告知とか日常とか見た映画とか
■最新作「トーキョードリフター」12/10渋谷ユーロスペース他にて上映
■「ライブテープ コレクターズ・エディション」2枚組DVD製作中 年内限定店舗にてオリジナルCD付先行販売&全国CDショップにて
■11月フィルムアート社より書き下ろし単行本発売
3431433■「キングコング(今、上映してるやつ)」以前の世界最高の童貞映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱 監督:ツイ・ハーク」をDVDで見る。
これ高校生の頃、上映初日初回に歌舞伎町で見たが、一旦は離れていた香港映画熱が再発した。この映画が香港返還間際に作られたというのもちょいと感動的。とにかくドニー・イェンが最強。ラストの対決は50回見ても飽きない。
■「さぬき」でうどんとご飯の定食を食べてから自宅で編集作業。
■渋谷の某所で秘密の会議をし、ハマジムへ。C松尾さんが「メタリカ 真実の瞬間」を見ていた。ハマジム内で流行っているらしい。うん、確かにこの映画は面白かった。
■夕食は「松屋」でカムジャタン。腹いっぱい。
■ビデオで「いつかギラギラする日 監督:深作欣二」。
この映画で萩原健一が「がぁー」って目と口開いて叫ぶ芝居をするのが好きだった。
■写真は、こないだ行った明治神宮で買った交通安全祈願キーホルダー。僕はこういうのをいちいち気にする男だったりする。
■目覚めると加賀が「ノロイ」を「すげーすげー」言いながら見ていた。せっかく堀北真希と恋人未満になるという微妙な夢を満喫してたのに。ちきしょう。
■中野で加賀とカレー食べて、古本「パイソン357 著:石井隆」と中古DVD「THE GRUDGE 監督:清水崇(『学校の怪談』の短編が収録。何気なくレンタルで見、あまりの恐ろしさに見たことを後悔した)」と「映画芸術」を購入。
■素材取り込みをサクサク進める。
■新宿松竹で「フライトプラン 監督:ロベルト・シュベンケ」。
「フォーガットン」好き仲間でもあるアルゴの細谷さんが「気に入ると思うよ」とメールが来たので見に行くが…好きよ、こういう映画。
なんであんなしちめんどくさい方法でアレをしなきゃいけないんだ、とか疑問も浮かぶけど、ジョディ・フォスターの気合いは十分に伝わる。今、母性愛を描く為にはここまでしなきゃ物語にならないのか。あー、ハリウッドってマジでネタ切れなのね、ということがよく分かる映画。
■シネセゾン渋谷で「エリ・エリ・レマ・サバクタニ(劇場の人が案内でスラスラ言ってるのを聞いて、偉いなと思った) 監督:青山真治」。
ストーリーを聞いた時は「あ、見たい」と初めて青山真治の映画で思った(『冷たい血』もストーリーはともかく石橋凌主演ってことで期待はしたが、観賞後の落胆も大きかった)。
しかし、始まって15分もすると「あー、またこの調子か」と諦めモードになり、青山真治の映画を見る度に思うように「あー、この人って意地でも面白くさせようとか、客を乗せようとしないのね」と嫌な気持ちになる。
ノイズ兄弟の設定も面白いし、宮崎あおいちゃんも出てるのに、何なの、このローテンション。僕はノイズを聞くと眠くなるので、演奏が始まる度に眠くなる。かなりしんどかった。本気で寝ようかと思ったあたりであの人が死んだ。あ、物語が動くのかな、と思ったが、まだ進まない。青山作品にありがちな当たり前のことをもったいぶった台詞で表現するのも相変わらずで、なんだか登場人物たちをもの凄い遠くに感じる。
話は変わるが数年前、僕がAVの面接で会った女の子は精神を病んでてもう○年も薬を飲んでて、「歌ってる時だけがポワーってなれる」と言ってた子がいた。で、宮崎あおいの設定を見てて、彼女のことを思い出し、「あの子はこの映画を見てどう思うのかな」なんて考えながらラストの草原での演奏を聞いた。
画面や音は揺れていたけど、僕は何も揺れなかった。この演奏が映画の最初にあれば、よかったのにな、なんて冷静なことを考えてしまった。
■「でんでん」なるセンター街に最近出来たラーメン屋でちょいと食べてから、シネマライズで「たべるきしない 監督:伊藤由美子」。
けっこうお客でいっぱいで、しかも座席指定。けど、こういう映画はダラーっと綾瀬はるかを「かーわいーなー」とニヤニヤ眺めながら楽しみたいので、上映開始直前に空いてる列へ移動。おかげでじっくり作品を堪能出来た。
「本田隆一映画祭」のチラシでも書いたが、僕が人がふわっと浮く描写がある映画が好きだ。そういう意味ではこの映画の冒頭、綾瀬はるかののほほんとしたナレーションから始まり、あの風に飛ばされる描写までは「あ、今年のベスト決定」とまで思った。それくらいにあの空中浮遊は素晴らしい。で、その後も綾瀬はるかが食べる、食べる。しかも車の助手席で(なんて素晴らしい場所だ!)。あのポテッとした唇を生かしたポテチの食べ方も最高だし、「後で焼き肉食べたい」って素敵な台詞だなぁ。焼き肉ちゅうのが深読みさせてくれてグー。
青空、空中浮遊、車窓、食べる女と、僕好みのキーワードが満載だが、この映画の欠点はいかんせん短すぎる。エンドクレジットで歌がまるまる一曲分だから多分、4分はあるだろう。で、尺が20分だがら、賞味15分程度なんだよな、この作品。ラストにもう一オチあったら完璧なのに。「さわやか3組」とかNHK教育のテンポがあれば、完璧なショートフィルムだったな、とも思うが、あのグルーブ感はなくなるかも。
そういう意味では、DVDが発売されて再見したら「あ、これでいいかも」と思えるかもしれない。
でっかい綾瀬はるか写真集(っぽいパンフ)まで付いて500円なら安い。また見たい。
■で、帰ろうとしたら「あ、松江さん」と呼び止められる。知り合いの編集者さんだった。
彼は佐内正史氏のカメラに興味を持ってこの映画を見たそうだが、「松江さんは何で?」と聞かれ「綾瀬はるか!」と即答。その後は立ち飲み屋でいろいろ映画話。楽しい時間だった。
■写真は、ライズの階段にあったポスター。「逆境ナイン」、嫌な映画だった。真剣な漫画を三流コメディにしやがって。こういう誤解した映画化は本気で許せない。もしかしてこの映画のスタッフって「少林サッカー 監督:チャウ・シンチー」のことも単なるコメディだと思ってないか?なめんなよ。けど、堀北真希のマネージャー役だけは完璧だった。
■編集作業終わらず。うがうが唸りながらつなぐ。
■夜は下北沢に向かって「DORAMA」で中古AV「巨乳三昧2、3、4 監督:カンパニー松尾」と「淫乱熟女ノンストップ男狩り 亜梨沙 監督:バクシーシ山下(C松尾さんが童貞喪失の相手と再会するシーンがあっさりしてて笑える)」「制服ゲリラ 監督:平野勝之(デパートに侵入してトイレで断髪セックスする平野パートと、井口昇&卯木妙子の愛の浣腸旅行パートが凄い)」を保護してから「ガンダーラ映画祭」。超満員立ち見だった。イメリン史上に残る動員では?
その後は打ち上げ。女子率低し。ひでぶ!で、なぜか「いまおかしんじの童貞。をプロデュース」が開催(笑)。
■あと、いつの間にかこのブログを始めて一年経過。
http://d.hatena.ne.jp/matsue/20050126
なーんか、全然変わってねぇなぁ、生活が。
■写真は、「こーんな手のつなぎ方してるカップルに作品見て欲しくないっすよ!余裕ぶっこいたカップルなんかに『おもしろかったです』とか言われても全然、嬉しくないですよ!作品のメッセージが全然届いてないっすよ!あいつら分かっちゃいないっすよ!」と、主張するでっかいチンコ疑惑(http://d.hatena.ne.jp/MURAKEN/20060129)がかかっている童貞Kこと、加賀賢三(23)。
大坪ケムタ
土曜日ABプログラム見に行きましたよー。松江さんのサディスティックさにV&Rの血脈を改めて感じましたw
mochi-m
佐藤佐吉のブログでもホメられていましたよ! 題名、間違えてるけど(笑)。
matsue
あ、本当だ。タイトル違ってる。あと、はなくまゆうさくさん(「野良人」から単行本買ってます)があのチラシを手にし、見ようとしていたことが驚きです。これって相当なビッグニュースでは?
ちなみにV&R魂は誰に何と言われようと勝手に継承します。未だに過去の作品を見直す日々です。次回は加賀の意見を参考にカップルが一緒に見たら別れたくなるような作品を作りたいと思います。手、つなぐ余裕なんてないような「流れ者図鑑」級のトラウマドキュメンタリーを。
mochi-m
『はなくま先生に「ガンダーラ映画祭」を見ていただく映画祭』とかやって欲しいですね。タイトルは、さっそく修正されてます。よかったね!
