西方見聞録 -パリレポート-

2017年現在、パリ・エッフェル塔近くのアパルトマンに住んでます。パリ・フランスを中心に、イギリス、ドイツ、イタリア、スペインも巡りながら、”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

NEW !
テーマ:
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フランスの香辛料は
とんでもなく種類が多い!
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パリのお土産を買う場所として
非常に使えるのが
・ギャラリーラファイエット(食品館)
・ボンマルシェ(食品館)
このふたつ。

ただ、
ギャラリーラファイエットは
中国人が異様に多く、
時々そこがパリであることを
忘れてしまうほど占拠されるので

落ち着いて買い物をしたい、という方は、
下の"ボンマルシェ"がオススメです。
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ボンマルシェの食品館

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清潔でオシャレな店内! 日本人の方を結構見かけます

広いフロアにフランスのオシャレな
食品がずらーーーっと並んでいますが、

個人的に興味を抱いたのが、
香辛料などを売っているコーナー。
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香辛料。かなりの種類を展開しています

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球体の入れ物がおしゃれです(^^)

こんな種類の香辛料、
フランス人って使い分けられるの?

と、不思議に思いますが、
その辺のスーパーでも
これぐらいの種類を売ってるので
一般的なのでしょう。

そして、塩のコーナーを見ていると、
見つけたのが「黒ごまわさび」塩。
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この入れ物もいい感じです(^^)

塩だけでも、
かなりの種類があります。

こちらはマスタードのコーナー。
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ひゃーーー、マスタードだけでこんなに!!

マスタードって、
ホットドッグ食べる時以外
あんまり使わないよなーぶー
と、日本人のわたしは思ってしまいますが、

フランス人に聞くと
あらゆるものに合わせて食べる、
とのことです。

日本で言えば、醤油やわさび、
和からしのような存在でしょうか。
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こんなものもありました! 〈Japan Moutarde〉。〈日本マスタード〉。わさび&黒ごま&醤油の風味とのこと。。どんなマスタード😅

いろんな種類があるので
せっかくなので試してみたい!
と、小さい詰め合わせを購入。
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4種類のマスタード!

その味は、
後半でレポートします!

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フランスで見かける
"コンフィ"とは?
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そのマスタードコーナーの
隣にあるのが、
コンフィのコーナー。
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コンフィだけで、こんなに!!!

"コンフィ"と聞くと、
【鴨のコンフィ】を思い浮かべる方も
多いかもしれませんが、
それはコンフィの一種で
つまりは
【漬けられた鴨】というもの。

"コンフィ"という言葉は
〈漬ける・保存する〉という
confireからきていて、
つまり〈漬けた、〜漬〉という意味。

要するに、
〈フランス風漬物、保存食〉なわけです。

ただ "漬物" と言っても、
色々な漬け方があり、
脂で漬けるものもあれば、
砂糖などで漬ける場合もあり、

果物を漬けたものは
主に〈コンフィチュール〉と呼ばれます。
これはつまりは、〈ジャム〉です。

ここのコーナーには
〈コンフィチュール(ジャム)〉以外の
主に野菜などで漬けた
〈コンフィ〉が展開されています。
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こちらも、5種類の詰め合わせのものを試しに購入!

これらのコンフィは
ブリニにフォアグラやサーモンなどをのせて
一緒に食べると美味しい、

と店員さんにアドバイスされたので
同時にブリニとフォアグラも購入。
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フォアグラ〜。日本ではあまり食べませんが、フランスでは定番食です

早速、テイスティングしてみることに!

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たくさん種類があるコンフィ、マスタード。
その味の違いは?
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今回は、
日本からパリに遊びに来ている
奥さんの友だちNっちとSおりちゃん
パリ最後の夜、ということで

何かフランスっぽいものを
振る舞いたい!
ということで、

以上のものを用意したわけです。

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ブリニやタラマ(タラの卵をペースト状にしたもの)、サーモンも購入

早速家の夕食で
ブリニにのせて実食!

