スキマ時間に活躍する、スマートフォンの音声入力
加藤貞顕(以下、加藤) 『MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣』、本当に密度の濃い内容ですよね。
シバタナオキ(以下、シバタ) ありがとうございます。
加藤 もともとnoteでの連載をまとめたものなわけですが、原稿作成には音声入力を活用していたんですよね。
シバタ はい。スマホで音声入力ができるようになって、ぼくの人生の生産性は、少なく見積もっても2倍ぐらいになったと思います。
加藤 原稿の執筆だけでなく、それ以外にも音声入力を使ってるんですか?
シバタ はい。全体的に使ってますね。音声入力なら、チャットの返事も、社内メールの返事も、1~2分の空き時間にちょっとスマホに話すだけで簡単にできる。
加藤 たしかに、ちょっとした返事でも、パソコンを開いて、ネットについないで、キーボードで打ち込むとなると手間ですよね。
シバタ はい。クライアント相手の場合は間違いがあると大変ですので、PCからお返事していますが、社内の人や出版社の人とのやりとりなんかは、ほとんど音声入力にしていますね。多少間違えてても意味がわかればいいじゃないですか。
加藤 なるほど。
シバタ おかげでスキマ時間にダーッと仕事が進むようになったんですよ。
加藤 noteを書く前から音声入力を使っていたんですね。
シバタ noteを書くときは、内容を理解するために決算書を読み上げて、それをその場で音声入力して、週末にそのメモをもとにパソコンを使って綺麗にまとめ直すというやり方をしています。
加藤 音声入力は、考えを整理しながら言葉にするのにも役立つわけですね。シバタさんは前からぼくに「音声入力すごいよ」と言ってくださってたんですけど、最初はあんまり信じられなくて……。
シバタ (笑)。
加藤 だって、昔の音声入力の精度って、本当にひどかったじゃないですか。でも半信半疑で最近やってみたら本当にすごくて。ぼくも自分のnoteを書くときはまず音声入力を使うようになりました。
シバタ 一度便利さがわかったら、当然そうなりますよね。
加藤 抜群にラクですね。ぼくは毎週水曜日に「コンテンツ会議」というnoteを書いているんですが、水曜の朝ベッドの中で目覚めたときは憂鬱なんですよ(笑)。でも枕元のスマホにしゃべりだすと、なんとかまとまる。それで朝ごはん食べてからパソコンで清書して、投稿してます。
シバタ わかりますわかります。
加藤 僕もシバタさんもキーボードで文字打つのも遅いわけじゃないと思いますけど、それでも確実に効率が上がりますよね。
シバタ パソコンの前にいなくても仕事ができる、というのがすごく自由ですよね。スターバックスでコーヒー待ってる時間にメールが返せる。アメリカだと、マイクのついているヘッドホンをつけていれば、外で一人でしゃべっていてもあまり変には思われませんし。忙しい方にはぜひ試してほしい。
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