上映を繰り返す事に違和感を感じ、10年間の苦しみを感じずにはいられませんでした。
わたしは何もできませんが、松江さんは最低です。そう思っています。
36. Posted by bangkokeel   2017年09月02日 10:52
加賀さんが裁判を
起こされないようでしたら、
一つ提案があります。

超シリアス・ドキュメンタリー映画として
タイトルは「AV撮影現場の現実」と銘打って
10年前に起こった加賀さんが体験した事や
時代背景を俯瞰して
実際に起こった事を
再現VTRのようにして
一本作品を作ったらどうですか。

キャストは以下の通り
主役:直松監督
準主役:江井プロデューサー
脇役:百万石賢治(AV俳優)
脇役:俳優B梅原、女優A

それで実際の事件を忠実に再現して
そこから派生する
映画祭の上映話やDVD発売話などで
製作サイドと演技者との立場の違いなど
特に監督役にはサイコパスっぽく
演じてもらった方が作品が際立つと
思います。実際に言動がその通りです
からね。

どうですかね?内部告発ドキュメンタリー
映画の製作という構想は?

事件が起こった後の双方の会話も
忠実に再現して
双方の言い分の違いや利害関係も
掘り下げれば、かなりの
出来映えの作品が出来上がるし
なお作品が光り輝くと思います。
37. Posted by ゆきゆきて   2017年09月02日 11:11
10年前もブログ読んだよー

映画監督って、大体そうだよね。
映画は人の犠牲でなりたってる。
もちろん共犯関係で。
でも、監督は全てを受け入れて、とにかく良い作品を作ることが、それに報いる唯一の道なんだよな。
松江さんは最後の最後で、そこがまだ未熟だよね。逃げてしまう。作品の責任を放棄してしまう。
貴方の行動は映画界隈の人は皆理解出来ます。携わった映画を愛する映画屋の行動として。
だから監督と支配人の行動は、何なんだろ、映画を上映しないって、もともこうもない。とにかく腹が立つ。
所謂名作ドキュメタリーはたぶんこの様な問題は常にはらんでる。でも、監督は逃げないよ、自分のこども(作品)の為に。松江さん、がんばれよな、どう考えたって今回のは作品にとってチャンスだったのに。やっぱり映画が心底好きじゃないんだと思う、松江さん。だから、つまらないんだよな。

でも、加賀さん。作家としての評価は作品なので、面白い作品作らないとね。今世間の注目浴びてるんだからこの機会を利用しないと、絶対だめ。

良い作品を作って下さい。

期待をしています。
38. Posted by IJ   2017年09月02日 11:14
加賀さんの行動に対し、
ただただ「ブラボー」と言いたい。

一映画ファンとして、
松江監督の作品や過去の本人の発言に
ずっと違和感を覚えていました。
今回の一件で、その違和感の正体がわかったように思います。

作り手側の逃げの理由でしかない
「フェイクドキュメンタリー」というジャンルは、
本当に消えて無くなってほしいと思います。

39. Posted by 同窓生A   2017年09月02日 11:15
AV強要被害は女性だけじやない。男性の被害も看過してはいけないと気付かされました。
そして「面白ければいいという正義」のもとに、他人の人権を踏みにじる制作者を許してはいけない。
これ以上こういったことの被害者を増やさないためにも、一部のサブカル界やネットの世界だけでひっそりと終わらせるべきではない。
この問題はもっと世に拡散され知らしめられていくべきだと思います。

私は、当事者お二人と同窓生で映画制作の仕事に携わる者ですが、松江氏とも加賀氏とも面識のない無関係な人間です。ただ、制作者として、『あんにょん由美香』という亡くなったAV女優を利用する最低な映画を観て以来、松江哲明氏という監督に言い様のない不快感を抱き続けていること、その松江氏が文化人気取りでテレビなどに出演するようになったこと、そのように持て囃す世の中に対しても、ずっと違和感がありました。
そんな中で、加賀氏のふっかけたケンカが、10周年の舞台挨拶初日のタイミングといい、その覚悟といい、圧倒的にカッコよかった。
当事者は傷付き大変な思いをされているでしょうが、この一連の騒動は、非常に爽快で、惹きつけられました。

映画を作るということは、力を持った奴等に踏みにじられる理不尽の連続です。私も泣き寝入りせず戦わなければと思いました。勇気を貰いました。ありがとうございました。
40. Posted by 桃太郎   2017年09月02日 11:26
映画は見てません。今回の騒動で知り、舞台挨拶、ブログ、YouTubeなど見させてもらいました。加賀賢三さんという方をこの件以前には知りませんでした。