■「かえるのうた」打ち上げにも参加せず、来週の「ケータイ刑事 THE MOVIE」初日舞台挨拶のチケットのネット予約を狙う。28日の0時がネット予約開始時間なのだ。この為だけにこの日、この時間が空けておいたのだが…。
ハッキリ言ってこういうの苦手なんだよ!案の定、エラーの連続だし(涙)。先ほどナヲイさんから頂いた「ケータイ刑事」のプレスを眺めながら「うぐぐ…」と呻く。
■LDで「蒲田行進曲 監督:深作欣二」を見ながら予約の結果待ち。
風間杜夫の芝居がとんねるずのパロディと被るが、やっぱり最高。僕は本編よりもとんねるず版を先に見てしまっているのが失敗。けど、小学生にあのネタは面白すぎた。
これ以降の深作映画だと「いつかギラギラする日 監督:深作欣二」がたまらなく好きだ。初日に新宿松竹で舞台挨拶を見に行き、この映画に出てた俳優、皆にハマった。バンド役で出演していたジャクソン・ジョーカー(今、何してるの?)でさえCDを探した。それ位、夢中になった映画。「忠臣蔵外伝 四谷怪談 監督:深作欣二」もいいな。劇場に2回、見に行った(同時期にやっていた高倉健&市川昆のクソ真面目な忠臣蔵よりも好きだった)。
そう言えばこの映画の感想を「ビデオでーた」の読者投稿に送り、掲載されたことがあったな。で、後日テレカが送られて来た。他には「ピーウィーの大冒険 監督:ティム・バートン」の感想も書いて送ったこともある(この時は別種類のテレカだった)。
「ビデオでーた」では一度貼ったら剥がれないビデオラベルシールや、異様にマニアックな映画情報、AV紹介ページ(モノクロだったお陰で想像力が豊かになった)共々、幅広く活用させて頂いた。この話を山下(敦弘)君にしたら、彼も僕と同じ思い出があったそうな。嗚呼、青春の一冊。
と、そんなことを思い出している内にネット予約OKのメールが。「とったどー!」と、叫ぶ濱口の気持ちをなんとなく理解しながら「ほーりきたっ!ほーりきたっ!」と小踊り。
いまおかさんに「ちょっと用事が」と言って、帰宅しただけのかいはあった。
■neoneo座で「TV-WORKS テレビドキュメンタリストの仕事」。
鑑賞作品は「ファインダーの中のベトナム戦争 プロデューサー:諏訪秀樹」「いつもでない一日~北見北斗高校の強行遠足 演出:小沢爽」「18歳男子 演出:龍村仁」。
「ファインダー~」はshimizu4310さんから「死体いっぱい出ますよ」と言われてたのに、やきにくライスバーガーを食べながら見てしまうという失態。けど、作品としてはテレビドキュメンタリーの見本のような演出構成で、一瞬も飽きずに終了。こういうビシッと決まる作品は好き。
「いつでもない一日」は、最初の銃声でモノクロになった瞬間、「あ、これ見てた」と気付く。こういう時間や期限を決めた中でのドキュメントには惹かれる。音楽が高校生自身というのも刺激を受けた記憶がある。
「18歳男子」は以前、BOX東中野のスタッフで録画した「NHKアーカイブス」を回し見した覚えがある。僕が最初見た時は「え、放送事故?」または「これってビデオドローム?」とまで思えた。久々に再見したが、衝撃度は相変わらず。
方法論には非常に惹かれるが、今、この手法をやってもパロディにしかならないな、と思う。時代性とフィルム撮り、またアフレコといった制限があるからこそ成立する方法論だな、と。
TV-WORKS
ご来場ありがとうございました!今回上映させていただいた11作品(http://tvworks.exblog.jp/)のうち、「いつもでない一日」「18歳男子」「宋姉妹」以外の8作品は全国のNHK公開ライブラリー(http://www.nhk.or.jp/nhk-archives/home.html)でご覧になれます。都内には渋谷と愛宕にあります!
matsue
前日に「行く」と宣言しといたにも関わらず、不参加ですいませんでした。「18歳男子」を再見し、NHKアーカイブス放送時に現在のビーちゃんのコメントが、極めてフツーでそれが逆に印象的だったことを思い出しました。
■中野で鉄火丼食べてから素材の取り込み作業。
■夜はガンダーラ覗きに行って、「王将」で餃子とラーメン食べて古本屋で「仁義なきバトルロワイアル」を300円でゲット。
■ポレポレ東中野で最後の「かえるのうた」を見、やっぱり涙。向夏さんって坂道似合うな、と気付く。背、小さいからかな。なのに堂々としてるからかな。あと東京にいる人っぽいな、とも。
■先日の武蔵大学の講演に来てくれた人からレミオロメンの「3月9日」のクリップを頂く。
分かる人は分かると思うが、これ堀北真希主演作。ずーっと見たかったが、DVD化もされていないので未見のままだった。
で、内容はもう、最高。堀北主義者は必見。やはり今、最もブレザーが似合う女性だな、彼女は。堀北嬢がビデオカメラで風景を撮る姿があるのだが、これがあって「野ブタ」では放送部という設定が生まれたのでは、と思う程、心揺さぶられる。「20世紀ノスタルジア 監督:原将人」の広末涼子を超えたね。
とにかく、女の子がカメラを持つ画には問答無用でグッと来る。
このクリップ、一週間以内にあと50回は繰り返し見るであろう映像になった。
■写真は、「3月9日」の堀北真希。ラストのスーツ姿も素晴らしい。高校卒業後も楽しみだ!!
■京都の高校で「あんにょんキムチ」上映と講演。人権うんぬんってお題で。
午前、午後と2回行ったが途中、学校の先生にしばし観光案内をして頂く。やっぱ鴨川って素敵ね。
午後のを終えた後、生徒さん3名が「まだ話が聞きたい」と応接室へ。真剣に人生相談される。仕事柄18、9の若い人と話す機会が多いが、さすがに高校生と会話をすることはそう、ないので、逆に僕の方が楽しんでしまう。
■まっすぎ新幹線で帰宅すれば良いものの、突然、うどんが食べたくなり、名古屋へ。たった一時間の途中下車。けど、こういうのって好きよ。
■帰りの新幹線で「映画監督 深作欣二」読了。深作監督の真面目な姿勢に泣きそうになる。だって「RED SHADOW 監督:中野裕通」をちゃんと見てて、進行中の作品と「どついたるねん」のネタが被ってると知ったら、即座に中止。で、自作「おもちゃ」と「バスンス ko GALS 監督:原田眞人」を冷静に比較。時代と向き合って生き切った映画人生に感動した。
ドキュメンタリー「もの食う人びと」もまた見たいな。先日。この作品のカメラを担当した山崎裕さんから撮影時の話を聞いたが、非常に面白かった。
■クリス・ペン死亡に衝撃を受けつつ、編集作業。
http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200601250064.html
「フューネラル 監督:アベル・フェラーラ」「トゥルー・ロマンス 監督:トニー・スコット」「レザボア・ドッグス 監督:クエンティン・タランティーノ」「北斗の拳 監督:トニー・ランデル(『ヘルレイザー2』!!)」。彼のやさぐれた感じ、好きだった。これで世界からイケてるデブが一人減ってしまった。合掌。
■写真は、わざわざ新幹線代を損してまで食べたかった味噌煮込みうどん。最後は残り汁にご飯を入れて完食するのが気持ちいいのだ。
素晴らしい。昨年の映画賞のベストにこの作品のタイトルが見当たらないが、それはかぐたばの呪いのせいだろう、仕方ない。けど、確実に青少年少女のトラウマ&映画が教えてくれる教育にはなっているはず。そっちの方が絶対にすげぇ。
また特典映像には笑った。「かぐたばの真相を追え!」には素敵なゲストとして白石監督が登場。荒俣宏みたいな位置でかぐたばを解説。で、もう一つの「呪いから身を守る方法」ってのがまた凄くて、霊能力者が実演付きで解説。雰囲気としては本編「ノロイ」よりもパチモン「ノロイエ」に近いテイスト。そういう意味では深夜に大勢で見るにはぴったりなDVD。
あとイメリン事務所に石油ストーブがあるのは「ノロイ」の影響だと思う。ビデオカメラも常時置いてあるってことは、あのラストはいつでもオッケーってことか?恐い。
■ハマジム行って打ち合わせして、新宿プラプラしてたら「ザ・リング2 監督:中田秀夫」のチケットが100円で売られていたので、シアターアプルで鑑賞。
これ、新聞社とかの招待券バラ撒き上映会なので、館内は爺ちゃん婆ちゃん、家族連れと、女子高生でけっこういっぱい。以前、ここで「デビルマン」を見たが、観客の反応がダイレクトに分かって結構面白いのだ(ちなみに「デビルマン」の時はいびきと席を座り直す音しか聞こえなかった)。
映画はやっぱりナオミさんが素敵で、こういう普段着というか地味な服装が似合うハリウッド女優ってホント、珍しい。美人なのに地味という点では僕にとっては長谷川京子もそうで、こういう女優は素敵だと思う。で、濡れた後、胸ポチも隠さないのはもっと素敵。
しかし、地味過ぎる、この映画。都内と長野が主な舞台だけにも関わらず、日本壊滅まで予感させてくれた「ノロイ」を見た後だけに、特にそう感じてしまう。「2」なのに「1」よりも世界観が狭いってのはどうなのかな?悪い意味で丁寧な日本映画見てるみたいだった。
けど、大量の鹿が見れたのと、久々に女子高生の絶叫を聞けて良かった。
http://blog.livedoor.jp/gandhara_eigasai/archives/50545076.html
よかったよかった。けど今週末は大変なことになるかも、人いっぱいで。先週、「ガンダーラ混みそう?」って何人からか連絡があり「んな訳ない。ラ・カメラにそんなたくさん人来るはずない(失礼)」って答えてたけど、訂正。うーん、日曜の打ち上げも楽しみだなぁ。
■家帰って編集作業。
■写真は、「腹減ったなぁ、ここもあそこも行ったしなぁ」と迷った時に行くラーメン屋「頑徹」。ここの塩わんたんと卵飯を食べればまぁ、満足。千円超えるのはちと高いけど。
■昼は「東京麺通団」。
地方から戻るとなぜか行きたくなる店。東京にも美味い店はあるってことを確認したいからかな。
こういう映画には弱い。実話系の女性が戦う物語とか。「なんで高校生時代の話に戻っちゃうの?」とか疑問もあるが、ラストは泣いてしまう。けど、シャーリーズ・セロン(こういう金髪系はタイプ)には、また「ミニミニ大作戦」みたいなコスプレ映画をやって欲しいな。
必然的に購入。久々だな、発売してすぐに4000円台のDVDを買ったのなんて。すぐに激安再発売とか中古セールなんてことになったら、悔しいのでそんなことにはならないことを祈ろう。
■ゆっくり食べさせない店「豚珍館」でチキンかつとカニクリームコロッケの定食。ここに来るとサラリーマン気分が味わえる。食事時でさえ焦らせられるという意味で。
■イメリン事務所に寄ってムラケンさんから「暇なら『映画秘宝』を読め」と言われ、佐々木浩久監督の極めて正しいインタビューを読み、唸る。「アイドルはトイレに行かない」「画面に小枠を作ってでも常にアイドルを見せる」「アイドルを使って芸術しない」とのこと。うん、「ケータイ刑事 THE MOVIE」には期待出来そうだ。
http://6803.teacup.com/eigei6877/bbs
おぉ、さすが「ALWAYS」ファン。あの映画で感動する人って他人の意見を聞かなそうだ。
さっき、イメリン事務所で「映画秘宝」のベストの話にもなったが、ベスト3が「怪獣」「宇宙人」「ゾンビ」って凄いな、と。あとはホリエモン公開処刑は彼のことが好き嫌いは別にしても、ひど過ぎるなんてことを話した。僕はワイドショーを見る度に「半年前のお前等の作ってた映像、見直してみ」と思う。
■今日は東京に戻ってライブの撮影。途中、東京タワーにも登り、まずい飯を食べる。嗚呼、東京観光。女の子は東京に着いた途端、キャッチに捕まり、宗教のオバちゃんに声を掛けられ、ホストに指を差され、駅員に怒られた挙げ句、お巡りさんに盗撮容疑を掛けられていた。
昨日から「東京って住む場所じゃない」と常々主張していた彼女だが、この時ばかりは僕も否定は出来なかった。
■ライブ撮影をしてくれたC松尾さんとスタッフ章人さんとで、飯田橋の「黒兵衛」へ。松尾さん曰く「かなりエグい」そうだが、そんなこったぁなく、クリーミーな味噌がいい感じ。逆に章人さんが食べていた塩の方が「アンチ澄み切ったスープ」で濃い。
美味かった。場所は飯田橋ギンレイホールの裏路地の並び。まさか、こんな場所にあるとは。
■しんどいロケでも帰り道、自宅直前にiPodからニール・ヤングの「Rockin' in the free world」が流れたりすると、奇跡を感じる。まだまだ頑張るぞ。
■写真は、撮影後に借りたAV。森村はるか!!
