どうも、Naonosukeです。
今回は「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」のネタバレ感想を書いていきます。
「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」感想
面白いか、面白くなかったか・・・面白い!
この映画は色々致命的な問題を抱えているとは思う。それも後々書くとして、私の感想としてはとても面白い映画だと思った!
なんかね、言葉にしきれない魅力がこの映画には詰まってるのね。
何だろう、観たあとも心の高鳴りが止まらないっていうか。ストーリーとか意味わかんなかったのに。
ノスタルジーで切なくて
まずこの映画を観て感じたのは、夏の祭りのような気分の上がりとひと夏が終わっていくような何とも言えない切なさである。
なんだろうな、すごい言葉にするのが難しいんだけど胸がキューッと締め付けられるような、懐かしいようなそんな気持ちが芽生えました。
静かで落ち着いた舞台、村単位の小さなコミュニティ、自分たち以外誰も乗っていないような1両の列車、映るもの全てにノスタルジーを感じます。
終わってほしくない、できればずっと続いてほしいようなそんな空間に居たようでした。
茂下の町
本作で舞台になった「茂下」という町ですが、どうやらモデルになった町はあるものの実在はしないようです。
打ち上げ花火【映画】の舞台はどこ?千葉県飯岡町茂下(もしも)町は実在? | りおママのエンタメラボ より
とはいえ、あのきれいな海は実在するっぽいです。うわあああ!聖地巡礼したい!!!
打ち上げ花火下から見るかのロケ地は銚子市?ドラマと灯台が違う? | ドラマや映画、たまに俳優について書いてるサイト より
作中に登場した電車に乗りながら海沿いを走ってみたい。
最近アニメの中でキレイな景色を見たら、聖地に行きたくなる願望が半端ないよw
残念なところ
このようにすごく素敵な雰囲気とノスタルジーな気分に浸れる映画なのですが、肝心な部分が残念だったりします。
声優が残念すぎた
主人公の声優は俳優の菅田将暉ですが、なぜ声優をやらせた。
かなり残念な声になっています。なんか頭の弱い人みたいな話し方してる。
すごい良い雰囲気なのに菅田将暉演じる主人公が話したら一気に白ける。
もうこれは、なずなちゃんを見続けるVR作品にしたら良かったんじゃないか。
これさえ無ければこの作品は私の中でかなりの名作になっていた事間違いなしです。なぜまともな声優を起用しなかった。
ラストの展開
ラストはどうなったのかはっきり描写されてなかったね。
全く説明も無くあんな終わり方しかたら製作者たちは投げ出したのか?とか一瞬思ったけど、案外あれで良かったのかもしれません。
最後の最後に2人だけの世界で居続けたいという「もしも」を叶えた結果ああなったのかもしれません。どうなるかは視聴者のご想像におまかせしますってやつだね。
といった問題点がありましたが、私の中ではこのノスタルジーな雰囲気と後述する魅力のおかげで全く気になりませんでした。すげー面白い映画だわ。マジで。
なずなちゃん推しすぎる「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」
この映画のメインヒロインのなずなちゃんだけど、参ったことに私のフェチシズムを全部抑えてた。とにかく色っぽい。
制服にニーハイ、髪を上げて浴衣そこからみえる首筋、スク水、ミステリアスなところ、、、うん。俺あざといの好きなだけだったわ。
恋人にしてほしい服装、仕草、表情をまとめたような存在でした。(私は煩悩の塊です)
好みの問題ですが、なずなちゃんを気に入るかが、この作品の好き嫌いを分ける大きな要素だと思います。
まとめ
結局打ち上げ花火って丸かったのでしょうか、それとも平べったいのでしょうか?作中では語られませんでしたね。
まだ花火大会も少しはあるだろうから、好きな人と自分の目で確かめに行ってねという事で良いのでしょうか?
どこか切ない雰囲気となずなちゃんを楽しむ映画でした。多分どっちにもときめかなかった人はこの映画を微妙と思うのかもしれません。とにかく好き嫌い分かれそう。
私はもう一度観たいと思うくらい好きな映画でした。
「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」の感想でした。
ここまで読んでいただきありがとうございました!