日野皓正氏「帰れ!何だその顔!」中学生往復ビンタ報道に坂上忍が言及


これは・・・やっちまうよなぁ。
イキった中学生に本気で物を教えるのは非常に難しいと思う。
かつては武田鉄矢も山下真司も教え子を殴った(芝居だけど)。そういう時代じゃないのかねぇ。
賛同はしないが、同情はする。

しかし当の中学生も納得してるってのに、周りがやいやい言ってるのは不愉快。


やっと僕も「教育」をしなければならない自覚が出てきたし、もちろんそういう歳になった。これは義務だ。
それまでは後輩を教えているようで、なんだかハチャメチャやったなぁ。

母校の吹奏楽部にはOBとして結局15年近くちょっかいをかけ続けたが、その言動のすべてが正しかったとはとても言えない。
頭のおかしなことも随分やったと記憶している。

僕が最近「筋と道理」を盛んに強調するのは、その反省もあってのことだ。
キチガイが気分に任せて他人や世間に物申す権利はない。絶対ない。

僕も殴ったり蹴ったりは、ありましたよ?
でもほとんどが、所謂ツッコミで、本気で暴行を加えたことはない。
そういうのは効果がないと、どこかで思っていた。

僕は指揮者でもあったので、これはアカン、と思った時は合奏を中止し、「やってられっか!!」と激怒し、指揮棒をぶん投げて、表へ出た。
外のベンチでクールダウンして、10分くらい経って、部長が迎えに来る。
そういうのを度々やった。


暴力がいけないのは、(今の時代に限って言えば)、それは子供じみたアクションに見えるからだ。
大人が教育の場で子供の喧嘩のようなことをやってはいけない。
だから教育に暴力を持ち込むのはいけないのだ。


しかしまぁそれも以心伝心、本気の心が伝わればいいのであって、あんまり暴力そのものを個別に議論するのは、不毛なことだと思う。