次期iPhoneの名前はどうなるのか――9月12日の正式発表まで2週間を切っても、未だにiPhone8、iPhone X、iPhone 8 Edition、iPhone Editionなどの名称が並列してネットでは囁かれています。そうしたなか、新たに有名ケースメーカーが、iPhone8(これまではiPhone7s)、iPhone8 Plus(これまではiPhone7s Plus)、iPhone Edition(iPhone8)の名称で、在庫を調整していることが分かりました。
複数の有名ケースメーカーに動き
端末ばかりに目が行きがちですが、リリースまで2週間を切ったとなれば、すでにパッケージ(外装)の製作も行われているでしょう。当然、パッケージには端末の名称が書いてあるはず。となれば、情報がどこかから漏れ出て、すでに何らかの動きがあってもおかしくはありません。
ニュースサイト9to5Macの記者がTwitterで明らかにしたところによると、複数の有名ケースメーカーがiPhone8、iPhone8 Plus、iPhone Editionというラインナップで、密かに在庫の調整を始めたそうです。したがって、これまで伝えられていた名称は、下記のようになります。
- iPhone7s→iPhone8
- iPhone7s Plus→iPhone8 Plus
- iPhone8→iPhone Edition
この時期になって何の確証もなしに大きく動き出すとは考えにくく、何らかの情報を掴んだ可能性が高いと思われます。事実、これらのメーカーのうちの1つは、Apple Storeに商品を卸すほどのブランドです。
初出は3月だったが
iPhone Editionという名称の初出は、サプライチェーン事情に詳しいニュースサイトであるMacお宝鑑定団Blogが3月に報じたものです。
その後iPhone8という名称が一般的になっていったことから、「iPhone Edition説」は傍流となっていましたが、今回のケースメーカーの動きが確証にもとづいたものだとすれば、主流を占めていた「iPhone8説」が一気に覆ることとなります。
なお、「iPhone10周年記念モデル」の名称がiPhone8にはならない、という指摘は、有名リーカーのベンジャミン・ジェスキン氏も5月の段階でしていました。
Source:9to5Mac
Photo:Martin Hajek
(kihachi)