まずウィスキーゼリーを生成します!
スタッドメランジュというゲル化剤
アルコールと反応して瞬間的にゼリー化してしまうゲル化剤です。
これを使ってウィスキーゼリーなるものを作ります。
そしてシュークリームにトッピングして食べると
如何なるスィーツが誕生するのか!?実験、実食してみました。
これです。
対アルコール専用ゲル化剤「スタッドメランジュ」
ニッカ ウイスキーのゼリーを生成します。
本来、ゼリー生成は温めたり冷やしたりと手間がかかりますが
スタッドメランジュを使えば、アルコールと混ぜるだけでゼリーが生成できます。
スタッドメランジュとウィスキーを合わせる。
ウィスキーはアルコール度数の高いものを使用しました。
度数が高いものほどゼリー化の反応が良くなる特性があります。
ウィスキーゼリー完成
スプーンで混ぜ合わせるとゼリー化が、すぐ始まります。
冷えたウィスキーを使うと、よりゼリーの硬化度が増す特性かと思います。
これ単体でスプーンで食べても、いけるんじゃねって感じですw
ウィスキーゼリーをトッピングするシュークリームには
エスト・ローヤルの「シュー・ア・ラ・クレーム」を買ってきました。
このシュークリームのカスタードのコクは凄いです。練り上げ感が溜まりません!
1個190円の割りには、とてもクオリティー高いです。
自転車でガタゴトと運搬して来たので、中で転げ回ってますw
ぶっかけます!!
ウィスキーが冷えてなかったのでゼリーというより、蜂蜜に近い粘り気で、完全なゼリーとはいきませんでしたが、それでもかなりの粘り気です。冷蔵庫で冷やすと短時間で完全なゼリーに出来ますが、ただしあまりプリっプリのゼリーより粘り気のある蜂蜜ぐらいの感覚の方が、シュークーリームのトッピングに馴染むと思われます。
爆誕!!新感覚スイーツ!
バニラビーンズの香りとウィスキーの相性に驚愕!
完全に新感覚のスィーツですよこれ、すげーもん作っちゃったよ!どうしよう!
練り上げられバニラビーンズのカスタードクリームとウィスキーゼリーが混ざり合うと、それぞれの風味がびっくりするほど際立ちます。
ふわっとウィスキーゼリーの風味が口の中に広がったかと思うと、その刹那
このコク!バニラビーンズだ!
えっ何これ!?シュークリームのクリームって、こんなにコクがあったけ!?
アルコールに乗って、ほわ~んほわ~んって広がる新感覚のカスタードクリーム感
もしかしてウィスキーによってバニラビーンズの解像度が上がったの!?
と思わせる実験、実食結果となりました。
一般的にはブランデーをスィーツに用いたりしますが
ウィスキーとバニラビーンズのカスタード、この相性が実にいいって事が解りました。
いかにも大人のための大人の風味へとカスタードクリームが変化しました。
このゼリー化でウィスキーが、とてもまろやかで
舌の上でクリームと一緒に転がす味わいが
うん!うん!こ、これは!う~んう~んっと唸る美味さでした。
唸る美味しさ!不思議な新感覚です。
明らかに2つが調和してる唸るベストマッチ感でした。
このゼリー化がミソと思われます。
例えば2つ液体どうしだと、液体は完全に混ざって1つになってしまいますが
ゼリー化することで、この完全に混ざってしまう、もしくは浸透することを抑制でき
口の中で始めて混ざり合うその瞬間というものが狙える効果があるかと
つまり食べるまでは、混ざってほしくないのです。
時間の経過により風味が壊れる組み合わせもあるでしょうし
やはり口の中に入って混ざり、発揮される風味があると思われます。
大発見!かなりイケますよコレ!
マジで凄いスイーツを爆誕させてしまいました。
名づけて
「シューウィスキーバニラビーマー」爆誕!
なんかもう僕は、新作スイーツを爆誕させてしまったパテシエ気分です。
やったわ!