部下のミスは上司の責任 管理能力と指導力

今日、私のチームメンバーが大きなミスをしました。
チームだけではなく部全体にも影響するミスです。幸いお客様へお詫びとお願いをしてなんとか収まったのですが、やはりミスはミス。どうして引き起こってしまったのかを正す必要があります。

ミスは人間だれもがします。完璧ではないです。ただ、起きないように努力することは必要であると同時に、同じミスを繰り返さないように振り返り、反省することが大切です。
上司はそのように部下を指導して導いてあげることと、その一切の責任を負うことが義務としてあります。

まずは時系列で問題を整理することからはじめて、どの時点でどの対処をしていれば防げたかを分析することからはじめました。
不可抗力的な部分が多かったのですが、やはりちょっとした気構えがあれば防げた転換地点があります。そこにきづくための経験値はまだ若手ではないので、先輩である上司が教えてあげることです。

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私の経験からすれば、今回のことは防ぐことができた事例でした。
部下に考えさせることも必要で、すぐに答えをださずにまずは考えさせることも大切。これがのちの経験となり、若手は育っていきます。

人を指導することは難しく、時には反発をかうこともありますが、会社という組織の中で仕事をまわしていくためには上司と部下の関係は主従関係であるべきです。その代わり、上司は部下のいっさいの責任を負います。その信頼関係で上司と部下は成り立つと考えます。

そこで問題になってくるのが、上司の管理能力と指導力です。やはり指導すべき人間が管理能力を持ち合わせていない限り、何度でも同じミスは起こり、違う問題も多発してしまいます。部下だけではなく、上司もミスから学ぶことが必要です。
どうして防いであげることができなかったのか。それを今度は上司自ら考え、またその上の上司から指導を受けるべきです。

今回の部下のミスは私の管理能力が低かったことと、部下への適切な指導ができなかったから引き起こしたとも言えます。
ミスから共に学び、良い経験とすることでさらに上司と部下の信頼関係は強くなります。今回ミスが起きてしまったことは結果なので、次同じことがないようにすることが今後の二人での課題です。

今日は二人でよく話し合うことができました。終わった時はなぜかすがすがしい気持ちに。二人で笑って一緒に会社をあとにすることができました。

決して今回のことはマイナスではなく、むしろプラスであったと考えることができ、また一歩チーム力はアップしたと私自身思えた日でもありました。