同僚が退職するときには、ちょっとさびしい気もするし、次へのステップとして応援して送り出したいしなど、複雑な気持ちが入り混じってしまうもの。そんな同僚の有給の使い方についてどのように思いますか?全部使うことを進めるのか、それともある程度は残して最後まで通常通りに働いて欲しいのか、人によって考え方は異なるでしょう。
そこで、同僚が退職するときの有給の使い方についてどう思うかをアンケート調査してみました。
圧倒的に多かったのが全部使うべきという回答でした。有給消化は働く人の権利ですから、使うことに反対する人は少ないようです。
回答の多くは有給を使うことに賛成でした。実際に働いているあいだはなかなか使えなかった人も、退職を前にして引き継ぎも終わってしまえば使いやすくなります。積極的に使いきることを考えて、残っている有給から逆算して退職日を決めればよいと言う意見もありました。また、自分が退職する場合も使うので同僚にも使うように進めるという考えもあるようです。
次に多かったのが「適度に」の20人、「あまり使わないでほしい」は1人だけという結果になりました。
適度に使ってほしいと言う意見は、引き継ぎや周りへの迷惑を考えた配慮とのバランスのようです。ただ、折角持っている有給の権利を妨げるほどではないようですね。次の仕事に就いてしばらくは休めない可能性を考慮している意見もありました。お互いを配慮しながらの行動を期待する考えが多かったですね。一方、自分の仕事量が増えてしまうリスクを考える人もいることが分かりました。
有給は当然の権利だと考えている人が多いなかで、辞める人の穴埋めやしわ寄せを気にする人もいます。引き継ぎを行う時間をしっかりと取ったうえで、有給を消化するのがいいのではという考えが多いようですね。また、新しい仕事へ挑戦する同僚を応援する意味で、気持ちの切り変えの時期にしてほしいとの考えもありました。個人の考え方だから、好きにしてよいのではというように、進める訳でも判断するわけでもないという意見も見逃せません。退職のタイミングや引き継ぐ業務量が有給の消化に大きく関わってくるのかもしれませんね。