チンギスハンです。2017年8月31日(木)記
米国株も堅調ですね。バフェット太郎氏の記事にもありましたが、債権、金、世界株式とすべてが堅調です。
やはり金余りの現在、株式市場だけからお金が逃げ出すのは不自然だと感じます。バリエーション的には多少高くても、そして債権や不動産とのキャッチボールを繰り返しながら上昇トレンドを維持するシナリオが一番確率が高いと思います。
資産バブルの軌道に入るということです。参加せずに高みの見物という選択肢もあります。私の場合に限ると、シニアなので海外資産を増やしてリスクを減らすという目的があります。そのためには多少のリスクは仕方ありません。
8月にかなりドル転したので、それをドルで持つか、株式で持つかの選択になります。50日線割れは、少しずつ拾っていってトレンドについていく方針です。
北が日本の上空(実際は宇宙空間だけどイメージとしては上空)を通るミサイルを発射しました。
インタビューでも「怖いですね」「何とかしてほしい」「何とかやめてほしい」などの予想通りのコメントが聞かれました。
北のミサイル問題は長引きそうです。このことが、日本にそして自分にどういう影響を与えるか考えてみました。
1 日本が北の核ミサイルの射程に入ったこと。
今までも、ロシア、中国の核ミサイルの射程にはあったわけですが、北朝鮮が加わりました。日本は世界でも有数に安全度が高い国の認識がありましたが、普通になりました。
2 高級不動産には影響が出るかもしれない。
世界の都市の中では安全で、暮らしやすいことで人気がある東京ですが、地震に加えてミサイルのリスクが意識されると、富裕層が高級物件の購入をためらうかもしれません。
3 国防費の負担が普通の国並みに必要になる。
日本の高度成長は、国防費の負担が少ないことが大きかったという面があります。しかし、今後は防衛の負担は普通の国と同じくらいには必要になり、アドバンテージが失われます。
4 自民・公明の政権が長期政権になる。
国防の必要性を説いてきた、自民党に先見の明があったことになります。(思惑はわかりませんが。自分は支持政党は特にありません。)
一方自衛隊は不要、争いは話し合いで解決と唱えてきたグループは信頼を失いました。現に、凶暴な国が、何の非もない日本を攻撃の標的にしてきたからです。
これに応戦する能力は要らないというのは現実的ではないので、Jアラートがなるたびに、現政権への支持率が増します。
長期政権のいいところは、政策がそのまま続くこと。したがって予想がつきやすいこと。反面、油断やおごり、腐敗が起こりやすくなります。
5 日本・韓国の株式は上値が限定されるかも知れない。
リスクに敏感な投資資金は、戦争や紛争を嫌います。不安定な状況が今後も続くことが予想される、東アジアの株式は選好されない可能性があります。インデックスの買いは入りますが。
以上です。今すぐ大きな脅威があるとは思いませんが、長らく日本は紛争とは無縁でしたので、いろんな面で今後影響が出てくると感じています。
皆様のよい投資を!
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