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富山出し平と宇奈月ダム あすから水80トン放流国土交通省と関西電力は九月一日から二日間、黒部市の黒部川上流の出し平ダムと宇奈月ダムから水八十トンを放流する。出し平ダムにたまった土砂に酸素を多く含む水を送り、ヘドロへの変質を防ぐ。土砂は排出せず、下流の水質への影響はないとしている。 両ダムでは七月一日、同時にゲートを開け、出し平ダムの土砂を流し出す「連携排砂」の準備を始めた。しかし、上流の工事現場の資機材が川に流出した影響で中止となり、土砂は残されたままとなっていた。 土砂の変質を防ぐ水の放流は二〇〇〇年以来、十七年ぶり。 (山本真士)
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