僕はFXで4時間足や日足を見ながらのスイングトレードを主体としています。ただ、ここぞという時にはデイトレ用でポジションを持ってサクッと利益を出そうとしたりします。もちろんスキャルピングやデイトレ、スイング、長期保有など様々な方法があると思いますが、デイトレ用のポジション(特に含み損)を持ち越してはいけないと思う理由を考えて見ました。
もくじ
デイトレ用のポジションを持ち越した結果
頻繁に目が覚める
単純に夜中に目が覚めるようになります。スキャルピングやデイトレはボラティリティが少ないので、取引数量(Lot数)を多くするケースが多いと思います。そのため、レバレッジを高く設定しがちで、大きな額を動かすことになるかもしれません。数量が多い状態でポジションを持ち越すと、含み益が減っているのではないか?、含み損が拡大しているのではないか?と不安でなかなか熟睡出来ません。僕はこれでしばらく寝不足が続き、本業にも影響を及ぼしたことがあります。
含み損が解消される
一見、含み損が解消されるというのは聞こえがいいかもしれませんが、これは単なる結果論でしかありません。基本的に為替であればレンジ相場がほとんどなのでしばらくしたら値を戻すことは大いにあります。むしろそっちのケースが多いのです。そのため、含み損を抱えても損切りしてまたレートが戻ってきたらどうしよう、この前のように含み損が解消されるのを待とうという心理状態に陥りやすくなります。
そうなると、損切りができずポジションを長期で持ち替える戦略に切り替えるわけですが、長期で持つ理由が明確にイメージ出来ていないと、たった一回の損切りずらしで口座の資金を全部飛ばすこともあります。ちなみに僕は2回経験しています(泣)
fx-trader-takayuki.hatenablog.jp
途中で長期保有(塩漬け)にしてはいけない理由
単純に資金稼働効率が悪くなる
デイトレ用などの短期投資目的の資金を途中で塩漬けに切り替えると、資金の稼働率が悪くなります。塩漬けが増えれば増えるほど資金を動かせなくなり、大きなチャンスが来た時に資金が動かせない自体などに陥ります。そのため、長い目で見れば必ず相場に大きなチャンスが来るワケですから、これを逃さないためにも短期用と長期用の資金を分けておくことが望ましいかと思います。
根本的に長期目線を考慮した投資ではない
今持っている長期投資用の資金は果たして1年後、5年後、10年後と長い目で見てリターンになるでしょうか?短期投資は基本的にキャピタルゲイン(売買差益)で儲けることが基本の為、長期投資に切り替えた時にその投資先の将来をしっかりと見据えてなければいつまでも利益にならず抱えてしまう可能性もあります。
fx-trader-takayuki.hatenablog.jp
まとめ
今回はデイトレ用のポジションから長期ポジションに変更する場合のリスクを書きましたが、長期投資自体を否定するわけではありません。むしろ投資は一般的に長期で保有することが基本だと思いますし、自分も投資資金の大部分が長期でHOLDしています。あらかじめ短期用と長期用で資金を分けておくといいかもしれませんね。