このブログは、18歳の高校生がゲストハウスを開業するまでを綴る日記です。
2記事目は、“なぜゲストハウスを立ち上げようと思ったのか”についてを書いていきます。
それは、高校2年の夏。
ヒッチハイクで日本を旅していた時のことです。
初めて来た、知らない街。
Tシャツ短パンの、“何者でもない”若者に向けられる人々の目は、決して温かいものではありませんでした。
夕陽は、容赦無く沈んでいきました。
今夜泊まる所がない…
孤独と、不安。
あの淋しさは、忘れません。
17歳にとって夜の都会は、新鮮な楽しさよりも恐怖の方が強いです。
23時以降の徘徊は補導対象になりますし、入れるお店も制限されます。
“誰も受け入れてくれない”
そこにいる、その人なりの理由は、この世界にはいらない。
そんな街に、恐怖と疑問を抱きました。
“こんな世界は、つらい”
“本当の意味で、誰もが受け入れられる宿を作ろう”
これがこの宿の原点。
そして、この“想い”を回して行くこと、繋いで行くことがこの宿の本質であり、存在意義です。
長くなってしまいましたね。
次は、『どうやって“誰もを受け入れる”の?』という話。
読んでくれてありがとうございました。
また、お待ちしていますね。