IT業界への転職を考えているけれど、転職エージェントは何十社もあってどれを選べば良いのかわからないと悩んでいませんか?
実はIT業界の転職エージェントと一括りにしてもその得意領域や対応内容には大きな違いがあり、「聞いたことあるところだし」「有名だから」といった理由だけで転職エージェントを選んではとても危険です。
また、ウェブ上で書かれている情報には、素人が書いた不正確・信頼性に欠ける情報が多く、広告費目当てで「大手だから安心」と安易な推薦を行っているサイトもしばしば見受けられます。その結果、「みんなが使っているから大丈夫だろう」と、吟味することなく転職エージェントに登録してしまってしまい、「自分に合った求人を見つけることができなかった」と困る人が後を絶えません。
そこでこの記事では、転職エージェント業を勤める筆者が、自身も転職によって年収を100万以上アップを成功させてきて学んだ、本当におすすめな転職エージェントやその使い方、選び方など、IT転職を成功させるノウハウを包み隠さずご紹介いたします。
全て読めば、あなたも今日から自分に本当にあった最適な転職エージェントがわかり、必ず転職を成功させることができるでしょう。
目次 [非表示]
- 1 IT転職エージェントの選び方
- 2 IT転職エージェントおすすめランキング
- 2.1 1位:ワークポート | IT業界に転職するなら登録必須
- 2.2 2位:リクルートエージェント | 求人数が圧倒的
- 2.3 3位:Geekly | WEB・ゲーム業界に強い
- 2.4 4位:レバテックキャリア | エンジニア転職を希望するなら
- 2.5 5位:DODA | サポートの徹底により絶大な支持を誇る
- 2.6 6位:JACリクルートメント | ハイキャリア案件をお探しなら
- 2.7 7位:type転職エージェント | 関東での転職を考えているのなら
- 2.8 8位:マイナビエージェント×IT | サポートの質は業界トップクラス
- 2.9 9位:パソナテック | 親身な相談が好評
- 2.10 10位:アデコ | 提案力の高さから希望通りの転職が可能
- 3 転職エージェントを最大限に使うための知識
- 4 まとめ
IT転職エージェントの選び方
IT業界は現在、企業が求人を出しても採用できない状態が続いているので、あまりにも需要が高く、売り手市場となっています。
しかし、IT業界はブラック企業になりがちなベンチャー企業が多く、良い求人を見つけないとブラック企業に転職してしまうような事態になるかもしれません。
そのためにはIT・WEBに強い転職エージェントを有効活用しない手はありません。
IT・WEBに強い転職エージェントは世の中にたくさんありますが、その中の職種によってさらに強い転職エージェントが変わってきます。
具体的には以下の表のようになっています。
| 求人数 | 営業・コンサル・マーケッター | エンジニア | クリエイター | |
| ◎ | ◎ | ◎ | △ | |
| ◎ | 〇 | ◎ | ◎ | |
| ◎ | ◎ | 〇 | △ | |
| レバテックキャリア | 〇 | ◎ | ◎ | △ |
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
IT転職エージェントおすすめランキング
ここまで、IT業界に強い転職エージェントの選び方をご紹介してきました。
その選び方を踏まえて、ここではIT業界に強い転職エージェントをランキング形式でご紹介いたします。
1位:ワークポート | IT業界に転職するなら登録必須
『ワークポート』は、ITやWEB職種での転職業界では最も好評の転職エージェントです。
IT・WEB業界の求人に限っては、『リクルートエージェント』や『DODA』といった超大手転職エージェント以上に案件の数も質も圧倒的に上です。
そのため、ITやWEB関連の企業に転職したいという方は登録必須の転職エージェントです。
簡単に登録できますし無料ですので、まずは相談だけでも『ワークポート』でしてみてはいかがでしょうか?
