金沢市役所が防災訓練

「防災の日」の1日、日本海沖を震源とする地震が発生し、金沢市役所で火災が発生したという想定で防災訓練が行われました。
この訓練は、9月1日の「防災の日」やその前後に、金沢市が毎年行っているもので、市の職員、70人余りが参加しました。
今年の訓練は日本海沖を震源とする大きな地震が発生し、市役所で火災が発生したという想定で行れ、はじめに参加者は地震の発生を受けて机の下に身を隠しました。
その後、2階の湯沸室から出火したという館内放送が流れ、駆けつけた職員が消火器を使った初期消火の方法を確認したり、市民役の人を建物の外に誘導したりしました。
最後に、5階にいる逃げ遅れた人を消防署員がはしご車を使って救助する訓練も行われ、参加した職員は真剣な表情で訓練に臨んでいました。
金沢市の山田裕総務課長は「職員にとって一番大切なのは、市役所を訪れている人たちの安全を確保することなので、職員1人1人が自分の役割を自覚し、いざという時、的確に対応できるようにしたい」と話しています。