要は、ネガティブなことを言いたい人にとって今まさに増田がホットになっているというわけである。
ネガティブなことを言いたい人がなぜ目立ちたいかというと、それは自分の感じている違和感やお前らが間違っているという確信をできるだけ多くの人の目に触れたいという動機からだろう。
それは簡単なことで、増田を専門に見ていてエントリにアイマスという文字さえ入っていればブクマするような人が3人以上いるからにほかならず、要はネットでネガティブなことを言いたい人が最も苦慮する拡散という部分がかなり容易に行われるからだ。
では、こうした意見を取り上げることが果たして問題なのだろうか。
これは複雑な問題なのだけど、究極的にいえば問題はないだろう。
しかし、ブクマして拡散している人たちに意識しておいてもらいたいのは、お前らは拡散に一役買っているということだ。ソーシャルブックマークの機能をあまり意識していないともいえる。
君たちが2chのスレッドに気軽にレスする感覚でやってるブコメという行為は、そのエントリの拡散に当然一役買うし、それが3人いれば新着に挙げられ、50人前後もつけばホットエントリに上ってくる。
そしてそれは大勢の人の目に当然触れることになるし、今やツイッターで簡単にそうやって上がってきた情報は肯定的・否定的にかかわらず拡散される。
はてな民はリベンジポルノを完全に野次馬根性でブクマすることが往々にしてあるが、あれも本来まともな倫理観があれば拡散しないためにもブックマークすることさえ避けるべき事案だという自覚が薄い人も多い。
つまり、君たちのやっていることはツイッターでいうと引用リツイートみたいなものなのだ。
「こんなリベンジポルノがあるらしい」とツイッターで拡散してるやつがいたら批判されてしかるべきだろうが、君たちはハテブだとそれをいともたやすく行っている。
ここで冒頭の問題に戻るが、つまり増田でアイマスのネガティブな意見をブクマしている人たちは、ツイッターでいうならば「こんなこと言ってる人がいたぞー」とスクショなり引用リツイートなりで拡散している奴と同じなのである。
はてな民はツイッターでは大人しいパターンが多いが、やっていることはツイッターで「こんなこと言ってる人がいるのか。ふーむ」といちいち取り上げている人にほかならない。
おそらく多くのはてな民はツイッターでいちいちそんなことはやっていないだろうし、むしろそれに眉をしかめる側だろう。だが、はてなで君たちのやっていることはまさにそれと同じだ。
アイマスという文字が入ってるツイートはエゴサしてリツイートしてわざわざ拡散したり、2chのレスからスクショを撮ってきて「こんなのがいたぞー」と拡散するようなことを、増田にいる特定の複数人は気づいてか気づかずかやっているのだと知っておいてもらいたい。
例えば増田には、特定の政党であったり特定の属性を延々と叩くような文章を書いている輩というのがいるが、そちらは拡散されない。
これらは拡散する必要がないと判断されるためだろうし、その判断は正しい。くだらない内容であることが多いからだ。
結局アイマスという文字さえ入っていれば2chにレスする感覚でブコメを書きたくなる尻軽が複数人存在するからである。複数人というか最初にブクマする人たちなら特定の2,3人に絞られるが。
ソーシャルブックマークという機能とブコメで自分の意見を書く欲求を満たしたいという人間の悪いところは致命的にミスマッチなのである。
はてな民ははてなのことを内に閉じたコミュニティだと認識してそうだけど、そんなことないから。
たかがブクマとか言い訳せずに、君たちの行為はリツイートレベルの拡散行為だと自覚してこれからハテブやってね。