mochi-m
次は、AV版『カミュなんて知らない』を撮って下さい。やたらキスする女と、不思議ちゃんなライブドア女の『池袋物語』を!
MURAKEN
良いアイディアだと思います。映研が舞台の作品で、最後は女優が作った映画がラカメラで上映されます。
mochi-m
その上映会は、開始直前まで映写機トラブルがあったり、上映中に次のプログラムの編集が行われていたりというウォン・カーウァイか「24時間テレビ」の手塚アニメかといった綱渡りのサプライズがありながらも、めでたく成功! エンドクレジット後は、缶発泡酒とポテチのささやかな打ち上げシーン。感動的なラストです。駅までの帰り道が寒いけど。
matsue
そうか、次のガンダーラ、もしくは背徳に女の子を参加させればいいのか。マジドキュメントで。けど、いるのか、そんなAV女優?
mochi-m
AV女優じゃなくてもいいのではないでしょうか。たとえば、アルゴKさんのマジドキュメントとか見たいなー。背徳で、なおかつガンダーラな女性じゃないですか。レッツ・ゴー!!
MURAKEN
良いアイディアだと思います。アルゴが舞台の作品で、最後はKさんが作った映画がラカメラで上映されます。
matsue
Hさんがまた芝居をやって松尾スズキ氏を激怒させるとか。
■女の子が旅しながら曲作ってラスト、東京で路上ライブって内容のAV。
仙台行って、白石蔵王で温泉&豪華料理を満喫。で、女の子はギター片手にせっせと曲作り。
■写真は、こんなとこ行ってたよ。
■雪の中、加賀と近所のそば屋へ。でかい声で「ここ、富士そばより美味いっす」とか言うので非常に困る。
■ハマジムに行って明日からの撮影する作品の打ち合わせ。今回は仙台からスタートし、ラストに上野駅での路上ライブを予定しているのだ。ネットでの公開となるが、紹介ページでは「『NANA』風のポスターで」と決定。
上京&音楽モノなのでAV版「NANA」と想像してもらって結構。以前から撮ってみたかった企画なので楽しみ。
■下北まで移動し、ラ・カメラへ。「後ろの正面だあれ?」&「特典映像」に爆笑。
で、真利子に「童貞」を「これ、一生に一度しか撮れないっすよ、すげぇっす」と言われる。けど、カッターで体切ったり、自宅マンションからバンジーする人間に言われてもさ、と思う。
■帰り道、途中にポレポレへ寄って「かえるのうた」トークショー。
井口(昇)さんといまおかさんって本物の「女の子映画」が撮れる人だな、と実感。
■ちょっと長いけど「ガンダーラ映画祭」パンフ用に書いた文章を以下に載せます。
「童貞。をプロデュース」に対しての童貞Kと僕のコメントです。これ、上映初日に配られる予定のパンフに載る予定でしたが、諸事情により未完成なので、「童貞」分だけでもここでアップしておきます。鑑賞後の人には「なるほどね」と思って頂き、未見の方には「どんなドキュメントじゃ」と想像して頂きたいと思います。
「童貞」とは何もない空しさや何も出来ない無力さ、そんな心の真空状態を表す言葉なのだ。きっと。
高二の夏、仲間との約束「童貞喪失宣言」から早6年余りが過ぎてしまった。
何度も何度もさみしくて死にそうで死ねない夜を迎えて、悶え苦しんで転げ回って、映画観て泣いて、酒呑んで吐いて、今にも暴れ出しそうな何かをどうにかしたくて、それなのにシコってもシコっても勃起はおさまんなくて、なんだか器用に生きている奴等が羨ましくて悔しくて仕方なくて、グラビアの女の子たちは優しく微笑みかけてくれるのに、それでも誰かに抱きしめてもらわないと立っていられないような気がして……。
そんな僕に対して、抱きしめる代わりに松江さんはカメラを渡したのです。今思えば人の弱みにつけこんだ宗教の勧誘みたいな気がしないでもないんだけど、その時は松江さんの巧い口車に乗せられちゃったんだな。
で、お前を撮れ、と。
にしても、一体何を撮ればいいんだ? 僕なんか撮ったところで果たして面白いのかしら?それで僕はとりあえずカメラに向かって叫んでみたのです。
「一体、僕はどうしたらいいんだッ!? 」
そしたらカメラは僕にその答えをくれたんだ。カメラっていうのは単に映像を記録する為の装置じゃなかったのです。自意識粉砕機。そうだ、自意識粉砕機だ。僕はその時、自意識のベットリこびり付いた主観の他に、カメラっていう新たな視点を手に入れたのです。
そして、ここからが松江さんの才能の凄いところだよ。
僕の身に振りかかる数々の不運。そのすべてが、松江さんの超自然的な能力によって仕組まれたものであると気付くのに、さほど時間は掛からなかった。でも、そこで僕が失ったものっていうのは僕が今まで寄り掛かっていたものであり、甘んじてきたもの。そしてその奥には僕が今まで目を逸らしてきたもの、対峙しなければならない真実があった。僕の心の真空状態の先にある、真っ暗でそれでも信じなきゃいけない未来だ。躊躇したり立ち止まったりしたら、人間はきっと立っていられなくなる。しっかり前を向いて走らなければ、たちまち倒れてしまうのだ。
でも走り続ける為に大切なのは、倒れないようにバランスをとっていく器用さよりも、一歩一歩を確実に踏みしめて行く為のリズム。次の一歩を信じて、今この一歩を思い切り踏みしめていく勇気、それが大切なのだ。そしてそれは人を信じるという事であり、また自分自身を信じるという事でもある。今まで異性に怯え自意識だけを肥大させて生きてきた僕には出来なかった事だ。その結果として、僕らが抱えている底なしの孤独。それが「童貞」なのだ。そんな事を松江さんは僕に言いたかったんじゃないかろーか、と今になって僕はそう思うのです。
……いや、違うな。
人の童貞をオモチャにしやがって! あんたジゴクにおちるよッ!!
