東北の梅雨明け「特定できず」 気象庁が修正

東北の梅雨明け「特定できず」 気象庁が修正
ことしの梅雨の時期について気象庁が見直しを行った結果、東北では「梅雨明けを特定できなかった」と修正しました。東北で梅雨明けが特定できなかったのは8年前の平成21年以来です。
気象庁は、地域ごとに発表している梅雨入りと梅雨明けについて、毎年この時期、観測データを基に見直しを行っています。

その結果、東北の梅雨入りは6月21日ごろと発表していましたが、東北南部で統計開始以来最も遅い6月30日ごろに、東北北部で7月1日ごろに修正しました。一方、先月2日ごろと発表していた梅雨明けは、その後も雨や曇りのぐずついた天気が続き、「梅雨明けは特定できなかった」としました。

東北ではこの夏、オホーツク海高気圧から冷たく湿った空気が流れ込んでぐずついた天気が続き、仙台市では先月下旬にかけて、夏の時期としては観測史上最も長い36日連続で雨が降りました。東北で梅雨明けが特定できなかったのは、8年前の平成21年以来です。

このほかの地域では、梅雨入りを九州北部と四国、中国地方、近畿で当初の発表より2週間ほど遅い6月20日ごろに修正したほか、梅雨明けは関東甲信で発表より13日早い7月6日ごろに、九州北部と四国、中国地方、近畿で発表より6日から7日早い7月13日ごろに見直しました。

気象庁は「7月は太平洋高気圧の張り出しが強まり、関東甲信などは平年よりかなり早い梅雨明けとなった。一方、8月はオホーツク海高気圧が発生して、東北では不順な天候が続き梅雨明けの特定ができなかった」としています。
東北の梅雨明け「特定できず」 気象庁が修正

東北の梅雨明け「特定できず」 気象庁が修正

ことしの梅雨の時期について気象庁が見直しを行った結果、東北では「梅雨明けを特定できなかった」と修正しました。東北で梅雨明けが特定できなかったのは8年前の平成21年以来です。

気象庁は、地域ごとに発表している梅雨入りと梅雨明けについて、毎年この時期、観測データを基に見直しを行っています。

その結果、東北の梅雨入りは6月21日ごろと発表していましたが、東北南部で統計開始以来最も遅い6月30日ごろに、東北北部で7月1日ごろに修正しました。一方、先月2日ごろと発表していた梅雨明けは、その後も雨や曇りのぐずついた天気が続き、「梅雨明けは特定できなかった」としました。

東北ではこの夏、オホーツク海高気圧から冷たく湿った空気が流れ込んでぐずついた天気が続き、仙台市では先月下旬にかけて、夏の時期としては観測史上最も長い36日連続で雨が降りました。東北で梅雨明けが特定できなかったのは、8年前の平成21年以来です。

このほかの地域では、梅雨入りを九州北部と四国、中国地方、近畿で当初の発表より2週間ほど遅い6月20日ごろに修正したほか、梅雨明けは関東甲信で発表より13日早い7月6日ごろに、九州北部と四国、中国地方、近畿で発表より6日から7日早い7月13日ごろに見直しました。

気象庁は「7月は太平洋高気圧の張り出しが強まり、関東甲信などは平年よりかなり早い梅雨明けとなった。一方、8月はオホーツク海高気圧が発生して、東北では不順な天候が続き梅雨明けの特定ができなかった」としています。