本日は久々に中華スマホの実機レビュー。
今回紹介するのはこちら!!
Leagoo とは
このスマホを生産している「Leagoo」というメーカー。
2014年に設立されたばかりの新鋭企業。
所在地は中国のシリコンバレーとも呼ばれているおなじもの深セン市です。
近年までは4G未対応の超格安スマホを作っていたそうですが、時流なのか4G対応製品も生産しはじめ、その一角がこのT5という製品になるわけです。
スペック
● Display: 5.5 inch, 1920 x 1080 Pixel FHD IPS screen
● CPU: MTK6750T Octa Core 1.5GHz
● System: Android 7.0
● RAM + ROM: 4GB RAM + 64GB ROM
● Camera: 13.0MP front camera + 13.0MP + 5.0MP back camera
● Sensor: Ambient Light Sensor, E-Compass, Gravity Sensor, Proximity Sensor, Touch Sensor
● SIM Card: dual SIM dual standby. Nano + Nano SIM
● Feature: GPS
● Bluetooth: 4.0
● Network:
2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
3G: WCDMA 850/900/2100MHz
4G: FDD-LTE 800/850/900/1800/2100/2600MHz TDD-LTE B40
2年前にZenfone2が日本で発売された頃、RAMが4Gも積まれていたら「うわぁ!!!やばっ!!」なんて驚いたものですが、今やこの価格帯のスマホでも中華ならRAMが4Gはあたりまえ。
ストレージも余裕の64GBですから当面はSDカード不要で使えるかと思います。
SIMに関しても4G+4Gのデュアルシム&デュアルスタンバイ。 (2枚めはSDカードと排他)
開封&付属品
箱はとてもシンプル。
上蓋をあけると製品がいきなりお目見えするいまどき流行りの形状ですね。
そこから仕切り板を外すと付属品の箱が姿を現します。
左の大きな箱がケース&USBケーブル
右側にはヘッドホンと充電器
(充電器は日本のコンセント用ではないので、他スマホ用などを流用してください)
保護フィルムはあらかじめ貼ってありますし、TPUの透明ケースも付属するのでとりあえずは買ってすぐに運用可能。
TPUケースに関してはごくごく普通のものですが、フィルムに関してはちょっと指紋がつきやすい印象かな?
外観チェック
まずは左サイド。
こちらの面はSIM&SDスロットといういたってシンプルな作り。
右サイドも電源&ボリュームという普通の配置ですね。
そしてiPhoneでいうところのホームボタンあたりにあるのが指紋認証センサー。
応答速度も速く実用的です。
カメラはデュアルカメラ。
1300万画素と800万画素の構成です。
日本語表示も設定から選ぶだけで普通に表示されるのでいささか拍子抜け。
普通は部分的に日本語化なんてぇのがあたりまえで、半分は英語表記だったりするのですが、細部までほぼ完全に日本語化されているので、国内モデルと遜色ないレベルで使用可能です。
天気予報ウィジェットに思いっきり現在地が表示(もちろん日本語で)されているのでモザイクかけてます(笑)
唯一残念なのが、斜めから見た時に幾分黄色みが強くなってしまうこと。
上の画像に比べてGoogleの検索欄が幾分暖色系なのが写真でわかっていただけるでしょうか?
この程度の大きさなら気にならないのですが、白基調のWEBページなどだと結構黄色感が目立ちます。
なかなか斜めから見ることもないとは思いますが、この点は頭に入れておいた方が良いと思います。
ベンチマーク
ANTUTUベンチマークで計測。
4万は超えてますので実用上は不足なく使える性能ですね。
Zenfone3で6万程度。P9 liteが5万超えくらいなので、まぁ値段なりといったところ
カメラ
さぁ ついにお待ちかねのカメラ!!
はたしてデュアルカメラの実力は!!??
まずは「一眼モード」的な ボケが楽しめるモードで!!
あ・・・・・。
これ・・・写真撮る人ならわかると思うんだけど・・・・。
距離でぼかしてるんじゃなくて 単純に画面上の位置でぼかしてるだけのヤツだわ(汗
距離的にかわらない「BREW」の文字と「缶上部」でここまでボケに違いは出ないですからねぇ・・・。
カメラアプリでよくある「なんちゃってボケ」ですなこれは(笑)
ちなみにボケモードじゃない場合はこんな感じ。
ちょっと全体的に青っぽい寒色系&クッキリ感なし!って感じですね。
せっかくのデュアルカメラなんですが、その機能を活かした撮影モードも実装されていませんし・・・。
ハッキリ言って「デュアルカメラを目的に買ってもガッカリする」ことは否めません。
まとめ
ということで、デュアルカメラやSONY製のセンサーなどを売りにしている割には、ちょっとカメラ周りが残念な仕上がり。 液晶もSHARP製なんですが幾分視野角に問題あり?
って感じで ちょっと詰めが甘い端末という印象はあります。
ただ15000円という価格を考えれば 国内で売っている低解像度&低性能スマホとは月とスッポンな高性能なんで、アリなのかな?って感じですね。
ということで、総評としては
カメラ以外はアリ
以上 とまじぃでした♪