・「笑うしかない」
「童貞と関わるとロクなことがない」。
それが今回の作品を作って得た教訓。
真性童貞の加賀と一か月付き合ったが、彼は言われた通りのカットを撮って来ないし、時間は守らない。約束の時間に連絡しても「まだ西荻(加賀の自宅)です」だと。もう「家族に何かあったの?」と聞くのも疲れた。で、何かを要求すれば「あーだ、こーだ」と(経験もしてないくせに)文句を垂れる。チャレンジ精神が皆無なのね、童貞って。しかも語尾に「すいません」と付けるのも腹立たしい。
「いいかげんにその性格、直せ」と童貞を捨てる為に風俗を勧めるも、「風俗嬢は汚いから嫌だ。職業差別と受け取って貰って結構」なんてのたまう。そんな言葉を聞く度に頬をひっぱたいてやったが、叩き過ぎて手が痛い。
やはり23年間もこの日本に生きてて、未だ「童貞」ってのは異常だ。
これだけ巷にエロが溢れてると、嫌でも己の性と向き合わざるを得ないはずだ。なのにそれを避け、逃げ、オナニーで済ます。この短絡的な行為が、時間を守らない、約束を破る、仕事が続かないということに繋がっているのだろう。
僕がこういう風に加賀を貶めるようなことを書いても、きっとあなたは「そんなこと言っちゃって、松江さんたら、本当は優しいのに」と思うだろう。違う、違う、何も分かっちゃいない。あなたは2時間も「クリスマス、クリスマス…うぐぐ」と呟く映像を、「しゃべり場」を見ながらオナニーする映像(さすがにこれはカットした)を、ゴミ貯めの中でギターを何度も失敗し、その度に「テープ無駄にしちゃった」とコメントする映像を見させらえた時、どれだけ腹立たしいか分からないだろう。僕はそんなものが15本も手渡された時(しかもラベルには「FUCK!」とか「家家家家家」と加賀でさえ判別不能なことしか書いてない)、いいかげんにキレた。
それからだ、僕が加賀に対し、距離を置くようになったのは。
以来、彼が何か失敗をしても「あ、しょうがないか童貞だから」「バカだな、けど童貞だもんな」「童貞か、可哀想だな」と思えた。加賀にアドバイスし、一緒に考え、何か面白い素材を期待するような制作の仕方をしていたら、とてもじゃないが僕の方が保たなかった。付き合ってられるか。深夜に突然かかる「まさみさん(仮名)が、まさみさんが…ぐごぉ」って、電話だけでもうんざりなのに。
それでも僕が計18時間分の素材を全て見、編集し、まとめられたのは彼の周囲に集まる人間が素敵だったからだ。同居人の(加賀曰く)イケメンの大西くん、クリスマスイブにもバッティングセンターに付き合い、「明石家サンタ」でイブを過ごした友人や、「加賀君は素敵」と、「本気で?」としか思えないコメントを言った女友達に、マドンナまさみ(仮名)さん。
皆さんはいい人です、ホントに。
加賀は「友達には感謝してる」なんて言ってるが、そのありがたさに気付くのは彼が童貞を捨て、彼女とイブにケーキでも突っ突きながら「あれ、意外とつまんない」と我に返った時だろう(そんな日、絶対に来ないだろうが)。
あとはやっぱりカンパニー松尾監督と、浜田社長と、女優Rちゃんには感謝。加賀は最後までRちゃんの名前を知らなかったけど、例のプレイと帰り際の松尾さんの言葉は忘れない…はず。あなたがこの作品見て、何かのきっかけで加賀と話をして、もし彼が忘れてたらひっぱたいていいから。僕が許可する。
最後に、この作品を見る観客に言いたいことは、ただただ、笑ってくれってこと。
それは素直な笑いでもいいし、懐かしい気持ちでもいい。
けど、もし加賀を見てて、切実な共感を覚えた男性がいたとしても、僕は二度とプロデュースをしないのであしからず(女性の場合は応相談)。だって「童貞と関わるとロクなことがない」から。
あー、しんどかったなぁ、ノーギャラなのに。
文・「童貞。をプロデュース」構成:編集、松江哲明(ガンダーラというテーマなら「カレーライスの女たち2」にすれば良かったと締め切り3日前に後悔)
ガンダーラに到達してるのに気付かないふりをしている男、C松尾のセックスフレンドを求める旅。久々の再見。
■シネマミラノで「銀色の髪のアギト 監督:杉山慶一」。
いい意味でオタク臭さがないんだけど、この世界観を90分ちょいで語るのは難しいよな。
動きがあるシーンと説明シーンの落差が気になる。あと時たま3倍ダビングみたいに急激に映像が落ちるのも残念。宮崎あおいは声優でも最強。遠藤憲一はいつも以上の遠藤憲一っぷりだった。
■ハマジムに行って明後日(!)からの撮影打ち合わせをして、渋谷まで歩く。可愛い子を眺めながら。
面白いねぇ、いまおかさんの「南の島にダイオウイカを釣りに行く」。
面白い人が面白いことすれば面白い映画になるっていうムラケン理論を立証した映像。
とりあえず自作もウケてよかったよかった。童貞Kよ、あとはお前に任せた。これにてプロデュース終了。
■「ガンダーラ」打ち上げ後、東中野に移動して、「かえるのうた」の打ち上げに合流。最近「呑兵衛」で終店時間の28時になるのがあっという間な気がする。
ぶっ壊れた加賀を僕の自宅まで保護。こいつに「うっわぁー、雪降ってるのに、全然ロマンティックじゃねぇや」って言われると妙に腹が立つ。
mochi-m
「ガンダーラ映画祭」、たっぷり楽しませていただきましたが、マツエ監督へのダメ出しを忘れてました。テロップが、イマイチ読みにくいです。もうちょっと読ませる工夫をして下さい。そのへん、ムラケン監督やしまだ監督はサスガです。あんまりウケてなかったけど、吉野監督の作品も「実写版『劇画オバQ」って雰囲気で好きだったなぁ。惜しむらくは、メインの観客とのジェネレーション・ギャップ。あれは、リアルタイムで見ていたオレくらいの年代でないと楽しめないのかも。リアルな迫力は、しまだ監督の作品がベスト。方法論的には最も優れている作品かも。自虐テロ的なムラケン監督の作品からば土着な呪いを感じました。ある意味、川口を舞台にした『呪怨』ですね。いまおか監督のダラダラさにも捨てがたい味がありました。ドキュメンタリーでも、キチンと「いまおか映画」になってるのがスゴイ。ま、しかし、いちばんウケてたのがマツエ監督の作品であったのは事実です。まいった。おそれいりました。ヒマがある人は、必見です!
NASA
はじめまして。「童貞。をプロデュース」凄く面白かったです。ずーっと笑いっぱなしで、あの自作の歌やノートには、本当にこんなことやる人いるんだ…とびっくりしたりもして、最後はぐっときて、観たあと爽やかな気分になりました。どの作品もとても楽しかったです!
matsue
「童貞。をプロデュース」は2度目がもっともっと面白いのよ、油断したら泣くよ、と観客動員増加なコメントで締めさせて頂きます。しまだ作品のはあの危うい感じが実はどうよ、と思ったりしてるドキュメンタリー主義者。個人的にはやはり、いまおかダラダラドキュメントでしたね。いつものドラマ作品と同じグルーブ感がありました。にしてもAプロのラインナップは自主映画上級者向けでしたね。Bは皆、気合い入れ過ぎ。ノーギャラなのに(しつこい)。Cにも期待していいです。特典映像もヤバい!!
matsue
あと、mochi-mさん、今、横で「映画秘宝」読んでる童貞K曰く「え、テロップ?全然読みにくくないっすよ。前の人の頭が邪魔だったんじゃないっすか?」だそうです。今回のは修正はしませんが、今後の参考にします。
mogikazuki
「お前の穴と言う穴、全部、俺のものにしてやるぜ。」
全盛期の梅宮辰夫を思わせる、あの歌詞。
そして、現場でのあの表情。
素晴らしかった、と。「かが」さんにお伝え下さい。
バカにしてるんじゃなくて、マジで。
matsue
まだ寝起きの加賀曰く「梅宮辰夫って俺と逆ベクトルの人間じゃないっすか」だそうです。分かっちゃいねぇな。加賀は。
あと歌詞は「君の穴という穴すべてを僕のペニスで塞ぎたい」です。最低最悪です。けど、歌で昇華してるだけ犯罪予備軍からはちょいと遠ざかってるかな、と。
cobi
昨日Kさんと一緒に松江さんの後ろでみてたものです。
Aプログラムしか見られなかったので、来週Bプログラムみにいきます! あ~おもしろかった。
atamaizer
時間置いて改めて「童貞。をプロデュース」を考えてみると、童貞K氏のポジションが10年前の自分とまったく酷似していることに気づきました。そうだよ映画以前バカな画ばっか撮ってても周りにやさしい友人がいたなー。
0935
昨日、BプロとCプロを観てきました。
『童貞。をプロデュース』は続編のあるような終わり方でしたね。
だけど、あんな歌詞のテーマソングを作るようじゃ、その後の展開も見えた感じがします。
KG君を成長させるには、荒治療が必要です!
だまされそうになったけど、『子宮で映画を撮る女』はフィクションですよね。
わけがわからない女っぷりがすごい作品。
山下監督は、女性の視点でみせる作品の方が面白いと思いました。
matsue
続編は絶対に拒否します。
オープニングからして最高。僕の中でジョージ・C・スコットが最盛期の破壊系シュワちゃんと被った。ラストの壁、ぶち壊しスロモーもすげぇ。映画的興奮ってこういうことを言うんだよ、「『ザ・プレイヤー』が何分で…」とか長回しを時間で計っても全く意味ないんだよ、そこに何が映っているかなんだよ、「カミュ」の諸君。お勉強もケッコーだけど、お勉強だけで終わるなら、むしろお勉強なんてしない方がいいよ。真利子哲也とか吉野和彦さんを見た方がよっぽど刺激になるよ。
http://www.walkerplus.com/tokyo/latestmovie/cinema_info/info8847_kanto1.html?identifier=whats4
改めて電波なチラシだなぁと気付く。ここからブログに飛んでも意味不明な書き込みしかないし。しかも、ほとんどの作品がまだ編集中だし(笑)。
ちなみにA、B、Cまとめて見るのは止めた方がいいです。なんと5時間です。危険です。脳が浸食されます。またB、Cを続けて同じ日に見るのも止めた方がいい。ハイテンション過ぎて絶対付いていけません。AとBを見て諦める、もしくはAとCだけにしといて、Bはまた後日とか。2度もラ・カメラに通うのは大変だと思いますが。
あと明日は「それぞれの監督がベストと思ってるけど客の反応次第では変えるかもバージョン」が上映されます。そういう意味でも初日は貴重だと思います。
ホラー映画で表現出来ることなんてもう、限界まで来てて、じゃあなにすんべ?ってとこからスタートしてる映画。白石君の「黒呪霊」とか堀北嬢がちょっとしか出なかった「予言」のようなネクストレベルのJホラー。
坂本礼さんが「優香がすげーよ、まっちゃん」って言ってたけど、ありゃ凄いってよりもヤバいってレベル。
ラストの展開も好き。ゾクゾクするね、ああいうの。映画でしか表現し得ない作品。「映画を見たなぁ」って気持ちで劇場を出れた。傑作。
■イメリンに行って「童貞」納品。しまださんと一緒に見て初めて冷静に鑑賞。ちゃんと青春映画してると思う。やり方は極端だけど。いよいよ明日から上映。他の監督のも楽しみ。未だ編集中のムラケンさんに「帰れ、帰れ」と言われ、とっとと帰宅。途中、久々に家系ラーメンが食べたくなり「七福神」へ。
アルゴくまがい
金曜日、松江さんの「童貞。」は何時からですかぁ?Aプロは見るつもりなんですが、Bプロ見るとポレポレに間に合わなくなるんで。その日、平沢さん劇場に来るとブログに書いてましたよー☆
matsue
あ、なら僕もポレポレ行きたい、なんて(笑)。Bプロは20時からです。はい、確かに間に合いませんね。別の日か最初に上映される僕のだけ見てポレポレにダッシュとか。けど、山下向井コンビの作品もかなり強烈です。ムラケンさんのはいつもの調子で多分、強烈だと思います。
アルゴくまがい
そうだよなー。ムラケンさんのまで含めて別日にまとめて観た方が良いよな~。ちなみにポレポレ向夏さんも来るよ=☆★
matsue
向夏さんもかー。なんだってこんなタイミングで!