2位:リクルートエージェント | 求人数が圧倒的
『リクルートエージェント』は転職業界では、他の転職エージェントにはない、サービスの質の高さや圧倒的な求人数、その網羅性から、業界人の間では誰しもが認めるNo.1の転職エージェントです。
そのため、転職を希望している様々な業界、キャリアの人たちからも絶大な支持を得ており、ユーザー数は年間約41万人(2015年)にものぼると公表しています。
様々な口コミや評判からおすすめな転職エージェントのランキングの記事を作成し、その中でも1位となっています。
転職エージェントを利用するのであれば、まずは『リクルートエージェント』を使ってみてはいかがでしょうか?
3位:Geekly | WEB・ゲーム業界に強い
『Geekly』はIT・WEB・ゲーム業界に強い転職エージェントです。
特にITとゲーム業界に強く、業界特有の専門性が高く、キャリアコンサルタントがとても優秀で有名です。
リクルートが行っている『転職エージェントランキング』に「紹介求人案件満足度部門」と「カウンセリング・対応満足度部門」でどちらも1位を取っています。
そのため、IT・ゲーム業界に転職したい方は登録してみてください。
4位:レバテックキャリア | エンジニア転職を希望するなら
『レバテックキャリア』はIT系、特にエンジニア職に強い転職エージェントです。
他のIT系転職エージェントと比べてもIT・WEB系の知識はとても強く、専門性の高い知識なども教えてくれます。
また提案力がとても高いため、自分に合った求人案件を紹介してくれやすいです。
エンジニア職で転職する方は登録必須の転職エージェントです。
5位:DODA | サポートの徹底により絶大な支持を誇る
『DODA』は公開求人の数、非公開求人の数は、転職業界トップである『リクルートエージェント』に次ぐほど多かったり、サービスの質の高さから、転職業界ではNo.2の実績を誇る転職エージェントです。
『DODA』の大きな特徴は、エージェントサービスを利用しなくても公開求人に直接応募できることです。
そのため、キャリアコンサルタントへの気遣いなどをしなくても良いので、非常に気楽に利用できるサービスであると言えます。
様々な口コミや評判からおすすめな転職エージェントのランキングの記事を作成し、その中でも2位となっています。
転職エージェントを利用するのであれば、『DODA』を使ってみてはいかがでしょうか?
6位:JACリクルートメント | ハイキャリア案件をお探しなら
『JACリクルートメント』は、JACリクルートメントが運営している転職エージェントで、リクルートやインテリジェンスなどの人材派遣会社と違うところは、人材派遣一筋でビジネスモデルを確立しているということです。
他の日本の企業では、人材派遣以外にもさまざまなビジネスを行い収益をより大きくしていますが、『JACリクルートメント』では人材派遣を絞ることによって、一部のファンにより厚い信頼を得ています。
そのため、この転職エージェントのサービスに手を抜くことは即ち倒産ともなりうるので、いつでも本気のサービスを受けられることが特徴的です。
様々な口コミや評判からおすすめな転職エージェントのランキングの記事を作成し、その中でも3位となっています。
ハイキャリア層向けの求人案件が多いので、キャリアに自信のある方はぜひとも利用してみてください。
7位:type転職エージェント | 関東での転職を考えているのなら
『type転職エージェント』は、@typeという有名な転職サイトを運営している企業が行っているエージェントサービスです。
他の転職エージェントと比べて、とにかく紹介しまくるといったビジネスライクな対応ではなく、とにかく転職者に寄り添った転職をすることで有名です。
また、1994年から運営されているサービスなので、転職ノウハウも蓄積されているので最高の環境で転職することができます。
サービス重視の方は、ぜひとも登録してみてください。
8位:マイナビエージェント×IT | サポートの質は業界トップクラス
『マイナビエージェント×IT』は、マイナビが運営しているIT業界に特化した転職エージェントです。
もともとサポートに定評のあるマイナビが運営しているだけあって、ユーザーの満足度はとても高いため、利用する人が続出しています。
また、紹介してくれる求人案件がブラックなものが少なく、ホワイトなものが多いのでその面でも安心できる優良エージェントです。