数個前のコメントに加賀さんの事を、冷静沈着、滑舌発声、状況判断能力もあり云々と書いてた方がおりましが、私も同様にこのブログの内容含め、非常に多くの才能に魅了されました。

加賀さんは監督以外にも声を使った仕事や、司会業なんかも出来る人だろうな、とも思いました。色々あったかと思いますが、私にとっては1つの才能との出会いになりました。今回の件を超える、活躍を期待します。
41. Posted by 某人間   2017年09月02日 11:29
加賀さんは勇敢だった
俺も立場が悪い時期にジャンルは違えど
同じような目に遭ったこともあるので、
共感したし、勇気をもらえました

あと、動画内で声をあげていた観客の方にも拍手を送りたい
42. Posted by 入り江   2017年09月02日 12:13
加賀さんは、勝手ながら自分の気持ちを代弁してくれたヒーローだと思っています。

私事で申し訳ないのですが、加賀さんに比べたら、本当にしょうもないことですが、役者を目指していたため、ある自主映画企画に参加したことがあります。

・撮影時、高所恐怖症なのに、高い所で歩くよう突然強要されました。無理ですと言うと、「お前のせいで良い映像が撮れない」「みんなお前を待ってる」と言った圧力をかけられ、前を歩いている女優さんに手を繋いでもらいながら歩きました。ここで落ちて死んでやろうかと思いました。

・監督の言う通りのポーズを取ると、「パンツ見えてるから!」と怒鳴られました。

・リハーサルと違う動きをしたいと他の女優に言われ、監督にそんなことして良いのか尋ねると、怒られました。その女優は知らん顔で、まるで私がわがままを言ってるようになりました。

・その女優の演技力は皆無なのに、監督にすり寄って出番を増やしていきました。その監督の他の映画にも出ているようです。

反吐が出そうな現場でしたが、録音さん、制作さん、撮影さんなど、スタッフの方がとても優しく、何とかやってこれました。もちろん試写や舞台挨拶には一度も出ていません。出来ることならもう上映してほしくないです。映画現場ってクソで、クソみたいな何の感受性もなく、人の気持ちを汲むことができない奴らが生き残るのかなとさえ思います。つらくて、大好きだった映画が見れないようになりました。

長々と私事をすみません。
私は加賀さんのおかげで救われました。
理不尽なことをされた演者は、絶対加賀さんの気持ちが痛いほど理解できます。
加賀さんの文章表現は巧くて、まるで自分がその場にいるような感覚になりました。
きっと素敵な表現者なのだと思います。
ありがとう。
ずっと応援しています。
長々と失礼しました。
43. Posted by bangkokeel   2017年09月02日 12:20
更に一傍観者の私から、あるアイデアが
浮かびましたので、書き加えさせて
貰います。

10年前のAV現場での経緯を
忠実に描いた超絶ガチンコ
ドキュメンタリー映画の
構想を加賀賢三さんの本名で
クラウドファンディングでアカウントを
新たに作り、製作費用をそこで募れば
今だったら大きな話題になると思います。

そこで資金提供者には、加賀さんの
今までの作品のテープやDVDを
渡してあげれば良いかと思います。

製作に当たって、直松監督役や
江井支配人、百万石賢治役など
公開オーディションを開く構想を
ぶち上げれば、さらに宣伝効果が
絶大になると思います。

映画の恨みは映画で返すのが
一番の得策かと思います。
44. Posted by はてなブックマークから来ました   2017年09月02日 12:22
5 加賀さん、応援しています。
45. Posted by たっつん。   2017年09月02日 13:00
5 あれは暴力ではないと思います。あれが暴力になれば、日々テレビで流れている漫才等のツッコミも暴力になってしまいます。
舞台挨拶の動画を見て、率直に面白かったです。いろんな興味がわいて、ここまで来てしまいました。ただ、見る人を選ぶ面白さではあると思いましたが、これぞドキュメンタリー、これぞエンターティナーだと思いました。
惜しむらくは、松江氏の対応は頂けませんでしたが、ある意味、松江氏の卑怯さ、不誠実さがよく現れて、根っからの悪役だなと感じることが出来ました。
松江氏の「客の前では話したくない」というくだりなんか、保身に走り客のせいにして逃げ惑う様はここまで不誠実になれるんだと人間の見てはいけない部分まで垣間見られた気がしました。

出来ることなら、一連の動画を交えて、「童貞。をプロデュース~完結編~」を加賀さん監督で作って頂きたいです。

書き殴りでごめんなさい。
加賀さんを支持し応援します。
46. Posted by 325   2017年09月02日 15:01
あの舞台上で真剣に喋る映像に、このブログ、涙が出ました。
うまく言えないのですが、
どうか報われますように。

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