■そろそろ調布映画祭の時期なのね、とshimizu4310さんのブログで気付く。
去年のリバイバルでは「looks,voices,identities...」「マリコ三十騎」「純情スケコマShe」あたりは普通にお薦め。「海辺の童話」が個人的には「赤塚不二夫の激情No.1」並の最強トラウマ映画で、Dプロの締めで童貞Kこと加賀賢三の「片腕ギター」を見ても記憶に残らないと思う。
http://www.chofu-culture-community.org/movie/0505main_sfilmserec.htm
かなり偏った映画観を持った一次審査員の熱意(時には悪意)あるプログラム。悪いこと、言わないから絶対に見た方がいい。
で、今年もいくぞ映画祭には。
http://www.chofu-culture-community.org/movie/0503_29index_sfilm.htm
「妻、遭難 監督:吉野和彦(ファンです)」、楽しみだなぁ。このタイトルの映画に「楽しみ」って表現は問題有りだけど。
■「ガンダーラ映画祭」のパンフ用のコメントを書く。加賀が送ってきた文章を読みながら。
彼のルサンチマンに満ちた文章を読み、あーぁ、ガンダーラってテーマだったら「カレーライスの女たち2」にすれば良かったかもと、軽く後悔。
極めてフツーで当たり前な話なのが凄い。出てるのメタリカなのに。こういう面白い作品とDVDで出会ってしまうと土下座して「劇場で見なくてすいませんでした」と。謝りたくなる。
■ハマジムから先週の金曜の「東スポ」が届く。「IDENTITY」の紹介で僕のインタビュー記事が載っていた。「セックスの気持ち良さに国籍は関係ない」と「東スポ」らしいコメントも。ははは。
■ブロードウェイを歩いてたら半ズボン、タンクトップ&サンダル姿の小学生男子を発見。やはりここには昭和が残っている。
テレビブロスのパーカー姿の堀北真希(何で白黒ページなんだ!)に悶絶し、「ドラマ」の「ケータイ刑事 THE MOVIE」のシナリオ&堀北真希商店街ダンススチールに目眩。
初日が「ミュンヘン 監督:スティーブン・スピルバーグ」と一緒か…と、悩みながら麻婆豆腐を食う。
■「童貞」編集。もう、切れないっす。31分半で勘弁して下さいな。しまださん!
■ユーロスペースにて「カミュなんて知らない 監督:柳町光男」。
おい、お前ら真面目に映画、作れよ。
なんで監督がクランクイン前に、スクリプターとチュッチュして、挿入して、しかもそれを律儀にも翌朝、スタッフに報告して、しかも前田愛にまで手を出してんだ。で、屋上から落下。ざまあみろ。ガメラに踏まれちまえ。画コンテ書け、演出プラン練ろ、現場に女を持ち出すな、アホ。と、僕は前田愛(堀北真希といい、こういう顔には問答無用で弱い)が絡んでくると冷静になれないのだが、とにかく映画制作描写が酷い。
僕には合コンにしか見えなかった、あんな撮影現場。スケコマシとヤリマンばっかだし。編集ソフトで10万必要とか、予算ないとか言っておきながら平気でカメラぶっ壊すし、女に金たかるし。バイク乗れば交通費浮くとか言ってるし、現場の空気とか一切考えないのね、「カントク」とか「助カントク」とかいっちょ前に呼び合ってる割には。
トモロヲもくだらない賭けしてないで、美術の仕事をしろ。博太郎、あんな講師クビだ。黒木メイサ視姦して酒飲んでて。で、撮影現場では「人物はセンターに、パンはゆっくり」程度のことしか言わないし。
僕が学生の頃、スタッフと「あーだ、こーだ」議論し、緊張のあまりゲロ吐いて、撮影中盤にスタッフ脱落、そのまま退学。プロデューサーにコーヒーぶっかけられてなんてことが、当然のごとくあったが(なぁ、mogi?)あれは何だったのだろうか?この映画と比べると。僕らがやったことも異常だが、映画作るってそういうもんじゃないの(違うか)?
にしても、この映画では「ごっこ」にしか見えない、映画ごっこ。生徒同士で「監督」とか「助監督」とか言い合ってるだけで。それに基本的に講師って存在を完全に尊敬扱いしちゃいかんだろ。完全引退したのならもとかく、現役じゃない監督なんて単なる無職のおっさんだ。少なくとも僕はそう、講師を見てきた(口には出さなかったけど、影で言い合ってた)。個人的には共犯関係を結ぶようなのが理想、と思うんだけどな。だからこそ逆に講師しながら現役やってる人は、現場にも連れてってくれたし、現場なんて段取りであり、助監督なんて土方であり、監督なんてまずは全否定されるものだってことを知った。そこからだろ、映画を作るってことは。けど、この映画に出てくる連中と来たらセックスセックスセックスしかなくて、誰も「タイクツな殺人者」と向き合ってるように見えない。だから前田愛が議論がないって怒るシーンが発狂したようにしか見えないんだ。
だが、映画を見ながら「あー、僕は映画学校にいたこういうちゃらちゃらした連中が嫌いで許せなくてドキュメンタリー選んだよな」と思い出した。そういう意味ではこの映画は、映像系学校に通っていた人間は過去の己と向き合えなくもない。けど、これを見て「あ、俺らと同じ」なんて思う人間とは一生友達になれないし、酒が入ってたら説教&喧嘩してると思う。
最近、合コンの魅力を知ったいまおかさんとか女池さんにはもちろん、ピンク系の監督、あとアルゴの細谷さんには見て欲しい。絶対、ブチ切れると思う。合コンと映画制作を一緒にやってるような連中には。
けど、何が一番許せないかって「キスしてみたかった」と「人を殺してみたかった」を同列に扱っていること(のように見えた)。参考にしたと思われる藤井誠二氏の著作にはかなり衝撃を受けたので、このまとめ方には違和感が残った。映画内で彼等が経験した程度のことが、あのラストの描写に繋がるなんてとても思えない。
あと雑誌の記事とかで柳町監督は早稲田のワークショップでの経験を元にしたって書いてあったけど、だとしたらそうとうヤバい。こんなに「先生、先生」と聞き分けのいい生徒や、こんなに緩い現場でまともな映画が撮れるとは思えないし、この現場が「ごっこ」でしかないことを自覚してなかったと思うと、ゾッとする。とっとと地獄のような現場で奴隷制度を味わった方が本人の為だ。
ま、1月という年の早い時期にこの作品が見れて、今年の日本映画の基準というものが決まった。勿論、悪い意味で。映画見ててここまで腹が立って来たのは「NANA」以来だな。オープニングの一生懸命な長回しとあのダサ過ぎる書体から嫌な予感はしたが、まさかここまでとは。
■加賀を呼び出して「童貞」最終確認。これで上映して良いか、を。いかんせん「松江さんを訴えたとしても、民事でなら勝てる」なんて言われたらね。けど「カミュ」を見た後だと、先日まで本気で憎んでいたこの男がかわいく見えた。彼の方がよっぽど自分自身と向き合ってるわ。かなり歪んでるけど。でも「カミュ」の人間たちにはないオリジナリティはある。
■「ZAZEN BOYS」の新譜を聞きながら揺れる。「カミュ」の連中なんかにゃあ、絶対作れない音楽。
atamaizer
やっぱりK氏って彼でしたか。写真でどうもみたことある顔だなぁと思った。知らない間に大人の階段上ってるなぁ。なんだか妙に嫉妬するよwww。
meike
「カミュ」、ニューヨークで見ました。36才になって40代を肌身に感じ、ニューヨークで思春期が終わったことを自然体で身に受け入れられたボクには、あまり琴線に触れることない映画でした。ただ、ラストカットには唸らされました。
matsue
映画見て腹立てるのとか去年で止めるつもりでしたが、無理みたいです。ガキっぽいからいいかげん成長しようと思うのですが。で、家に戻って「映画芸術」読んで冷静に会話し合う学生の記事読んで「ウキー!お前ら猿か!おっさんにこんな風に見られてるのに!」と一人で怒っちゃいました。一晩明けた今でも「カミュ」のイライラが止まりません。ウッキー!!
あと加賀に嫉妬するのは間違ってると思います。「童貞」見れば分かってもらえると思うのでよろしくです。
mogikazuki
ドキュメンタリーゼミは狂ってるよね。毎日毎日「お前の未来は
ホームレスだ。絶対に絶対に」って言われ続けるんだから。
訳ワカラン。特殊すぎ。
matsue
それはドキュメンタリーゼミというよりも山谷哲夫さんが特別だった気がするけど、その横で安岡さんがニヤニヤしてたのを思うとやっぱりあのゼミは訳ワカランと思う。
hagimika
『カミュ』やはり、まずいんですか?いや、実は私もなんだかどうなの?な感じしてましたもんで、つい書いちゃいました!
なぜなら、以前、美学校の夏期講習やらを受けた事があって
そこで知り合った青年が先日『カミュ』のチケ買わないですか?
と連絡があって、彼は柳町監督を崇拝してるとあって
『なんじゃ?』と思い、そういえば、その青年の自主映画を
観て『オギャー!ムリ!気持ち悪い。。。』とげんなりして
帰宅し、それから距離を置いてしまったんですが、久々の連絡が
『カミュ』で何か微妙な匂いを感じてしまいましたの。
美学校もヤバかった。。。間違えたと思いました。。。
やはり、インテリチックは肌に合いませんでしたわ。
ううう~ヒエヒエな思い出。失礼しました!