ホワイトな求人を探している方はぜひとも利用してみてください。
9位:パソナテック | 親身な相談が好評
『パソナテック』は人材派遣業界でかなりの実績を誇っている『
パソナキャリア』のITに特化している転職エージェントです。
『パソナキャリア』がまだ転職業界に参入していなかった時期に、『
リクルートエージェント』や『DODA』が急激な成長を遂げていたころから転職業界に参入し始めています。
そのため、転職エージェントでは4つの大手(『リクルートエージェント』『DODA』『JACリクルートメント』『パソナキャリア』)の1つと言われています。
しかし、『リクルートエージェント』や『DODA』といった超大手転職エージェントと比べると、求人案件の量などでかなり差を感じます。
様々な口コミや評判からおすすめな転職エージェントのランキングの記事を作成し、『パソナキャリア』はその中でも4位となっています。
ぜひ、利用してみてください。
10位:アデコ | 提案力の高さから希望通りの転職が可能
『アデコ』は、人材派遣業界では世界でNo.1の実績を誇り、世界で60か国も拠点の持っている、日本の転職エージェント界では異色の転職エージェントです。
ここ最近、転職業界のマーケットが10年前と比較すると2倍以上に拡大しています。
そのため、最近では『アデコ』も転職業界に力を入れ始めており、かなり期待できる転職エージェントと言えます。
様々な口コミや評判からおすすめな転職エージェントのランキングの記事を作成し、その中でも5位となっています。
ぜひ、利用してみてください。
転職エージェントを最大限に使うための知識
せっかく転職エージェントを利用するのなら、最大限活用してあなたにとってプラスになるようにしたいですよね。
しかし、転職エージェントはあなた以外にも実に多くのユーザーを抱えており、転職に積極的でないと相手にされないこともあります。
転職エージェントはほとんど任せっきりのサービスではありますが、主体的に行動したり事前に活用する知識があるだけで、圧倒的に有利に転職を進められます。
そこで、ここでは転職エージェントをフル活用する方法をご紹介します。
ここを読めば、周りの転職希望者に圧倒的な差をつけられることをお約束いたします。
転職エージェントの流れ
まずは転職エージェントを利用した際の、大まかな流れを把握しておきましょう。
転職エージェントのサービスはどこのエージェントも大体以下のような流れになります。
- 登録後、キャリアコンサルタントからメールもしくは電話で面談の案内をされる。
- あなたのキャリアや、転職条件の希望などに関することをキャリアコンサルタントと面談。
- 求人紹介(非公開案件含む)や企業情報を紹介してもらう。
- 面接のテクニックや職務経歴書の添削など、内定をもらうための指導の実施。
- キャリアコンサルタントとの面談後、企業への応募、日程調整を行う。
- 内定獲得後、円満退職のアドバイスや入社日の調整をキャリアコンサルタントが行う。
このように、転職エージェントではほとんどの転職に関わる部分をキャリアコンサルタントが代行してくれます。
転職エージェントをやる気にさせる方法
転職エージェントも企業なので、利益を出すことに必死です。
先述した通り、転職エージェントはユーザーを転職に成功させて初めて利益を得ることになります。
つまり、あなたが本当に転職してくれそうであれば転職エージェントは必死であなたをサポートしてくれるようになります。
主に転職エージェントをやる気にさせる方法としては下記の4点がかなり有効です。
- 「良い求人があればすぐにでも転職を考えております。」と伝える
- 前の会社の退職理由を素直に話しすぎない
- 事前連絡なしに面談に遅刻しない
- 経歴などを詐称しない
転職エージェントも、すぐに高い年収の転職をしてくれるとなればあなたをより大切に丁寧にサポートしてくれるのは間違いありません。
そのため嘘でもこのように言っておけば、キャリアコンサルタントはあなたの転職を支援してくれる支えになります。
もし前の会社での退職理由が「つまらなかったから」「上司と喧嘩したから」などのような、あなたが簡単に会社を辞めてしまうような人材と判断してしまうと、以下の理由がありエージェントはあなたをサポートしてくれなくなるかもしれません。
- 転職先をすぐに退職してしまうと、エージェントは罰金を払わなくてはいけない