とその前に、
コンフィやマスタードを全て開けて
テイスティングしてみます。

NっちもSおりちゃんも
こんな種類の
コンフィやマスタードを前にしたのは
初めて。

スプーンでちょこっとずつ取って
テイスティングすると、、

あーー、、😲

なるほど、😲

んーー、、😕

コンフィに関しては、
甘いものが多く、ほぼジャム、、、

マスタードに関しては、、
んーーー、、
これは何に合わせるべきか、、、

ちょっと乗せて
食べてみますが、、
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サーモン × フォアグラ × スノキとリンゴのコンフィ

んー、、
どーでしょう、、チュー

別のパターンで、
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フォアグラ × いくら × 山椒ブラックチェリーのコンフィ

おー
美味しい。これは合うかも。

しかし、ミックスすると
それ自体の味がよく分からないので、
翌日改めて、単体で味を比べてみました。
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とりあえず、皿に出してみました。それぞれ見た目はこんな感じです

まずコンフィからいきます。
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5種類のコンフィ、味比べ!

まずは、
「LE CONFIT DE CERISE NOIRE AU POIVRE DE SICHUAN」
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山椒風味のブラックチェリー コンフィ

これは、
ブラックチェリーのソースですね。
少し甘さが抑えられていて、
ほんのりピリリが最後に感じられます。

フォアグラのテリーヌと
一緒に添えられてきそうな印象です。

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次に、
「LE CONFIT D'OIGNON」
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玉ねぎのコンフィ

こちらは極めてシンプルな
玉ねぎのコンフィです。

玉ねぎの甘さがありますが、
馴染みのある味なので
どんな料理にも添えるソースとして
使えそうです。

肉料理などとの相性が
抜群だと思います!!

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3つ目は、
「LE CONFIT DE BETTERAVE ET OINON」
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ビート(甜菜)と玉ねぎのコンフィ

こちらは、玉ねぎがゴロッと
していますが、
ちょっと甘くて酸っぱさもある
何とも言えない味です。

チーズなどと
意外にマッチするかもしれません。

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4つ目は
「LE CONFIT D'AIRELLE ET POMME」
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スノキとりんごのコンフィ

スノキの実はブルーベリーに似ているので
ほぼ、ブルーベリー×りんごの
ジャムですね。

ただ、原材料を見ると
ワインやレモン果実なども入っていて
味は単純なジャムより複雑。

これも肉料理などの皿の淵に
ソースとして添えられていても
良さそうな印象です。

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最後に
「LE CONFI DE FIGUE AU THYM」
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イチジクとタイム(タチジャコウソウ)のコンフィ

これは
イチジクのジャムですね。
しかも、ちょーー美味しい!!!ラブラブ

パンに塗って食べても最高でしょうし、
チーズにもかなり合いそうです。

これはかなりオススメです!!

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そして、
ここからはマスタードの
味比べ。

まず、
「Moutarde à la crème de cassis」
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カシスクリームのマスタード

やさし目のマスタードに
カシス風味が加わったテイストです。

フルーティーで、
黄色いツブツブのマスタードは
辛いから苦手! という人でも
食べられそうです(^^)

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次は、
「Moutarde aux herbes de Provence」
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プロバンスハーブのマスタード

なるほど、確かに
ハーブがめっちや練りこまれてます。

口にすると、
まず、がっつりマスタードの
辛さがあり、
何となーくハーブの風味がします。

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3つ目は
「Moutarde à l'ancienne」
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伝統的なマスタード

こちらは言うまでもありません。
ザ・マスタードです。

ツブツブが効いてて、
ソーセージが欲しくなります。

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最後は
「Moutarde au miel」
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はちみつマスタード

読んだ字のまま、
はちみつが入ったマスタードです。

かなり辛さが消されていて
結構甘めなので、
マスタードが苦手な人でも
食べられるかも、です。


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と、以上でテイスティング
終了です。

今回のテイスティングして
分かったのは、

なるほど、
フランス料理がソースの料理と
言われる意味が
何となく分かった気がしました!

これらのコンフィ・マスタードを
うまく使って料理に盛り込めたら
それはそれは複雑で
美味しい味を作れるだろうな、
そう感じます。

以上、日本人には馴染みの薄い
コンフィ、マスタードの味比べでした!
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