ガンダーラで笑って忘れます!
matsue
ま、映画学校ドキュメンタリーゼミ卒業生は童貞破壊ガンダーラ映画作ってニヤニヤしてますが。学校で映画を作るのって自己否定から始めないと大変だと思う。逆に勝手に作る自主映画は自己肯定から始めないと面白くないし。その逆な作品が多いんだよな、最近の自主映画って。
天パー、眼鏡、オタクでイラスト好きの妄想癖童貞と、Kそのまんまなので、冷静に見れない。という訳で今週末に上映される「童貞。をプロデュース」は実在するナポレオン・ダイナマイトと思って頂いて結構。
映画は面白かった。巧い山下敦弘って思った。けど、この映画、グッとくる描写の連続に僕にはコメディってよりもシリアスなメロドラマにしか見えなかった。だってあんなTシャツいくらでも着てたし、あのスーツが登場した時は「あ、懐かしい」ってドキッとしたから。
■昼飯に「そじ房」でとろろそば食べてイメリン事務所で他作品を視察。
「道」がどんなのかは未見だから分からないが、このバージョンは面白かったし、けっこう笑えた。けど、これ以上長いと危険かも。そんなに引っ張るネタじゃないし。「道」では多分、剛ちゃんの悪ふざけが長いんだろうな、とか思いながら鑑賞。
いずれにせよ、向井君と山下君を「沙羅双樹」の現場に呼んだかいはあった。
■自宅に戻って「童貞」の編集作業。「ガンダーラのBプロは濃いなぁ」と思いながら。
店内に靖国参拝は正しいとか、新しい歴史教科書を作る会の冊子があってちょっと残念な気分に。なんかいいなぁって思ってた女の子に家に行ったら「ゴーマニズム宣言」揃ってます、みたいな。で、なぜか「ビタースイート」のチラシも一緒にあった。「なんでやねん」と、関西人でもないのに一人ツッコミをしながらラーメン&餃子。
■深夜、Kに作品のご意見を伺う。
■写真は、ハメ撮りマスター(左)と日本のナポレオン・ダイナマイト(もちろん右)。けど、C松尾さんだって童貞喪失は22才。いつかは報われるのだ。
嗚呼、ショスタコビッチ三郎太に、とっくり兄弟。懐かしいなぁ。当時は井の頭公園ロケにいつかは遭遇したかった。ビデオオリジナルの「普通の人」とか大好きだった。あと、住田隆はかなりタイプ。
■昨日、自作「カレーライスの女たち」を再見したのと、「くるみのブログ」で作られていた森下くるみの野菜カレーがめちゃくちゃ美味そうだったので(さすがC松尾さん、カレーを作る過程の描写は全作品中でもかなり細かい)、今日の昼飯はカレーと決めていた。
手作りっぽいのがいいなぁ、と中野の「YAMIYAMI」でかぼちゃチーズカリー(女性に人気メニュー)。可愛らしい店員さんからカレーを頂き、一人黙々と食べる。…寂しくなんかないぞ。
■「童貞」の編集作業。うーん。このペースのままだと絶対に30分は超えてしまう。構成をもう一度考え直さないとまずいかも。けどねぇ、ハッキリ言ってねぇ、面白いよ。真剣な人間って凄いねぇ、笑えるねぇ、本人がマジなだけに。
負ける気がしないね、誰にも(断言)。
■休憩がてらにポレポレ東中野へ行って「かえるのうた」の音楽を担当しているビトさんのライブ。
元気、もらいましたわ。
最大のライバルいまおかさんに「編集どんな感じっすか?」と探りを入れるも「全然、進まねぇよ。20分ってチラシにあるけど尺、足りないかも」と強気な発言。さすがだ。
■びっくりラーメンで、とりあえずとんこつしょうゆとチャーハンを腹に入れる。
■自宅に戻って編集の続き。明日には全部つなげないと、間に合わない(予定)。ノーギャラなのに死にそうなペース。本日は14時間編集をし、力着きて終了。明日はC松尾さんがKに対してイライラし出す辺りからスタートの予定。その前に一回、尺調整をしてみよう。
■写真は、新年の抱負を述べる童貞K。23にもなって「え、生理ってどこから出るんですか?」とは、なかなか凄い。どうなってんだ、義務教育は。
■「童貞。をプロデュース」の参考にDVDで「くるみのブログ」。
可愛い子が自画撮りした素材ってどうしてこうも面白いんだろう。その人の目線が、世界が見えるからかな。またそれを魅力的に見せる編集にも惹かれる。(久々に見たけど)森下くるみファンとしては十分に楽しめる作品。ラストのダンスに感動していたら、案の定、C松尾監督から突っ込みが入り、驚いた。
けど、ベテランAV監督&女優の異種各道議選の相性は、ズレまくりで、逆にだからこそ森下くるみの個性がハッキリ出ていた。彼女を見ていて、こういうキャラクターの人が居続けられるAV業界って面白いな、と思った。
■Kから素材を預かり、武蔵大学へ。そこでメディア研究会「セルフドキュメンタリーの今を考える」の講演。
上映作品は「カレーライスの女たち」「2002年の夏休み ドキュメント沙羅双樹」「IDENTITY ダイジェスト」「グッバイメロディー」「花井さち子の華麗な生涯 予告編」「かえるのうた 予告編ロングバージョン」。
講演内容が「セルフドキュメンタリーの今を考え」てたのかは分からんが、4時間しゃべる。で、打ち上げは江古田の韓国料理。レバ刺しとかユッケとかカムジャタンとか。
■雨の中、チャリでポレポレ東中野へ向かって「かえるのうた」の初日の様子を見に行くと、満員補助席状態。よかったよかった。先週までいまおかさん「ダメだよ、客来ねぇよ」なんて言ってたけどね。
劇場では、でっかいマスクをしながらお客さんにサインをし、写真撮影に応じる平沢里菜子さんを素敵だなぁと思い、打ち上げでは皆で今日が誕生日の向夏さんをお祝いする。おめでとうございます。でもインタビューでスタッフのことを「あり得ない暮らし」とか言うのはどうかと思うと、お伝えておく。
http://www.otoshin.jp/topnews/20051125.html
ま、もう一人は「SMから獣姦までひととおり」って言ってるけど。
http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_01/g2006011302.html
うーん、いずれにしてもすげぇコンビ。そんな2人だから号泣させられちゃったのかしら。楽しい雰囲気だったけど、ガンダーラの編集素材を取り込まなきゃシャレにならないので、帰宅。それがなければいまおかさんと朝まで付き合ってたけど。
ともあれ、自分が感動した映画が大入りで、しかもお客さんが嬉しそうな顔して出てくるのを見れて良かった。
■写真は、パンフの付録DVDにかえるのイラストサインを入れるいまおか監督。そう、「かえるのうた」予告編のロングバージョンのDVDを作っちゃったのだ、アルゴの熊谷さんが。
これはネットや劇場で流れているのではなく、最初に完成したバージョンで、とある理由によりボツになったのだが、熊谷さん曰く「これは残しておきたかった」そうなので、急きょ制作。個人的には現在、劇場で流れているバージョンの方が好きだが、ま、あくまでもおまけちゅうことで、よかったら記念に買って下さいな。
mogikazuki
ガンダーラ凄いね。出来れば、全作品みたいです。
matsue
みんな、ノーギャラなのにね。いまおかさんなんて○0万もかけてイカ釣りに行ってるのにね。普段、商業作品を作っている人たちが自主的に撮った映像がどんなものなのか見てみてよ。ちなみに「後ろの正面だあれ?」は「真相」と共に絶対見なきゃダメ。いい仕事してるわ、shimizi4310さん。
■「童貞。をプロデュース」ついに最終ロケ。
ハマジムに集合し、カンパニー松尾さんの現場を取材。童貞Kが。どうなったのかは一週間後(!)の上映を待つべし。とりあえず計15時間分の素材とモザイクの箇所の多さを思うと愕然とする。
C松尾さん、浜田社長、Fカップ女優さん、本当にありがとうございました。これでKも男への一歩を歩めた…と思います。
■渋谷HMV(とラムタラ)でDVDを買いまくる。
こないだ園さんの家で見た「Directors Label 監督:マーク・ロマネック、ジョナサン・ステイサー、アントン・コービン、ステファン・セドゥナウィ」「キャット・ピープル 監督:ポール・シュレイダー」、「バス男 監督:ジャレッド・ヘス」「25年目のキス 監督:ラジャ・ゴスネル」「サイドウェイ 監督:アレクサンダー・ペイン」といった未見の作品と濃そうなドキュメント「メタリカ 真実の瞬間 監督:ジョー・バリンジャー&ブルース・シノフスキー」「リチャードを探して 監督:アル・パチーノ(フェイクの傑作)」「くるみのブログ 森下くるみ 監督:カンパニー松尾」。
それぞれ半額とか30パーセントオフだけど、計2万円ナリ。ひでぶ。
■アルゴに行って、イメリン事務所へ機材返却&「『後ろの正面だあれ?』の真相」を見て爆笑。そうそう、これよ、素の森さんは。僕らの知ってる(こっち側の)森達也がここにはいる。講演聞いて感激している学生とかおばちゃんこそ必見。幻滅したとしても知らんけど。
■で、秘密の企画を巡ってムラケンさんと「東京麺通団」で大討論。
■またもいまおかさんから「東中野の『呑兵衛』にいるよぉー」と電話があるが、さすがに今日は編集をやっておかないとまずいので、不参加とさせて頂く。すんまそん。
■写真は、昨日まで「早く人間になりたい!」と言っていたK。クランクアップ直後の晴れ晴れとした表情。何が起こったのかはまだ秘密だけど、役柄としては彼が孫悟空で、僕が三蔵法師。C松尾さんがお釈迦様。そんな感じ。
■昨日買った中古DVD「MOSSAN-01 監督:山本浩司」と「ゴーストハンターズ 監督:ジョン・カーペンター」を見て気合いを入れる。
■中野の「西郷亭」でヒレカツとかコロッケ弁当。追加のすいとんがグー。
■ラピュタ阿佐ヶ谷にて「玉割り人ゆき 西の廓夕月楼 監督:牧口雄二」。
■イメリンに行ってDVX-100を借りてなぜか「童貞」の撮影。Kの背後でしまだ&ムラケンさんが爆笑していた。こっちはマジなのに!
■「後ろの正面だあれ? 演出:森達也」を見ながら寝る。この程度でいいのよ、というしまだPからのメッセージを受けながら。
■写真は、いつの間にかイメリン公式サイト(http://www.imagerings.jp/)で発表していた「童貞。をプロデュース」のスチール。この男が童貞K。イメリン事務所に入った瞬間、新人スタッフHちゃんが爆笑。このスチールの印象が強かったらしい。他作品ではやはり「ダイオウイカ」のスチールが衝撃的。ダイオウイカってあんな釣り竿でもOKなの?
