妊娠中の嫌なことと言ったら「悪阻(つわり)」と答える人が多いでしょう。
先日「第2子妊娠中のつわりが第1子の時よりもつらい理由」として、つわりの辛さをまとめたエントリーを書きましたが、私の妻は特に「キッチン」に立つことが出来ませんでした。
冷蔵庫を開けることすらできなかったので、妻のつわりが落ち着くまでの1か月間は私が料理を担当しました。
今回は、試行錯誤しながら私が作った「つわりで食欲のない妻が食べられた料理(食材)」をまとめたいと思います。
普段あまり料理をしないパパでも頑張れば作れる!つわりの奥さんのためのメニュー
私は比較的料理は得意な方だとは思いますが、会社員時代は作ってもせいぜい週に1~2回、週末のランチや簡単な一品料理程度の頻度でした。
しかし、妻がつわりで寝込んでしまい、私がほぼ全ての食事と1歳半の長男の離乳食づくりをしなければならなくなりました。
それからは、つわりで全く食欲のない妻に、その日食べられそうなものを聞き、献立を考えながらスーパーに通う毎日。
本当に素人料理ですが、僕のような普段あまり料理をしないパパでも作りやすくて、つわりのピークにあった妻が食べられたメニューをご紹介したいと思います。
悪阻で食欲のない妻が食べられたメニュー
たらこスパゲティ
(※写真は私が作ったたらこスパゲティではありません)
これは、長男のつわりの時も安定して食べられたメニューでした。
今回も変わらず、つわりのピークにあった妊娠9~11週の時も、比較的気持ち悪くならずに食べてくれました。
そしてこのたらこスパゲティーの嬉しいところは、フライパンを使わずに済むので、パパでも作るのがとても簡単という点です。
【材料】
- パスタ:2人前(300g位)
- たらこ:2腹
- バター:10g位
- 醤油 :少々
【手順】
- パスタをたっぷりのお湯でゆでる
- パスタをゆでている間に、ボウルにタラコの身を皮から外してほぐす
- バターと醤油をボウルに入れる
- パスタが茹で上がったら水を切って、タラコの入ったボウルにうつして混ぜる
以上!!
パスタの熱で、バターも溶け、タラコにも火が通るので簡単です!
塩分や味の調節も、バターとタラコとお醤油で十分なので、細かなアレンジは必要ありませんし、フライパンを使わないので洗い物も最小限で楽チンです。
ただ、バターを入れすぎると、悪阻中は油分が気持ち悪くさせてしまう可能性もあるので、量には注意が必要ですよ!
たらこスパゲティがなぜつわりの時に食べやすかったのかは不明ですが、第1子の時も第2子の時も、たらこスパゲティが食べられないときはありませんでした。
適度な塩分かな??
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ポテトサラダ
悪阻の時は、湯気が立つような温かいものはあまり食べたくないようでしたので、冷蔵庫においても日持ちがして、冷たくても美味しく食べられる「ポテトサラダ」を作ったところ好評でした。
食べづわりのように、空腹になると気持ち悪くなってしまうので、常に何か食べたくなっていた妻は、お腹がすいたら冷蔵庫を開けて作り置きしたポテトサラダをつまんでいました。
今回は、(極力簡略化するために)おイモ以外の具材は省いたレシピをご紹介します。
【材料】
- ジャガイモ:4つ
- バター :10g
- マヨネーズ:適量
【手順】
- ジャガイモを洗って、芽を取り除き、水から茹でる
- 竹串を刺してスッと通るまで茹でたらOK、皮をむく
- ボウルに皮をむいたジャガイモと、バター、マヨネーズを入れて潰すように混ぜる
以上!!
味を見ながらマヨネーズの量を調節してください。
つわりの奥さんが食べられそうな野菜を混ぜても良いですし、我が家のように上に小さなお子さんがいる場合は、離乳食にもできるので適宜塩分を調節してください。
湯豆腐
今回のつわりで最も作る頻度が多かったのが「湯豆腐」です。
つわり中の妻が安心して食べられたポイントは「味ぽん」で食べるという点でした。
味ぽんの酸味が、つわりで食欲のない妻でも食べたいと思えた数少ない味付けでなのでした。食べ過ぎて途中飽きてしまったようですが、それだけ他に食べられるものが無く、困った時の「湯豆腐様&味ぽん様」だったのです。
【材料】
- 豆腐:2丁(300g)
- 白菜
- 水菜
- もやし
【手順】
- 鍋に水を入れ、だし昆布を入れて火にかけ、沸騰する直前に昆布を取り除く
- 野菜を切って投入し、火が通るまで蓋をして煮立たせる
以上!!!
簡単な事この上ないですね!
材料も、えのき茸とかも試したのですが、つわりで食べられずNG。
つわり中の妻が安心して食べられた(味の薄めの食材)という事で、白菜、水菜、もやし、が活躍してくれました。
手軽な「湯豆腐」ですが、我が家では、1歳半の上の子の離乳食に流用しにくいという点が、息子の献立を別途考えることになりちょっと大変でした。
1歳8カ月になった今では、ちょっとだけタレを付けると豆腐をバクバク食べてくれるようになったので、ご家庭によっては湯豆腐も離乳食兼用で作れるかもしれません。
ちらし寿司
これは「少し冷めた酢飯なら食える」という妻の要望から、ちらし寿司の素を買って作った手抜き料理です。
炊き立ての白いご飯は、つわり中には食べられない人が多いですよね。
もはや料理とは言えませんが、ご飯を炊いてちらし寿司の素を混ぜることくらいは、ほとんどの人ができるはず!
【材料】
以上!!!!
つくり方はパッケージを見ましょう!笑
まとめ
つわりで苦しんでいる妻を少しでも楽にしてあげたいと料理に挑戦するパパさんも多いと思います。
私も凝った料理はあまり作れませんが、今回紹介したような簡単な料理でも、つわり中の奥さんが食べやすいものがあったりすると思います。
※およそ「料理」と呼べない様な代物ばかりですが…
上記のレシピや飲み物は、全て「我が家で妻が比較的気持ち悪くならなかったもの」というくくりでご紹介しているので、もちろん例外はあると思いますのでその点はご了承ください。
普段料理をしないパパでも簡単に作れて、つわりの最中でも気持ち悪くなりにくい料理レシピなどがもっとあればいいのになと思っています。
こんな簡単なまとめですが、少しでも同じ境遇の人の助けになれば幸いです。
世の中のパパさん、悪阻の時の料理はかなり大変なのです。
スーパーへの買い出し(妻はスーパーの臭いがダメでした)、冷蔵庫の臭い、水回りの汚れ、油の臭いに、食べた後の汚れた食器の後始末など、悪阻ちゅうの奥さんの体調を悪化させるものばかりなのです。
これだけ簡単な料理でも、妻は本当に喜んでくれました。
湯豆腐やちらし寿司の素を混ぜるくらいはできますよね♪
このブログに検索出来てくれた同じ境遇のパパさんは、きっと奥さんに少しでも休んでもらおうと考える優しいパパさんに違いありません。
是非、奥さんを少しでも楽にさせてあげてくださいね!
「つわり中の妻が飲めた飲み物」をまとめた記事もありますので良ければこちらもどうぞ↓↓
※それにしても妻が動けず、育児と家事と仕事を一手に引き受けてた時期にやっていた(簡易)料理たちなので、全て写真を撮っておらず無料素材の写真ばかりになってしまった^^;
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