英字新聞や英語の本が楽しく読めるようになりたいけど、リーディング力がない。
そんなあなたへ、今日は英語理解力を伸ばす練習法を紹介したいと思います。
英語の文章をスイスイ読める快感を味わう方法
1:自分の英語レベルに合った長文を用意
自分のレベルに合ったものを選ぶことが大事です。
簡単すぎては自分の力が伸びないし、難しすぎては嫌になってモチベーションが続きません。
理想は、ざっくり見て6〜8割理解できるもの。
若しくは自分が夢中になれるトピックなら4〜5割くらい理解できるものでも十分かもしれません。
選ぶ上でもうひとつ大事なことは、日本語で内容が確認できるもの。
例えばニュースの記事なら、日本語のニュースで同じ内容の記事が確認できるものを選んでください。
市販の長文読解用のテキストは全文訳だけでなく重要表現や単語の細かい意味も載っているのでおすすめです。
2:まずは英文を一通り読む
わからない単語があっても調べずに、まずは一通り読みます。
既に読んだ行を戻って読み返したり、日本語に訳したりなどせず、誰かが話しているのを聞いているような感覚でさくさく読みましょう。
「何の話をしているのかはわかるけど、詳細はわからない」そのような状態で十分です。
その「わからない」感覚を覚えておいてください。
スイスイ読めるようになった時、自分のビフォーアフターが感じられてより快感が味わえます!
3:日本語で全文の意味を確認
次に、対訳文を読みます。
同じニュースの日本語版やテキストの全文和訳などです。
しっかり詳細も読み込んでください。
4:もう一度英文を読む
日本語を読んで内容が頭に入っている状態で、もう一度英文を読んでみます。
早い人ならこの時点で「スイスイ読める」感覚になるでしょう。
もしまだひっかかる人は、ステップ5へ。
5:ひっかかる単語を調べる
「文の全体像はわかっているけど、わからない語句があってすいすい読めない」という人は、ここで初めて単語の意味を調べます。
初見の単語を調べるより何度か読んだこの状態で調べるほうが、意味が頭に残りやすいのです。
ここで調べた単語をメモしておいて、自分なりの単語帳を作るのもオススメです。
6:更にもう一度、英文全体を読む
ここまでくればもうすいすい読めるはずです。
もしまだ理解できない場合は、もう少し文の難易度を下げて挑戦してみます。
7:映画やドラマ、音楽でリスニング&英語理解力アップ
この方法は、リーディングだけでなく映画やドラマでも応用できます。
何度も見て内容がすっかり頭に入っているような大好きな映画やドラマはありませんか?
英語のキャプションを出しながら、英語の音声で見てみましょう。
「なるほど、これはこういう言い方をするんだ。」という表現がたくさん出てくるはずです。
わからなくなったらもう一度日本語字幕に切り替えてみたり、でてきた単語の意味を調べて、少しずつ理解を深めていきます。
慣れてきたら英語キャプションも外して、音声だけで見ます。
もし「何度も見たいと思うほどの映画もドラマもない」という方には、音楽で練習するという方法もあります。
好きな曲の歌詞の対訳を読んで意味を理解した上で歌を聴いたり歌ってみたりという方法です。
アクセントやリンキングといった、英語を話す上で大事な発音法のいい練習になります。
まとめ
英語の勉強していく上で、一旦意味がわかってしまうとそこでやめてしまったり次に進んだりしがちです。
でも、実は「同じ文章を繰り返し読む、聞く」というシンプルな事がとても大事なのです。
「おお、読める読める!」という快感を脳に体験させ、英語脳をつくっていきましょう。
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