■素材の取込みをしながらこないだ「道楽」で買ったビデオを見る。
まずは「ほんとにあった!呪いのビデオ13 監督:坂本一雪」。
やっぱり相変わらず。映画でも舞台でもないビデオならではの演出がまだこのシリーズにはあるんだな。
「女犯」のようなサービス精神溢れる鬼畜系ではない、「ひとり暮らしの女たち」や「18歳」といったほのぼのとしたハメ撮りドキュメント系の山下作品。これは面白い。女の子たちとの微妙な距離感を微妙なまんま見せてくれる。いい意味で思い入れのない潔いテロップが逆に響く。
こういう演出、テレビとかでやったら面白そう。
■ハマジムで打ち合わせ後、イメリンでも打ち合わせ。なんだかんだと26時を過ぎた辺りでしまださんと新人スタッフさんとで、歌舞伎町まで向かってクッパとかチヂミを食べる。
27時半頃、突然、電話が鳴り東中野で飲んでいる女池さん、いまおかさん達から呼び出し。「呑兵衛」からも追い出され、杉崎美香嬢がニュースを読んでいる今現在(29時)も僕の家で自家製梅酒を飲んでいる。「西尾兄さん!西尾兄さん!ありがとう!!」とうるさい。
■写真は、まだ旅が終わらない人たち。コタツが似合うなぁ…。
え、本当に作っちゃうの、アレを?!
■量が多いだけが取り柄の新宿の「大勝軒」で、腹を膨れさせて新宿をプラプラ。
ビックカメラでDVD「ビヨンド the シー 監督:ケウ゛ィン・スペイシー」を2500円で買う。先日、早稲田松竹でやってた時に見逃して後悔したので。
■で、昨日買った「伊東怜としたい奴、この指とまれ! 監督:村岡哲也」を再見。単体女優が苦手なC松尾さんが新宿のレンタルルーム(僕も利用したことあるが、あの部屋は狭い)で説教をするも、なぜか彼女に感謝されるというシーンがある伊東怜引退作にして最高傑作。h.m.p.の村岡監督作品は好きで古都ひかるとの作品も良かった(彼女が「ネコふんじゃった」を歌うのとか)。
伊東怜、いいなぁ。彼女はセルに以降しないことで伝説になれた。
■なーんか旅帰りでかったるい、こういう日こそ編集作業。
■日々「ケータイ刑事 THE MOVIE 監督:佐々木浩久」の予告編を見ているが、最高すぎて脳ミソが溶けそうだ。
http://www.bs-i.co.jp/zenigatamovie/
ネタもスポンティニアスコンバッションだなんてとても素敵。もしかしたらもしかするんじゃないのか?と期待している。嗚呼、堀北真希のダンスが早く見てぇ。その前にDVDで復習だな。以前、「血を吸う宇宙 監督:佐々木浩久」の予告編を作ったことがあるが、同じ佐々木監督だったらコッチも作らせて欲しかった。うぐぐ…。
■昼11時に突然、京都にいるはずの女池さんから携帯に「あ、まっちゃん寝てたぁ?僕らさぁ、まだ飲んでるのよ。今から観覧車に乗らない?」と背後からは爆笑の声が聞こえる電話。
あまりのハイテンションっぷりに荒川良々が歌うグループ魂の「バカからの小包」って曲があったことを思い出す。
■24時間営業の立ち飲み屋で男女5人がバカ笑い。僕も追い付かねば、とビールを飲むが15時間も飲み続けてる人たちにかなうはずない。
で、予定通り梅田の名物観覧車に乗って、なぜか電車移動して難波でラーメン(台湾ラーメン「味仙」)食べて、タクシーで動物園前のスパワールドへ。坂本さんが溺れかけたり(湯槽に全身沈んだまま、浮かんで来ない人なんて初めて見た。しかも「やべー、夢見てたよ」なんて言うし。周囲のお客さんドン引き)と、大変だったりもしたが、それなりに満喫。
■ロビーで携帯握ったまま倒れる坂本さんを置いて、いまおかさんと一時別れ、僕は日本橋へ。買う気もなかったのに2時間後には両手に20本の中古VHSを持たされているのが「道楽」の恐い所。しょうがないじゃん、「テレクラキャノンボール カンパニー松尾」とか「PRAIVATE REC 監督:阿久津裕介」とか「女猫 岡田りな 監督:倉田大明(女性がインタビュアーで最後、岡田りなに『人生で辛かった思い出は?』と聞いて泣かせしてしまうのが印象的だった)」を見つけちゃったんだから。
■で、また十三へ移動し、最後の舞台挨拶を見て富岡さんに別れを告げ、鶴橋まで走る。
大阪の締めは「万正」の焼き肉。腹いっぱい。運転NGのいまおかさん以外、それぞれ寝交代しながら6時間で東京に戻る。
あー、楽しかった。
女池さん、いまおかさん、坂本さん、バックアップして下さった国映のお姉さんに大阪の素敵な面々&いつもお世話になってる富岡さん、本当にありがとうございました。
一生忘れない旅になりました。
■女池さん、いまおかさん、坂本さんと難波へ移動して「自由軒」のカレー。超満員の店内で「うめぇ、うめぇ」言いながら食べる。
■新世界まで歩いて、ピンク映画とかヤクザ映画とかの看板を見てたら当然のように映画が見たくなり、皆と別れて「バットマン・ビギンズ 監督:クリストファー・ノーラン」と「ファンタスティック・フォー 監督:ティム・ストーリー」(あとは「シンデレラマン 監督:ロン・ハワード」と3本立だったが、時間の都合で見れず)。
突然、隣に座ってきたじいちゃんに尻を触られる、という新世界な洗礼を浴びる。
映画は「バットマン」ちゅうよりも「ランボー」みたいな映画だった。バットモービルを「戦車?」なんて言わしてるし。バットマングッズも全然使われず、敵をぶん殴って吠えてばかりなのでどっちが悪人なのか分からん。つまらん映画だ。しかも途中から入場した為か、渡辺謙は見れず。
その点「ファンタスティック・フォー」は正しいアメコミ映画だった。演出が「ダークマン」の頃のサム・ライミっぽい。さすが山口(雄大)先輩が推してた映画。
にしてもこういう映画館って客の反応が正直だな。「バットマン~」は席立って歩き回る客ばっかだったのに、「ファンタスティック~」はウケる所ではウケるし、皆おとなしい。僕も尻を触られずに済んだ。
■日本橋で「ハードコアの夜 監督:ポール・シュレイダー」のDVDを買って十三に移動。
■劇場で舞台挨拶を見て梅田に移動して、合コン…というより宴会な飲み会。いくらなんでも総勢15人(多分、それ以上)は多過ぎ。途中、女池さんたちが「京都に行く」と言い出したが、僕は「絶対、50分も電車に乗ってる間に何やってんだ、と後悔する」と思い、このまま飲む。なんだかんだ人が増えたり、倒れたり、自爆したりと壮絶な夜だった。
■緑色の「ハルク」になって大暴れという夢を見て汗かきまくって、回復…したような気がする。
女池さん、いまおかさん、坂本さんと大阪ドライブ。
■新宿スバルビル前集合。さすがピンク&AV監督のドライブ。で、女池さんがいきなり一時間の遅刻。笑うしかない。
■焼津で降りて鉄火丼と中トロ寿司食べたり、高速が通行止めだったりと、いろいろあったが夕方5時には十三に到着。走行時間は8時間って所。いまおかさんが「まっちゃん、ここ、松尾さんが女と歩いてた通りだよ!(『豊田道倫映像集2』のこと)」と、何でも路地で興奮ぎみ。けど、その気持ちは僕も分かる。今でも通天閣を歩くと「阪本順治だぁ…」と呟いてしまうし(余談だが、そろそろ山本竜二が出る阪本映画が見たい)。
女池さんお勧めの「やまもと」って店でネギ焼き食べて、第七芸術劇場で、一同マイナスなコメントしか言わない舞台挨拶をして、反省会。この日は2軒ハシゴして締めは揚子江ラーメン。僕は明け方4時に東洋館ちゅうサウナ&カプセルホテルで撃沈。
■写真は、いまおかさんが興奮してた通り。「ROCK'N ROLL FUCKERS 監督:カンパニー松尾」ちゅうAVでも見れる。
micca
私の甥っ子は「ハルク」と申します。←「温久」と書きます。
zooshimi
ご無事に着いたのでありましょうか?
mochi-m
このメンツで、誰がハンドルを握るのかしら? 誰でも不安な感じ。乗りたくないね、こういうクルマは。自爆はしょうがないけど、他者は事故に巻き込まないように!
