「コロンブス・デー」改め「先住民の日」に

アメリカ・ロサンゼルスの市議会は、15世紀にコロンブスがアメリカ大陸に到着したことを記念して祝日に制定されている「コロンブス・デー」の名称を「先住民の日」に変更することを決めました。コロンブスについてはアメリカの先住民の土地を奪い残虐な行動を繰り返したとして、アメリカ各地でその評価を見直す動きが広がっています。
アメリカではイタリアの航海者コロンブスが1492年にアメリカに到着したことを記念し、10月の第2月曜日を「コロンブス・デー」として祝日に定めています。

これについてロサンゼルスの市議会で30日、「コロンブス・デー」を「先住民の日」に変更する議案が賛成多数で可決されました。
議案を提出した議員は名称変更の理由について「コロンブスの遺産は暴力や残虐さ、苦難、文化の破壊だ」などとしています。

コロンブスをめぐってはアメリカ大陸に到着したあと先住民の土地を奪い残虐な行動を繰り返したとして、その評価を見直す動きが広がっていて、今月に入りテキサス州やニューヨーク州でコロンブスの銅像にペンキがかけられるなどの被害が確認されています。

アメリカではまた南北戦争当時の南軍の将校の銅像について人種差別の象徴として撤去する動きが広がっていて、撤去に賛成する人たちと、反対している白人至上主義を掲げるグループとの間で各地で衝突が起き、歴史上の人物の評価の見直しをめぐってアメリカ社会が揺れています。

「コロンブス・デー」改め「先住民の日」に

アメリカ・ロサンゼルスの市議会は、15世紀にコロンブスがアメリカ大陸に到着したことを記念して祝日に制定されている「コロンブス・デー」の名称を「先住民の日」に変更することを決めました。コロンブスについてはアメリカの先住民の土地を奪い残虐な行動を繰り返したとして、アメリカ各地でその評価を見直す動きが広がっています。

アメリカではイタリアの航海者コロンブスが1492年にアメリカに到着したことを記念し、10月の第2月曜日を「コロンブス・デー」として祝日に定めています。

これについてロサンゼルスの市議会で30日、「コロンブス・デー」を「先住民の日」に変更する議案が賛成多数で可決されました。
議案を提出した議員は名称変更の理由について「コロンブスの遺産は暴力や残虐さ、苦難、文化の破壊だ」などとしています。

コロンブスをめぐってはアメリカ大陸に到着したあと先住民の土地を奪い残虐な行動を繰り返したとして、その評価を見直す動きが広がっていて、今月に入りテキサス州やニューヨーク州でコロンブスの銅像にペンキがかけられるなどの被害が確認されています。

アメリカではまた南北戦争当時の南軍の将校の銅像について人種差別の象徴として撤去する動きが広がっていて、撤去に賛成する人たちと、反対している白人至上主義を掲げるグループとの間で各地で衝突が起き、歴史上の人物の評価の見直しをめぐってアメリカ社会が揺れています。