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グーグルアシスタントがついにiPhoneに対応しました。
日本ではandroid版が今年の5月末からすでに使えるようになっていたんですが、数日前にiOS版のアプリがリリースされ、アプリをダウンロードすればiPhoneでも使えるようになります。
iPhoneにはSiriがいるのに、わざわざグーグルアシスタントを使う必要があるのかどうか。グーグルアシスタントに出来て、Siriに出来ない事を紹介していきます。
「OK グーグル、おはよう」
朝起きて服を着替えながらこのコマンドを言うと、その日一日にあなたが必要な情報をすべて音声で教えてくれます。
おはようございます、~さん!という挨拶から始まり、今の時間とあなたが住んでいる場所の天気予報と気温、今日の予定やリマインダーに登録した当日やらなくてはいけない事を全て伝えてくれるので、仕事帰りに牛乳を買い忘れて、翌日の朝食に困るという事も無くなります。
▽テキストでおはようと入力した場合は音声では無く、テキストで情報を教えてくれる。通勤電車の中などで便利だ。
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「OK グーグル、2階B駐車場と覚えておいて」
休日にショッピングモールに行き、買い物が終わって車に乗り込もうとした時に車をどこに停めたかを忘れてしまって、無駄にうろうろしてしまう事は誰にでもありますよね。
他にも、後で思い出したい些細な情報は、「~を覚えておいて」というだけでアシスタントが記憶しておいてくれます。
「何を覚えてる?」と言えば駐車場の場所がすぐに分かるので、無駄に時間を浪費してしまう事を防げます。
この機能はiPhoneのメモやリマインダーでも出来ないことは無いんですが、ちょっとした情報にはこの方法が簡単で便利だと思いました。
▽AIが予想する返答をタップすることでも内容を呼び出すことが可能
「こんにちは をスペイン語で」
旅行に行った時、現地の言葉で困ることはもうありません。
グーグルアシスタントが翻訳した言葉を現地語で表示してくれて、更に音声でも再生してくれます。
現時点で何か国語まで対応しているのか調べたんですが詳しい情報は見つけられませんでした。試してみたところ、
- 英語
- 中国語
- スペイン語
- タイ語
- スウェーデン語
は問題なく翻訳することが出来ました。
▽ちょっと長めの文章も試したが問題ナシ
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グーグルアシスタントには出来て、Siriには出来ない事
現時点で個人的に、グーグルアシスタントの方がSiriより便利だと思った機能は
- テキスト入力対応
- 翻訳機能
の2つです。
テキスト入力対応については、電車の中やオフィス等で声を出すことが難しい状況にある場合とても便利。
Siriではいったん声で言った内容を編集する機能は備えているが、完全な文字入力には今の所対応してはいない。
翻訳機能は、これさえあれば海外旅行で困ることはほぼ無くなるといっていいくらい,
実用的なレベルに仕上がっている。対応言語もかなり多そうだし、これからもどんどんバージョンアップしてくるだろう。
あと数ヶ月で使えるようになるiOS11では、Siriも更にバージョンアップしてくる事がすでにアナウンスされている。
Siriが完全なテキスト入力に対応するといういくつかのブロガーの情報もいくつか見たし、翻訳機能についても英語から中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語への翻訳をサポートするとアップルが正式にアナウンスしている。
(日本語は今のところ対象外なので当分の間はグーグルアシスタントを選ぶ理由になると思う)
最近ではAmazonのAlexaの能力も素晴らしく、海外ではアマゾンエコーの評判がかなり良いという事も結構聞くので、今後この分野は更に競争が激しくなって便利になっていくのだと思います。
初期のスマートフォンが出始めた頃の雰囲気になんか似ていて今後がとても楽しみな感じです。
ぜひiPhoneの方もグーグルアシスタント、ダウンロードしてみては。