matsue
温久で、はるく…。多分、読めないっす。アン・リー監督のは結構好きです。人がぴょんぴょん飛ぶ映画が好きなのです。だから「グリーン・ディスティニー」も「ワン・チャイ」も「お笑いウルトラクイズ」も好きです。
mochi-m
そういえば十三には、「ルパン13世」ってピンサロがあったなぁ。いまもあるのかしら? 山本竜二は、どのへんから阪本映画に呼ばれなくなったんでしたかね。『王手』までは出ていたと思うけど。ところで、オレのミクシィ日記でビッグなニュースが発表されています。見てねー。
matsue
「ルパン13世」はありました。映画芸術ベストテンに関しては行きのドライブ中に盛り上がりましたな。http://6803.teacup.com/eigei6877/bbs
山本竜二は「トカレフ(阪本映画で一番好き)」には出てます。団地のおっさん役で新聞紙を回収しながらダジャレを言ってました。あの映画で唯一、笑えるシーンでした。
■風邪っぽいなぁ、明日から大阪なのに。鍋焼きうどん食べて、薬飲んで、栄養ドリンク。治れ、俺。
■編集作業。やるべきことを終えておく。
■中野の「喜神」がテレビのロケか何かでラーメン無料サービスをやっていたので、行く。食う。
■風邪か薬の効果で頭がぽーっとしているせいか、唐突にエロビデオが見たくなる。萩原舞の新作。AVデビューの頃はあまりのマグロっぷりに別の意味で衝撃を受けたが、近作でやっとエロさを発揮してきた、と思う。
■ガンダーナな編集をしていたら突然、カメラがぶっ壊れる。「完成させてたまるか」というKの呪いか?。
寒空の中、新宿のさくらやまでカブで走って修理に出すも「一か月かかります」と非情な答え。仕方ないのでもう一台のカメラで作業を進めることとする。
■夕飯は近所の中華屋でレバニラ定食。
■気合い入れる為にDVDで「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」。
■写真は、今日の応援団長。病気中の独り身に堀北嬢は効く。
■先日「スティーヴィー 監督:スティーウ゛・ジェイムス」を再見して以来、エンディングテーマを繰り返し聞いている。
曲はウィリー・ネルソンの「The Maker」。iTunesの便利さを痛感。それにしても「スティーヴィー」が劇場公開されるまで本当に長かったな。ハンバーガー食べてインポになったり、カメラの前で家族に文句垂れるだけのドキュメンタリーを見る度に「『スティーヴィー』をまた見たい」と思っていた。
個人的には全面的に支持したい作品。
■編集作業。
入れ替わりでいろんな人が参加。楽しいわ。19時スタートで26時終了まであっという間の5時間。締めはみんなで「桔梗」ラーメン。飲んだ後の方が美味しいね、ここは。
■急に濃いドキュメンタリーが見たくなり「パラダイス・オブ・トーキョー」。続けて「ゆきゆきて神軍」。…濃厚な4時間。
■朝、起きてテレビ点けたら着物姿の松田聖子が妙にユーロビートな曲に乗って空飛んで歌ってる映像が目に入る。「なんだ、この電波な映画?」と思ったら「千年の恋 ひかる源氏物語 監督:堀川とんこう」だった。その後は天海祐希がヤリまくってて、吉永小百合が真面目なナレーションで注釈を入れていた。こんなん見てても縁起が悪そうなので、うなぎを食べに行く。
■で、今年の初仕事は原稿書き。「ワンチャイ」の主題歌を何度もリプレイしながら。
http://www.coara.or.jp/~otsu/li-song.htm
■深夜「レオン 監督:リュック・ベッソン」がテレビでやってたので、ついつい鑑賞。
ラストのレオンの雄叫びの超ドアップや、チャップリンやマリリン・モンローのコスプレで映画をブチ壊しつつも、勢いだけはあった頃のリュック・ベッソン作品。劇場公開時、泣いて見た記憶があるが、なんでだろ?ナタリー・ポートマンの悪女っぷりに惚れたからか?
■同時刻に、堀北真希の「放課後」が再放送。
実は本放送の時も毎回見ていた。緩い恋愛を緩いまんま描いてるのがいかにも深夜的だったが、堀北目当てに鑑賞。全然、気付かなかったが、戸田恵梨香が出てて野ブタとまり子がすでに共演してたのね。
■写真は、本田隆一監督特集上映のチラシ。なぜかコメントを依頼された。詳細は以下。
■布団の中でダラダラしながらウンナンのネタ番組や「ゆきゆきて神軍」の予告編(あったのかよ!)を何度も見る。
■買いっぱなしで未見だったDVD「13F 監督:ジョセフ・ラズナック」を見る。
ローランド・エメリッヒにもSF魂があることを確認。「ダークシティ」程じゃないが、面白い。にしてもなぜ自我をテーマにした作品は30年代といったクラシックな世界が舞台になるのだろうか。現代との差を出す為というのも理由にあるだろうが、それだけじゃない気がする。
日本で作るとしたら50、60年代とかになるのかな。うーん、やはり「ALWAYS 三丁目の夕日」は映画的要素が大きく欠けている。
■布団に包まりながら「団地ともお」「テレキネシス」の最新刊と「ハッピーエンド」を読み、正月気分を味わう。
これも正月らしい映画ってことで。これと「ダンサー・イン・ザ・ダーク」とか「カタクリ家の幸福」を見た時はミュージカル映画ブームが来るかと思ったんだけどな。とにかくエロエロなニコール・キッドマンと狂ったカメラワーク&編集が最高な映画。
■今日はセブンイレブンで昼飯と、新大久保のオリーブビレッジでかつカレーを食べた時しか外出していないので、写真は一昨日のオモニ食堂でのしまださん。この後、肉も食べずに爆睡。
新年早々しまださん(と高崎に帰省中のムラケンさんを巻き込んで)とめでたい(?)激論。人生がかかってるだけに無視出来ない発言だったので。
一同、花園神社へ向かうがあまりの人だかりにとっとと退散し、オモニ食堂で焼き肉を食べる。腹いっぱい。
で、正月は毎年恒例の実家でのチェサがあるのだが、僕は大量に預かった「ガンダーラ映画祭」チラシを持って行くのはアレなので(重いし、万が一家族に見られた場合、あのデザインは通用しないだろうから)、自宅へ戻り風呂入って、一時間だけ寝てカブで向かう。
ビール飲んで、母親の韓国料理(キムチ以外)食べて、テレビの漫才見て、犬(シーズー2匹)と遊んで寝る。
■去年までと同じように吉祥寺近辺のブックオフや古本屋を走り周り、中古DVD「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明 監督:ツイ・ハーク(これ見て燃えない奴はアジア人じゃない)」「イグジステンス 監督:デビッド・クローネンバーグ(学生運動に興味がある人は見た方がいい)」「ボーン・スプレマシー 監督:ポール・グリーングラス(『ブラディサンデー』の監督の新作)」「地獄の逃避行 監督:テレンス・マリック」「ゆきゆきて神軍 監督:原一男(安くはなかったけど、新年に見たい映画)」と古本「ハッピーエンド 著:ジョージ朝倉」「機動旅団八福神 1、2巻 著:福島聡」「映画監督 深作欣二 著:深作欣二、山根貞男」を買う。
■吉祥寺東亜会館で「Mr.&Mrs.スミス 監督:ダグ・リーマン」。
正月っぽい映画ってことでこれを。けど、場内の効き過ぎる暖房と酒が残っているせいか、何度か気を失いかける。アンジェリーナ・ジョリーの下着や、アンジェリーナ・ジョリーの女王様姿や、アンジェリーナ・ジョリーの唇が映る度にハッと意識を戻すが、中盤までの展開が読め過ぎ。だって本気で殺し合う訳ないじゃん、この2人が。よって映画が盛り上がるのは2人が組織と対決し始める後半部分から。ここからスミス夫妻の会話もこれまでの関係が生かされてて、けっこう楽しく見れた。
■九州ラーメン「天文館(色付き餃子が懐かしい)」の跡地に新宿武蔵系の「虎洞」なるラーメン屋を発見。
味は「武蔵」をちょっと甘くしたスープにガリが刻んであって(これは注文時に有無を選べる)、美味しい。今年最初のラーメン、いい感じのスタート。
■iPodって面白いねぇ、シャッフルにするとスティングの次にARBが「スポットライトはー」って「魂こがして」を歌い出すし。けど、本気で好きなアルバムはCDウォークマンで聞こうと、実感。これはマイベストのカセットを勝手に流してくれる機械なんだな、と理解した。
■新年早々、相変わらずの日常。けど、こういうのが大事。映画、酒、DVDと漫画にブックオフ。いいスタートじゃないか!
■写真は、戌年ということで実家の犬(の1匹)を。名はマリ(君)と言う。彼は「あんにょんキムチ」にも登場し、妹の部屋を走り回っていた。もう今年で10年の付き合いになるが、相変わらず可愛いのぉ。
micca
あけましておめでとうございます。お正月から「ゆきゆきて」とは素敵★そして購入本。「ハッピーマニア」?それとも「ハッピーエンド」?気になります。いくえみ綾の「潔く柔く」�巻後半の話もいいです。
matsue
あ、間違えました。「ハッピーエンド」でした。こないだ読んだ「溺れるナイフ」ちゅう漫画が面白かったので、ブックオフ350円で購入しました。「平凡ポンチ」は前からちゃんと読んでます。ちなみに去年の正月に見た映画は「キッズリターン」でした。気合い入ります。
mochi-m
「ハッピーエンド」は映画化したいです。でも、●●さん(差しさわるかもしれないので仮名)が脚本化してるんだよね。その後、どうなったんだろう? ジョージからは、「カラオケバカ一代」の映画化権をもらっているんですけどね。監督は、誰がいいでしょうか。今年は、彼女を口説き落としたいです。(ずっと口説いてる)
zooshimi
あけましておめでとさん 今年も活躍期待してますよ 今度お母様のキムチ希望!持って来れないか!(笑)
matsue
先日、松尾さんにキムチを渡したら「めちゃくちゃ美味い。これが食べれないなんてお前はかわいそうな奴だなぁ」と言われました。実は通信販売もしてるのです。知りたい方はt-masue@sea.plala.or.jpまで連絡貰えればサイトのアドレスをお教えします。
あ、「ハッピーエンド」読みました。よかったですわ。切実っすね、皆。
mochi-m
「ハッピーエンド」は、もともと吉行由実監督でやりたかった原作です。ただし、考えていたのは『下妻物語』が登場する前で、いまとなっては映画で女同士の友情を描くのは二番煎じな気もしますね。『かえるのうた』はカブってないのかなぁ? 「カラオケバカ一代」も面白いですよ。オススメです。
micca
あ、そちらでしたか★ジョージは面白いですよね~!でも「平凡ポンチ」には途中からついていけなくなりました。。。「溺れるナイフ」は好きです。魚喃キリコはご存知ですか?あの人の作品も切なくてイイですよ~。
matsue
女性の家の本棚に魚喃キリコがあると、一瞬ギョっとしてしまう僕はダメダメですな(06年1月現在)。実は魚喃キリコ作品との最初の出会いが最悪だったので、トラウマがあるのです。作品というよりも読んでた人にですが。すいません。
僕のドキュメンタリーを見ると分かると思いますが、他人の本棚は面白いですね。以前、撮影で借金返したいという女性の家に行ったら、「忠臣蔵」のDVDと「AムWェイ(一部伏せ字)」の料理本が並んでて衝撃を受けました。いつかは本棚に「嫌韓流」と「さくらももこ」が並んでるなんて人に会いたいですね。
加賀のことをC松尾さんは「しゃべることがいちいち人をムカつかせる才能がある」と評しているように、彼とつき合うのは大変です。未だに「俺、どうしましょう」と一か月前と同じことしか言いません。以下のブログで優しい言葉をかけてくれているいまおかさんに習って僕も一言。「加賀がとっとと童貞を捨てて、僕に迷惑をかける回数が減りますように」
http://pink2000s.cocolog-nifty.com/meikemitsuru/2006/01/post_721c.html