- 企業との仲が険悪になり、今後の取引に悪影響を及ぼす
時間にルーズだと思われてしまうと面接本番でも遅刻してしまう恐れがあるので、良い求人を紹介してくれなくなります。
人間的にも、遅刻するような人とはあまり関わりたくないですよね。
キャリアコンサルタントの間で、「前言ってた経歴と違う」なんて言葉が噂で流れます。
経歴を詐称してしまうと、何に対しても嘘をついてしまうのではないかと警戒して良い求人を紹介してくれなくなります。
転職エージェントを使う上で注意すること
転職エージェントを賢く使う上で、転職エージェントをやる気にさせる以外に以下に注意しておかなければなりません。
- 複数の転職エージェントに登録する
- キャリアコンサルタントは自分に合う人を探す
- 面談前から自分の経歴をエージェントに伝えておく
- 1案件1サイトを徹底する
1つの転職エージェントに頼ってしまうと1人のキャリアコンサルタントに頼ってしまうので、どうしても知識や案件が偏ってしまいます。
そのため、複数の転職エージェントを利用することで複数のキャリアコンサルタントから様々な案件を紹介してもらえ、客観的に良い案件を見つけることができ、より良い転職が出来ます。
弊社では、総合型転職エージェントを3~5社、特化型転職エージェントを1~2社登録することをおすすめしています。
転職エージェントを利用する際に最も重要なことは、キャリアコンサルタントとの相性です。
どんなに優秀なコンサルタントでも、あなたが嫌だと思ってしまったら疑いが止まらなくなってしまいます。
なので、合わないと感じたらすぐにでも担当のコンサルタントを変えてもらうようにしましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。
現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいコンサルタントの方と
一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
引用元:Career Theory
はじめての面談を行う際に、あなたの職歴等をそこで聞いても案件を紹介することは可能です。
しかし、面談の前の登録する段階で自分の経歴やスキルについて書いておけば、担当するコンサルタントも事前に案件を準備することができ、紹介するスピードも案件の数も圧倒的に良くなります。
・会社名、部署、役職:◯◯株式会社、経理部、係長
・業務内容:約10年間、一貫して経理を担当。直近3年間は係長として3名のマネジメントを経験。
・保有知識、スキル:連結決算、月次財務諸表作成、伝票処理(売掛金・買掛金・手形・請求)、予算・実績、決算処理およびデータ準備
・今後どういった仕事につきたいのか:現職では大きな組織におり、ジョブローテーションで営業・経理・人事と2〜3年毎に部署異動を繰り返しており、コアとなるスキルが身についていないと心配をしております。そのため、30歳という節目の時期に一度自身のキャリアを見直してみたいと考えた次第です。将来的には経営企画で、会社全体の舵取りをしていきたいと考えていますが、そのために現時点でどの様な方向性で進めばいいのか、ご相談させてください。
・希望勤務地:東京ならどこでも
・希望年収:現状600万円ですが、仕事内容に納得感があれば、550万円程度までの減少は構いません。
引用元:Career Theory
良くあることなのですが、複数の転職エージェントを利用していると、どうしても同じ企業に複数の転職エージェントから利用してしまうという、案件の被りが生じてくることがあります。
これは担当のコンサルタントに不快感を与えてしまい、破談となってしまったり最悪の場合はもう案件を紹介して盛らなくなることがあります。
そのため1案件1サイトを徹底できるように、しっかりと応募した案件を管理してください。
まとめ
いかがでしたか?
IT系転職エージェントを選ぶ際には、きちんと自分に合った総合型転職エージェントと、特化型転職エージェントを選ぶようにして下さい。
そのためまずは試してみることが重要で、そこで合わないと感じたのであれば次、といった感じに利用することをおすすめします。
転職活動をしている方、これからされる方の転職がうまくいくことを陰ながら祈っております。
あなたの評価を教えてください!